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スコールの夜

野良猫は二度死ぬ。そして三度蘇る(意味深)


あの変態ロリコン作家が新年早々書くまえにBANされてしまい、新しく書き直したゾンビ小説、始まるよ〜

南方の島特有のスコールが降り注ぐ中、兵士達は泥水を跳ねながら暗闇を駆け巡る


「第三分隊前へぇ!」


「兵器廠から、ありったけの弾薬と武器を持ってこい!」


「ここ最終抵抗線とする!職員にも銃の所持を許可!急げ!」

鹵獲兵器のトンプソンを持った軍曹が雨に負けないほどの怒鳴り声を上げる


「第七試験機関銃中隊、第四十工兵小隊到着しました!」


「急げ!重機関銃が無くてはあの数は倒せん!」


「敵先頭集団距離百に接近!」


「撃ち方よぉーい!工兵隊は封鎖作業を続行!かかれ!」


「敵先頭集団、八十に接近!」


「今だ!撃てぇ!」

およそ30名程の兵員が手にした九十九式歩兵銃や百式機関短銃が暗闇の中で、無数の星のように発砲炎を煌めかせた


飛翔した銃弾は迫り来る敵の胴体に突き刺さり、身体を揺らすが、地に倒れはしない


「銃弾が効きません!」


「貴様!本分を果たしているのか⁉︎頭を狙え!」


「無茶だぜ……」

端の小銃兵のぼやきは幸いなことにスコールがかき消してくれた

今は夜中で雨に加え、兵士の中に宿る恐怖心。これが彼らの照準を鈍らせ、必中の弾丸を外す要因になっていた


「これは、マズイな……」

誰かがそう呟いたが、降りしきる雨と不死身の兵隊の呻き声にかき消された

続きはその内、いつも通り、不定期だ

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