意外な一面
お久しぶりです! 短いですがごゆっくり
カーライル 宿屋
イグスはテイラにリーゼの事を話した
「なるほどね、いいわ私も探す」
「そうかよかった、けど船は大丈夫なのか?」
心配そうに言うと、
「それなら大丈夫よ、沖に嵐が発生して運休してたわ明日にならないと解かれないと思うしちょうどよかったんじゃないかしら? けど早くこの国から出たいわ」
そういって、テイラは溜息をする
「ありがとう…ございます」
リーゼはもし訳なさそうに言う、それにイグスは別にいいと、笑って答える
「じゃあ、話に戻るけど、リーゼのアクセサリーを探すのよね?」
「ああ、そうだけど?」
「青いバンダナの…入れ墨男…です」
「…情報少なくない?」
テイラの鋭い指摘に2人は黙る
「べ 別に2人が悪いとかじゃないわよ? ただ情報が他に手に入れられないかな…って」
テイラは言いなおしながら言うと、あっ、とリーゼは何かを閃いたかのように言う
「情報屋さんが知ってるかも…」
テイラとイグスはきょとんとした。
「情報屋?」
「はい、カーライルには情報を売ってる情報屋さんが居るんです…何でも知ってるんですよ」
なぜか少しはしゃぎながら言うリーゼ
「確かに、情報屋なら入れ墨男の情報知ってるかもな」
「そうね、なら行ってみましょうか、リーゼ案内してくれる?」
「はい!…です」
「?」
異様に元気よく頷くリーゼ、イグスは頭に?を浮かべるがまぁ良いかと思い、イグス達はリーゼに着いていく事にした。
宿屋からそう遠くないところに情報屋があった、しかしそこは異様な場所だった
「何だ此処…」
イグスは上に掛けられた居る情報屋と書かれた看板を見ながら呆然と立ちすくしていた、思考がいや時間が一瞬止まったような感覚に襲われた。
別に看板がおかしいわけでもなく建物が変でもないのだ。
ただ…
イグスはそう思って上げていた頭を下に戻すと異様な風景が映る、そして下から生き物の声が聞こえた
ニャー…ニャー…
ニャー…ニャー…
ただ…どうしてこの家(情報屋)の前には猫がこんなに沢山いるんだ…?
それしか思えなかった
「可愛い…!」
イグスは目を声の聞こえた先にやると、テイラがいつもの冷静さではなく頬を赤くして猫を撫でていた、
リーゼもしゃがみ猫に囲まれてじゃれていた無表情ながらも嬉しそうに見えた。
「うりり~♪」
「……」
「可愛いな~、こいつ~」
「……;;」
「ほら~、おいで怖くないでちゅよ?」
「でちゅよ!!?」
「はっ…!!」
イグスは耐えきれず叫びテイラを見るするとテイラは我に返ったのか頬を赤くして俯いていた。
「かっ可愛いとこもあるんだな…」
「あぅ…」
テイラは黙る。
「というか、そろそろ情報屋に入ろうぜ」
「そ、そうね」
テイラはどうやらもとに戻った様がまだ少し頬が赤かった。
テイラにもあんな一面が在るんだな…
イグスはテイラの事が少しわかったような気がした。
イグスLV 16
テイラLV 16
リーゼ
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イ「…そう言えばリーゼは?」
テ「リーゼならあそこだけど?」
ニャー…「ニャー」ニャー…「ニャー」
リーゼの周りに猫があふれていた…
イ「!!!∑∑(°Д°;)」
テ「(可愛い…)」