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始まり
草原と山の境にある国カーライル、そこはいつにもまして活気が溢れていた。
そして遠くの方から見ている人影が複数いた
(…様)
(どうした?)
(どうやらあの国に『あれ』があるようでスーノ)
(そうか、では準備は?)
(は、ちゃんと予定道理に進んでいまスーノ)
(そうか、では決行は夜だ、良いな?)
(了解です)
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そして、同じ時、違う場所でもカーライルを見ている人影がいた
(あそこに、『あれ』が・・・)
吹き荒れる風に髪を押さえ言うと、人影は姿を消した