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正義と魔法の在り処  作者: 水城
第一章 五番目の  七月十五日
4/15

研究者塩山

 という訳で二十分後、音無と赤井沢は二人揃って自宅を出た。しかし、当然だが着替えなど所持していない音無の適当なジャージ姿そのままなのはいただけないという赤井沢の意見で、最初に服を少し買っておくという予定で落ち着いた。

 何だかしばらく滞在みたいな流れになっているのだが、しかしそれで良いのだろうか。

 そう思いながら音無は横目で、隣を歩く赤井沢を見る。来ていたパジャマらしき衣類ではなく、下は簡易なジャージに上はシャツのみという格好だ。夏だから暑いのは分かるのだが、それでももう少し上に何かを着てほしいというのが音無の心中での叫びだったのだが、そんなものがテレパシーにように繋がる訳もなく、少しだけ刺激が強そうな格好のまま赤井沢は外出してしまった。しかしこの格好を見るに、あまり世間体というものを気にしないような性格なのだろうか。自分から外食を提案したところを見ると、あまり金欠という訳でもなさそうだが。

(まあ、俺の服は少し上等なジャージで良いか……)

 迷惑を掛けられない、というのは音無にとって、お世話になる際の常套句とかそういうものではなく、心からの感情だ。こういった迷惑を掛けられないという感情を心から抱いている人間というのも珍しいのだが、その珍しい部類に入るのが明らかに異常な精神をした音無だというのが笑えない。

 すると不意に、横を歩いていた赤井沢が声を掛けてきた。

「着るならどんな服が良い? それともあんまり拘んないタイプかな?」

「……まあ、ジャージなら何でも良いんですけど…………そうですね、メッシュの長袖があるならそれが良いです。日焼けとかすると皮が酷いことになるんで」

「酷いこと……捲れたり?」

「いえ、抉れます」

「抉れるの!?」

「冗談ですよ」

 音無が瞬時にそう返すと、少し意外そうな表情で赤井沢はその場に停止した。それに気付かず少しだけ先に進んでしまった音無は、数歩後に赤井沢の停止に気付いたようで、振り返りこう尋ねる。

「……どうしたんですか?」

「いや、あー。……キミ、冗談とか言う人なんだ…………なんだ、全然親しみやすそう」

「はい?」

 後半が小声で聞き取れない音無は聞き返したが、すぐに赤井沢はこちらへ歩いてきて、

「な、なんでもない。ほら、早く行こう。もうすぐ閉店時間だからね」

「八時前が閉店時間ですか……」

「しゃーないでしょ、個人経営の店なんだから」

 そう言うと、今までより少しだけ歩調を速めて二人は歩道を歩く。すっかり黒く染まった夜の住宅街は、近くの無人駅へ向かう人以外は誰もいない。

 そんな中をしばらく無言で歩くこと五分、彼女の言う「個人経営の店」に辿り着いた。

「…………えっと、」

「ん? 早く入ろうよ」

 そう言って赤井沢が「個人経営の店」に入ろうとするも、音無はその場を動かなかった。

 いや、絶句して動けなかった、というのが正しい表現だろう。

 外装がまず、どう見ても服を売る店のそれではない。今時らしからぬ錆びついた立て看板には「塩山研究所」の文字があり、更に言えば窓ガラスが所々だがヒビが入っている。屋根から突き出た煙突らしきものも相まって、ここだけ昭和へタイムスリップしたような印象を受けた。映画のセットにさえ見えてきたほどだ。

 それを平然と「個人経営の店」として入ろうとする赤井沢は、少しだけ音無に視線を投げ、彼の視線を追い――ようやく、音無が立ち止まっている原因が分かったようだ。

「あ、ああ、これね。見た目は確かにボロッちいけど、中はちゃんとしてるから」

 だから入れ、と言われても入る気にならないほど不衛生な外装に、音無が拒絶反応さえ起こしかけたその時だった。

 その怪しげな建物の中から、恐らく何かが起爆するかのような音が鳴り響く。爆音とまではいかないが、それでも音無を驚かせるには十分な音だったようで、思わず音無は耳を塞いだ。

「……な、なんですか、今の」

「多分だけど……昭和の漫画みたいなことじゃないかな」

「昭和の漫画……?」

 言葉の意図が理解できずにいると、唐突に目の前の建物の窓ガラスが開いた。

 いや、開いたといよりも――窓全てが横へスライドした。

(え……あれ?)

 完全に窓周辺の壁も一緒にスライドしたそれは、まるでヒビの入った窓ガラス自体がスライドドアの模様であったかのような印象を受ける。

 そして、そのスライドドアの先から姿を現したのは――――、

「ぐぼはぁっ!! ……じ、死ぬ…………」

 涙目で咳き込む、白衣姿の中年オヤジだった。

 しばらく音無が呆気に取られていると、隣に立つ赤井沢が額に手を当て溜息を一つ。

「何やってんですか……塩山さん」

 赤井沢が敬語を使ったその中年は、赤井沢の声を聞くや否やこちらを向いて、

「…………赤井沢さんかい」

「残念そうな顔ですね」

「いや、君もついに彼氏が出来たのかと――」「ふんっ!!」

 鞭のように撓った赤井沢の脚が、塩山さんとやらの脇腹にクリーンヒットする。それは見ている音無ですら痛そうな音を立てて、塩山さんは再び悶絶を始めた。しかも悶絶して転がる際に脛を地面に打ちつけたらしく、地獄の最下層にいるような表情をしながら塩山さんは転がりまくっている。このシュールな光景を生み出した当の赤井沢は知らぬ存ぜぬを貫き通しているようだが、音無としては流石に見ていられない。

 転がる中年に駆け寄ると手を差し伸べる。そんな音無を見て、塩山さんはひどく感心したような顔を浮かべた。

「だ、大丈夫ですか? えっと……塩山さん」

「あ、ああ、ありがとう。赤井沢さんの彼氏さん――じゃないですねはい」

 恐らくは駆け寄った音無の背後にいる赤井沢を見ての、後半の言葉の訂正だろうが……赤井沢がどんな顔を浮かべているのか、振り返って確認するほどチャレンジャーではない。

 ようやく痛みが引いて来たのか、塩山さんは脇腹を撫でながら――それでも音無の体を借りてだが――立ち上がると、赤井沢に対して苦笑を浮かべた。

「いや、赤井沢さん。すまなかったね、君に恋愛関連の話題は禁句だったのをすっかり忘れてたよ」

「……いえ、私もすいませんでした。死んでませんか?」

「いや、死んでないけどね……ああ、ありがとう。もう放してくれて大丈夫だよ」

 塩山さんは音無にそう告げると、自分から強引に音無から離れた。まるで拒絶反応のような印象を受けたが、他人の体に触れられないような潔癖症なのだろうか。

 そんな疑問を浮かべた音無を余所に、塩山さんは音無の方へ改めて向きなおすと、白衣の襟を直しながらこう名乗った。

「はじめまして。僕は塩山修しおやま しゅうと言う。一応赤井沢さんの……ええと、専属の医者だからね」

「先生、私の素性は割れてます。遠慮なしの説明で良いですよ」

 と、横からの赤井沢からの言葉により、一瞬だけ驚いたように目を見開いた塩山だったが……すぐに元の表情に戻ると、改めて口を開く。

「それじゃあ、彼女の魔法少女デバイス調整を行っている塩山、という紹介の方が良いか」

 こう、あまり科学チックなことを想像せずに、ファンシーな空想ばかり広がる魔法少女という単語の中で、「調整」という言葉が出てくるのが驚きだった。それを音無の絶句とも取れる沈黙から読み取ったのか、塩山は続ける。

「あはは、魔法なら調整なんていらない、って思ったかな?」

「は、はい。正直……本で見るようなものを想像していたので」

「それが普通の反応……でもないか。普通ならまず、僕が本当に調整する技術があるのかとかを、赤井沢さんに聞くのが普通だしね。それで、君の名前は?」

「あ、音無隆盛と言います……」

 すると、その名前を聞いた塩山は少し難しい顔をして、

「リュウセイ……というのは、流れ星と書くのかな?」

「いえ、ええと……」

 ここで、自分の名前をどのように説明すべきか迷ってしまった。いや、分からなくなってしまった。何せ、友達がいなければ自分の名前の書きを聞かれる機会もほとんどない。親戚のほとんどは「流星」と覚えているし、面倒だからそれで良いとも思っていたのだが、こういった裏の世界のような場所に繋がっている人達には、下手に嘘を吐くと危険だろう。

 数秒唸って、ようやく数年前に誰かに言った「一発で覚える紹介方法」を思い出した。

「西郷隆盛のタカモリで、リュウセイと読みます」

「ははあ、タカモリでリュウセイ……珍しい名前だね。それで、赤井沢さん。この子は新しい新人さんか何かかい?」

 そう問われた赤井沢は、僅かに目を伏せる。

 そのまま続けた。

「いや、ただの一般人……なはずだったんですけど。私の依頼標的の彼氏で、」

「強制彼氏です」

「はいはい。……強制彼氏で、それを狙い撃ちしてたところを一緒にナインのヤツに見られたんです。要は、私のとばっちりです」

 そこまできっぱりと言えるのは、それほど己に対する叱咤が強いのか、それともただ無責任なだけなのかは分からない。ただ、それを聞いた塩山の反応は決して芳しいものではなかった。

「君にしては珍しいようなミスじゃないか、赤井沢さん。一般人を巻き込むようなことなんて……あれ、じゃあなんだ。隆盛君は、自分の彼女が殺されるところを間近で見たの?」

 そこで自分に問われたと判断した音無は、当たり前のように返答した。

「え、ああ、はい。そうです、見ました」

「見ましたって……え、じゃあ赤井沢さん。今日はこの子のセラピーでもしに来たの?」

「セラピーなんてしませんよ。ただ、音無君が打たれ強いだけです」

 打たれ強いの次元は遥かに超えているそれに対し、しかし塩山は特に口を挟まない。

「じゃあ今日は何をしに来たんだい? あ、兼業の方か」

「はい。ということで塩山さん、」

 そこで赤井沢は、ようやくここへ来た理由を塩山に対して明示する。

「音無君の服、貰っていきますね」

 

 そんな盗賊のような宣言と共に赤井沢は「塩山研究所」の中へとずかずか入っていき、その背中を音無は呆然と見送っていた。正直なところサイズさえ合っていればなんでも良いので、あの不衛生な建築物に入りたくはなかった。たとえ中がどのような状態でも、その印象は変わらない。

「あーあー……。赤井沢さんはいつも強引だなあ」

 そう言いながら頬をポリポリと掻く中年を横目で見ると、音無は少しだけ考えた末、塩山と話をして赤井沢の強奪作戦終了を待つことにした。

 塩山の方へ顔だけ向くと、取り敢えず現状で一番気になることを質問する。

「あの、塩山さん。今更ですけど、ここに服ってあるんですか?」

「あれ、赤井沢さんから聞いてない? 肝心なことを……。いやね、流石にこの古びた研究所でデバイスの調整してるだけじゃあ、生計が立てられないんだよ」

「それで、兼業で服を?」

「服というか、雑貨? 物品流通の兼業もあるから、欠陥品を少し頂いてね」

「……服も欠陥品だけですか」

 そうなると、自分は縫い目がずれている服などを着て外食をする羽目になる。それだけは勘弁してほしいものだと思いかけたところで、塩山は訂正を加えた。

「いやいや、欠陥品を直して販売してるんだ。中にはオリジナル機能とか付けててね」

「オリジナル機能……想像しにくいですね」

「破裂するキーホルダーとか危険品もあるけど、販売してるのはアイデア商品みたいなのだよ。空き缶の外装した閃光弾とか、電波受信して映像写すサングラスとか」

「小学生探偵みたいですね」

 思わず青い腕に白い手で出すひみつ道具を思い出してしまうような紹介だったが、だからといって笑い飛ばせるようなものではない。閃光弾をわざわざ空き缶の外装で販売するということは、あまり公に出来ない商売なのは即座に分かる……というか、明らかに犯罪行為ではないだろうか。しかも市販している可能性もあるので、この塩山という男は依頼で人殺しをする赤井沢のデバイスを調節する人材だと、何となく確信してしまった。

 そんなことを考えていると、今度は塩山から音無に対しある質問をぶつけてくる。

「その様子だと、魔法少女についても詳しく説明は受けてないね?」

「あ、はい。この後の夕飯で詳しく話すような素振りでしたけど……」

「まあ丁度良いや。僕が説明してあげるよ、魔法少女について」

 どういった意図があっての行動かは分からないが、現状の音無にとって魔法少女についての説明は必要最低限で求めたいものだった。やってくれるというのに断ることもない。

「はあ。ありがとうございます。それで、どのような存在なんですか?」

「存在というか、定義だね。まずは前提からして、魔法少女を同じ人間だと考えない方が良い。戦争で使う武装や兵器、それと同じラインの存在として認識するんだ」

「兵器……ですか」

 何となく人権侵害な気もしたが、赤井沢の仕事内容を思い出しそんな考えは引っ込んだ。

「しかも戦略兵器。いや、もう絶対兵器と言い換えても良いかもしれない。彼女らは何の代償も無く全てを砕く光線を発射し、何の代償も無く大地ではない空中を浮遊する。それに、魔法少女の装甲に対して通常兵器は無意味だ。同じ魔法少女の光線でさえ、その装甲を貫くことはできない。そういう、反則的な強さを持つ存在なんだよ」

「…………なんか、凄いっていうのは分かりました」

 その返答を聞くと、塩山は満足したかのように笑みを浮かべる。

「そう。それに、魔法少女デバイスを所持する人間は皆、素の身体能力でさえ超人的だ。君は珍しく巻き込まれて生存しているようだけど、一応の忠告はするよ。彼女を人間と思って、必要以上に近づきすぎない方が良い。そうすれば、助かったその命は即座に消える」

「…………」

 即座に消える、という表現が堪えたのかどうかは分からないが、音無はその場で沈黙した。それを見た塩山は笑みを苦笑に変えながら、

「ごめんごめん、脅したい訳じゃないんだ。魔法少女の依頼に巻き込まれて生きてるなんて本当に珍しいからさ、死なせたくないんだよ。……ええと、じゃあ説明を続けようか」

「……はい。お願いします」

「魔法少女デバイスっていうのは、まずそう何個もない。全部で九個、試作型を含めても十個。それしかデバイスの数はないし、その数の人数しか魔法少女にはなれないんだ。君と一緒にいる赤井沢さんはその五番目で、デバイス名はそのまま『ファイブ』らしい」

(……らしい?)

 今までの会話やその職業からして、魔法少女デバイスはてっきりこの塩山が開発したものだと思ったのだが、見当違いなのだろうか。

「あの、塩山さんはデバイスの開発者ではないんですか?」

「僕がデバイスの開発者? はは、悪い冗談は止してくれ。僕ならこんな悪魔みたいな代償を払うデバイス造ら――――おっと、もう来たみたいだね」

 塩山が言葉を打ち切ったところで、丁度「塩山研究所」の視覚トリックのようなドアから赤井沢が出てきた。その手には音無の想定していたジャージや、想定外に高級そうなジャケットなど様々ある。

「あ、おーい。結構いい値段張るやつとか取ってきたよー」

 赤井沢の暢気な声が届くも、それは音無の耳を素通りした。

 音無の頭は、塩山の言いかけた言葉で溢れかえっていたのだ。

 魔法少女デバイス。赤井沢のそれを調整しているということは、当然ながらその仕組みについても多少は理解しているはずだ。

 その塩山が、悪魔みたいな代償を払うデバイスと言った。

 悪魔みたいな代償。しかし塩山は、それより前に「何の代償も無く」と言ったはず。

 聞き間違いか? いや、そんな都合よく聞き間違えるのか?

 それとも、本当に何か大きな代償を払うシステムなのか?

(それとも――――…………いや、俺が気にしてもしょうがないな)

 自分が使えと言われている訳でもないので、そこを追求したところでメリットはない。

音無はそこで騒ぎ立てるようなことをせずに、冷静な顔をして塩山に言った。

「あの、服を入れる紙袋とかありますか?」

「え、強奪した挙句に紙袋まで要求するのかい。なんて大泥棒だ……」

 そう言いながら、今度は塩山が研究所へと引っ込んでいく。結局くれるらしい。

 いい人か悪い人かわからないな、と思いながら視線を周囲に適当に向けると、研究所から出てきた赤井沢と目が合った。

 すぐに目を伏せようとしたが、それよりも前に赤井沢が声を発する。

「ところでさ、音無君。塩山さんに変なこと吹き込まれてない? 私が人間じゃない、だのなんだのってやつ」

 一瞬、正直に答えるべきか迷ったが、結局は素直に白状した。

「はい、言われましたけど……」

「それね、あんまり気にしなくていいよ。あの人、魔法少女に関って間もない人を見るとそうやって脅して、警戒心を大きくしようとするの。まあそれが生存に繋がるならいいんだけど、疑心暗鬼みたいなのになったりしたら面倒なのよね…………」

 それはつまり、音無以前にもこういう状況に陥った人間が少なからずいるということだが、そこまで気が回らなかった。それ以上に音無は、人間じゃない云々が冗談だということに対して大きな安堵の感情を抱いていたらしい。

(……どうして、ホッとしているんだ?)

 自分が使う訳でもないのに嘘だと分かって安心しているというのは、赤井沢がちゃんとした人間で良かったとか、そういう博愛精神のものではない。自分の周囲、せめて自分側の存在だけでも少しでもマトモなものであってほしいという、極めて自己中心的な心理に基づく安心だ。

 自分でも気付いている、醜い感情。

しかしそんな自分のことを、自分で嫌いになったりはしない。

 音無のような人間は、自分のことを嫌いになり自暴自棄なったりしたら、それこそ死が寄って来る。そんな危険な行為に及ぶ必要は無いし、何より嫌いになる要素が無い。

 だって、自己中心な安堵は人間として当たり前の感情なんだから。

(……そうだ。当たり前なんだ、この安心は)

 そう心中で結論付けるには、塩山が紙袋を持って戻ってくるまで時間を要した。

「……当たり前、だ」

 もう一度、自己暗示のように呟いたそれは、誰の耳にも届かず消えた。

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