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エピローグ
幼い私の世界はあまりにも狭く、小さいもので・・・
もしかしたらそれは今も変わりはしないのかもしれない。
けれど――
車内に流れるアナウンスが目的地への到着を私に伝える。
ドキドキッと高揚する心。
小さな私が伝えられなかった言葉。
そして大人になった私が伝えに行くことができる言葉。
私の世界は狭くて、小さくて、けれどこれからもきっと広がっていくのだろう。
だから私はあなたに伝えに行こうときめた。
たくさんの椿の花とともに――
***
ガッタン ゴットン
電車が止まる
胸を躍らす娘を乗せて
ガッタン ゴットン
電車は届ける
ふわりと甘い優しい言葉を――
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
何度もいいますが、雰囲気小説です。
曖昧なところ等、補足しなければ伝わらない箇所もありますが、そこはそこ。
曖昧なままで終わらせることにします。
ありがとうございました。




