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ぐーたら乙女の異世界移住生活  作者: 永田すず
第一章 ぐーたら乙女と異世界
1/5

01. ぐーたら乙女、設定する

「……何だこれ」


 ボサボサの髪を手櫛で適当に梳きながら、私――飯田里奈いいだりなは気の抜けた声を出した。

 その手にあるのは、つい今しがた郵便受けから取り出した一通のハガキだ。聞き覚えのあるようなないような社名が載ったそれに大々的に記されているのは、『おめでとうございます!』の文字。

 はて、何か応募でもしてたかな? と首を傾げながら、一人暮らしをしている中古の木造アパートの中へ踵を返した。

 季節は10月末。そろそろ本格的に冷え込む日も多くなってきており、薄手のルームウェアだけで長時間外にいるのは辛いのだ。


「現金がもらえるなら有り難いんだけどな」


 そう独り言を口にしながら我が城――もとい家賃二万円の狭い部屋へ入って最初に目についたのは、下駄箱の上に置かれた家族写真だ。五年ほど前に撮ったそれに写っているのは、両親と母方の祖母と高校の制服に身を包んでいる自分。

 突然だが、私は天涯孤独の独り身だ。高校二年生の時に事故で両親を亡くし、父親側に親族はいなかったため、母方の祖母に引き取られて生活してきたが、その祖母も先月末に亡くなった。

 友達は両親が亡くなったタイミングで疎遠になってしまったし、もともと引っ込み思案な性格なので職場でも特別仲の良い人は作れずじまい。

 年齢は今年二十二歳で、現在の職業は無職である。ぼっちで無職とか笑えない。なんてこったい。

 少し前までは真面目に働いていたのだけど、契約社員として三年ほど勤めた会社に更新を打ち切られてから、すでに一ヶ月ほどの時間が経過している。つまり無職生活一ヶ月だ。

 祖母の死も契約切りされてすぐだったので、良くない事が重なるとは、よくできた言葉だと思う。ついでに言えば、祖母と暮らしていた家は祖母の兄という老人に取り上げられてしまった。

 今住んでいるアパートは、つい最近引っ越してきたばかりの安価物件だ。保証人も頭金も敷金も礼金も必要なかったのは私にとって幸運だが、非常にボロく隙間風がつらい。これから本格的に訪れるであろう冬が少し恐ろしくなってくる。

 それに追い出されるようにして引っ越したので、未だ祖母の家から運んだ荷物は整理し終えていない。まったく、神様は私にどこまでも冷たいらしい。これぞまさに踏んだり蹴ったりだ。


 そんなこんなで色々あった私だが、今は少し気力が落ちて自主静養に入っているところだった。

 本来ならば次の職を探さなければならないのだけど、なかなかそういった気分にはなれず狭い部屋でボーっと過ごす毎日だ。

 外出と言えば、空腹になると適当に近所のコンビニやスーパーへ足を運ぶ程度のもの。その時にかなりの量の食糧や生活用品を買い込んでいる。

 買い溜めで馬鹿にならないのが金銭面であるが、実はお金については今のところあまり困っていない。

 派遣社員として働いていた時の給料は守銭的だった祖母のアドバイスもあって殆どを貯金している。当面は生きていけるだろう。

 たとえ貯金が尽きたとしても、両親の保険金や祖母の残してくれた私名義の貯蓄があるので路頭に迷うことはない。だが、できればそのお金には手をつけたくないというのが本音だ。

 確かコンビニにアルバイト募集の張り紙がしてあったので、今度足を運んだ時にでも内容を確認しておこう。

 気力が落ちている分、一日中フルで働くのは厳しい。なので一週間の内に数日、数時間だけ仕事をすることで身体と気持ちを慣らした方が良いと思った。

 別に心配してくれる人なんて居ないので、他人様に迷惑も掛からない。私のペースで徐々に社会復帰をしていけば良いと楽観的に考えて、ごちゃごちゃした狭い部屋の中を進んだ。


「さーて、一体何がおめでたいのやら」


 デスクトップ型のパソコンと下駄箱の上にある写真とは別の家族写真が入った写真立てが複数置かれている机の前に座り、手にしていたハガキに目を走らせた。

 赤や黄色といった派手な色合いで彩られたそれには、郵便受けの前で目に飛び込んだ『おめでとうございます!』と、『あなたの望む旅を提供させて頂きます』の文字。

 その下には長くも短くもないURLが綴られており、アクセスを促すような言葉で締めくくられていた。つまり、気になるならサイトへ行けと。


「旅行会社の宣伝とか? でも何でこの住所に送られて来たんだろう」


 毎年、一・二回は祖母と一緒に国内の観光名所へ出かけていた。時々旅行会社のツアーにも参加していたのでお勧めのツアーや名所が紹介されている雑誌が届いていたのだけど、登録は祖母の家の住所だったはずだ。

 まぁ、郵便局には住居移転の届けを提出済みなので、そこまで疑問に思う必要はないか。

 もう祖母も居ないので旅行なんて行かないと思う。だからこのハガキに書かれたサイトへアクセスする必要もないのだけど……。


「一人旅も、良いのがあれば行こうかな」


 なんてポツリと呟きながら、気が付けばパソコンの電源を入れている自分がいた。

 雑誌には『お一人様での参加も大歓迎』と書かれていたツアーもあった気がする。探せば一人での参加を限定しているものもあると思うので、息抜きや気分転換を目的に参加してみるのも良いだろう。

 そう考えた私は、ハガキを見ながら記載されているURLをポチポチと打ち込んだ。そしてしばらく待って表示された画面を見て、眼を見開いた。


「あれっ、旅行会社じゃないじゃん」


 次いで素っ頓狂な声を上げたのは、映し出されたのは私が予想していた旅行会社関係のサイトではなかったからだ。

 それは薄暗い背景色の中に星型を丸で囲った模様――五芒星が浮かび上がっている、妖しいページだったのだ。

 もしかして海外の怪しいサイトへ繋がったり、アクセスしただけなのに莫大な料金を請求されたりする詐欺サイトなのでは、と背中に嫌な汗が流れてくる。

 これは早くウィンドウを閉じた方が良いかもしれない。そう思った私はカーソルを右上の×ボタンの部分へ移動させようと、マウスを握った。


「――うえっ?」


 だがそこで、見計らったかのようなタイミングでそのページに変化が起こり出した。

 ボワーンと五芒星が光ると、フェードインするように文字が浮かび上がってくる。再び変な声を発した口を片手で抑えながら、警戒半分、好奇心半分といった気持ちでその画面をじっと見つめてしまった。

 流れるように浮かんでくる文字は日本語のようだ。利用規約か何かなのかと思った私は、その文字の中に料金関係の単語がないか慎重に目を凝らした。

 ウィンドウを閉じる動作を続けなかったのは、この時点ですでに好奇心の方が勝っていたからだと思う。


「えーっと……『おめでとうございます、あなたは異世界イルレオーネへ移住する権利を獲得しました。以下の申請用紙の項目を埋めて、新しい生活をお楽しみください!』って、新作ゲームの案内か何か?」


 まるでゲームのプロローグを思わせる動きをする画面に少し拍子抜けしながらも、懸念していた詐欺サイトではなさそうな雰囲気に安堵の息を漏らす。

 その間にまたもや五芒星がボワーンと光ったと思えば、申請画面なるものが別ウィンドウで開いた。

 このメールフォームのような作りの申請画面が、浮き上がった文字にあった「申請用紙」ということだろう。なりたい職業や、その職業の能力や技について希望を書くような欄が設けられている。


==========

◆【職業】:希望する職業を選択。要望は備考欄に記入してください。

 <未選択▽>

 【備考】:


◆【装備】:職業選択後、装備(頭、体、足と装飾品)を設定。要望は備考欄に記入してください。

 頭<未選択▽>

 体<未選択▽>

 足<未選択▽>

 装飾<未選択▽>

 【備考】:


◆【スキル】:職業選択後、職種に合ったスキルをセット(上限は三つ)。要望は備考欄に記入してください。

 スキル1:<未選択▽>

 スキル2:<未選択▽>

 スキル3:<未選択▽>

 【備考】:


◆【その他】:他に要望があれば記入してください。

==========


 ざっくり四つに分けられた項目を見る限り、どうやら申請用紙とは登録キャラクターの作成画面のことをそう呼んでいるようだ。

 とは言っても、ここ数年はゲームで遊ぶ余裕なんてなかったのでよく分からない。

 私の中では、自由性の高そうなゲームは操作するキャラクターの外見を作成するところから始めるのだとばかり思っていたのだ。

 きっと、自分がプレイしたいスタイルをよく考えた上でキャラメイクへ行く作りなのだろう。申請画面の下方部にある「決定」のボタンを押せば、次に思い通りのキャラクターを作れるのだと予想する。

 備考欄に書かれる要望とやらは、今後ゲームをメンテナンスしていく上で参考にする部分だと思う。ユーザーの声を取り入れる的な試みだ。

 ちょっとキャラメイクや設定の順序が逆なことに戸惑ったが、申請画面の項目を埋めるくらいなら暇潰しにもなる。

 遊ぶか遊ばないかは後で決めれば良いと考えながら、私は申請画面にある職業<未選択▽>の項目へとマウスのカーソルを移動させた。


 ▽印を押すことで表示される多数の選択肢から、キャラの基本設定を選ぶらしい。

 最初に職業を選ぶ必要があるようで、職業が<未選択▽>のままでは装備やスキルの▽を押しても何の選択肢も出てこなかった。

 逆に職業の▽を押して試しに<戦士▽>としてみると、装備の武器<未選択▽>だった部分が武器<ロングソード▽>に変わった。

 他にも装飾を除く装備は勝手に変わっているので、恐らく職業を選ぶことでデフォルトのものへと変化するのだと思う。

 戦士、剣士、兵士、騎士、格闘家、魔法使い、僧侶、シーフ……村人、奴隷、などなど。

 職業の中には似たり寄ったりな職業もあって違いは分からなかった。戦士と剣士って、一体何が違うのだろうか。

 一通り目を通してみたけれど、選択不可となっている部分がいくつかあって首を傾げてしまうことも何度かあった。たぶん、何かしら就くのに条件のある職業なのだと思う。

 初期の設定画面なので、そういった重要な職業を選べないのは当然なのかもしれない。現実世界でも、新社会人がいきなり社長になることはないだろうし。起業や一族経営なら有り得るかもしれないけど。

 何はともあれ、まずはこの職業を選ばなくては何も始まらない。とりあえず奴隷だけにはなりたくないと思いながら、カチッと▽の上でマウスをクリックする。

 単なるキャラ設定なのは分かっているけれど、久しぶりにゲームで遊べると思うとわくわくとした気持ちになってきた。


「やっぱり魔法使いが良いな。指パッチン一つで魔法が使えるとか最高だよね」


 小難しい呪文を唱えたり魔方陣を描いたりするのも格好良いかもしれないが、大きくて強力な魔法ほど時間が掛かるというイメージがある。

 待ち時間が長いのは嫌だし素早く術が使えた方が便利なので、得意の指パッチンを有効利用したいと思ったのだ。

 くふふ、と自分特有の微妙な含み笑いを漏らしながら備考欄に指パッチンのことを書き込んでいく。

 もちろんこの要望が通るとは思っていないし、運営側に鼻で笑われる可能性があるとも分かっている。

 しかし、こうして自分の想像したキャラについて文字にするだけで楽しいのだ。別に誰かに迷惑が掛かるわけでもないし、妄想するのは私の自由である。

 晒し者にされてしまったら、このゲームには縁がなかったのだと割り切って遊ぶのを止めれば良いだけの話だ。

 そう考えると運営への遠慮なんてものを気にするのを止め、私はまたもやお決まりの笑い方をしながらキーボードを叩くスピードをあげた。

 ――そしてカタカタというタイピングの音が止んだ時に完成したのが、以下のものであった。


==========

◆【職業】:魔法使い▽

 【備考】:無詠唱で異世界イルレオーネに存在する全ての魔法を使うことができる。普段は指パッチンで魔法を使うようカモフラージュしている。


◆【装備】:魔法使い用の装備を設定。

 武器<魔法使いの杖▽> 魔法使い(初心者)向けの一般的な杖。見た目はただの杖。

 頭<魔力貯蓄ピアス▽> 魔法使いが自分の魔力を貯蓄できる魔法具。貯蓄量は所有者によって違う。

 体<ローブ▽> 魔法使いが着ている一般的な服。魔法攻撃に耐性があるが、物理攻撃には弱い。

 足<ブーツ▽> ごく一般的なブーツ。

 装飾<指輪(魔力回復量UP)▽> 魔力の自動回復量を増加させる効果のついた指輪。

 【備考】:ピアスと指輪には、言語文字自動翻訳機能を追加。異世界イルレオーネにある国すべての言語と文字を自動で理解・翻訳してくれる。


◆【スキル】:

 <鑑定▽> 人物のステータスや品物の状態・価値を知ることができる。

 <探索・索敵▽> 人物や品物を探したり、外的の接近を察知することができる。

 <初級攻撃魔法▽> 魔法使いが使用する初級ランクの攻撃魔法。火・水・風の初級魔法が使用可能。

 【備考】:何らかのスキルを使用した後、<スキル創造>というスキルを四つ目として覚えることができる。スキル創造所有者は上限数にこだわらず、好きなだけスキルを身につけることができる。

 <スキル創造▽> 想像力によってスキルを新しく創り出せる。想像力が少なければ創造することはできない。


◆【その他】:アイテム収集やモンスター図鑑など、色々なやり込み要素が欲しい。飽きのこない異世界生活を希望。また、スキルとは別で無限アイテム収拾魔法を使えるようになりたい。

==========


「……こんな感じかな。我ながら備考欄にセコイ要求を書いちゃった」


 申請の内容に目を通しながら、私は何度目かになる「くふふ」という笑いを漏らした。自分で書いておいて何だが、備考欄に無茶な要望を連ねてしまったと思う。

 異世界イルレオーネとやらがどんな世界観なのかは知らないけれど、魔法が存在する世界で無詠唱という話はかなり有利なのではなかろうか。

 それに輪を掛けたように反則なのが、スキルの備考欄に綴った内容だ。上限を解除して自分で創造できるなんて、好き放題も良いところだ。

 指輪やピアスに付与した自動翻訳機能は必要かどうかは不明だが、ないよりはある方が良いと思う。単なる要望の調査なので、気を遣う必要もないだろうし。

 でも初期職業のせいもあって、魔法使いの装備やスキルは効果の弱そうなものしか選べなかったのだ。このくらいの我儘は許してもらいたい。

 本当はスキルで強力な攻撃魔法が選べると思っていただけに、初級のものしか無かったことには肩を落とした。

 仕方なく攻撃魔法を選んだが、可能であれば初級支援魔法や初級回復魔法も選びたかったのだ。それをあえて別のものにしたのは、スキルの上限が三つという制限のせいだった。

 支援や回復の魔法も魅力的だったけれど、それ以上にこの鑑定と探索・索敵のスキルは持っておくべきだと私の直感が告げていた。

 鑑定で人のステータスを覗ければ危険な職業の人に遭遇する率も下がるし、買い物で不良品や粗悪品を購入することもない。

 探索能力があれば道に迷うこともないだろうし、宝箱も感知できるかも。索敵は言わずもがな、敵に遭遇するのを極力避けるためだ。

 できるだけ事を荒立てず、ひっそり細々とぼっちプレイを楽しみたいというのが私の希望だった。

 そんなチキンすぎる理由から、支援と回復の魔法は取得しなかったのである。

 だからと言っては何だが、備考欄には好き勝手な内容を書いた。どうせ一ユーザの要望なのだから、無理なら運営が無視するだろうと踏んだ故の行動だ。


 そんなわけで、気付けばキャラ設定の申請画面に向き合って一時間ほど時間が経過していた。

 当初の思惑どおり、良い暇潰しになったと満足した私はパッドの上からずれていたマウスを握って画面を上から下へスクロールさせる。

 そして最終確認をしたあと、特に問題はなさそうなので申請画面の下方部にある「決定」のボタンを押し、次に表示されるであろうキャラクターのメイキング画面を待つ。

 すると二窓していた残り一方の、五芒星が描かれている方の画面に「Now Loading…」の文字が浮かび上がった。くふふ、何だかドキドキしてきた。


「……んー? フリーズしちゃった?」


 しかし待てども待てども画面は切り替わらず、「決定」ボタンを押した状態のままカーソルも動かなくなってしまった。

 唯一動いているのは、五芒星と文字の淡い点滅だ。それも正常な動作なのかは分からないので、あてにはできない。

 何とかフリーズを解除させようとタスクマネージャーを出そうとしても、キーボードも反応しない。パソコンには良くないが、これは電源ボタンを長押しして強制終了させるしかないのかと溜息を吐いた。

 凝った……というより、無茶振りした要望を盛り込んだキャラ設定をしただけあって、これが無駄になるのは残念だ。

 選択の選び直しや同様の文章を書こうとは思わないので、再起動させても同じサイトにはアクセスしないだろう。

 期待していた分、かなりの肩透かしをくらった気持ちになった私は電源ボタンへ指を掛けて力を込めた、その時。


「――えっ」


 強制終了で画面が真っ暗になる寸前、点滅していた五芒星の画面の文字が変わったのを、私は確かに目にした。

 すると、プツリと消えてしまった画面と同じように私の意識もそこで途切れた。

 淡く輝く五芒星の画面に浮かび上がった新たな文字。

 それは『異世界イルレオーネへようこそ。魔法使い、飯田里奈を歓迎します』というものであった。


 冬の寒さが近づいてきた10月の末。この日、現代日本から異世界イルレオーネへと一人の人間が移住した。

 木造ボロアパートの、飯田と書かれた郵便受けに『転移完了』と書かれた新たなハガキが届いていることは誰も知らない――。



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