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仲間に裏切られたガチャ中毒の俺、異世界で無限召喚スキルを手に入れ、最強の軍勢で世界を征服する  作者: ジャクロの精霊


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「紅の報告書と暁の告白たち」

戦略室は、黄金のランプ一つだけで照らされていた。

八つの植民地領の地図が、机の上にふわりと浮かぶ。


その横で、ハルトはすべての仲間を招集していた。


カオリ、アウレリア、マグノリア、モモチ、アイリス、クララ、エリーズ、ルナリア、エイルリス、フロスト、セルレ、マルガリータ、エルフィラ・ヴァルデイン、そして大賢者。

全員が揃っていた。


そして──

再制御を終えたばかりのリリアナ・ヴァエルが、静かに前へ進み出ると、室内の空気は凍りついた。


リリアナはハルトに深く頭を下げた。


リリアナ

「ハルト……準備はできています。」

「必要な情報をすべて、お渡しします。」


ハルトは頷く。


ハルト

「始めろ。」


◆ 1.レヴィウム帝国の秘密


リリアナは隠された巻物を広げた。


リリアナ

「帝国が持つのは、一つの兵器ではありません。」

「――四つです。」


仲間たちがざわめく。


リリアナは地図を指し示す。


・神罰ゴルゴタ

古の巨神。目覚めれば世界が揺らぐ。


・逆血の祭壇

植民地一つ分の生命力を吸収する装置。


・セラフィム計画

“人工英雄”を量産する禁忌の工房。


・拘束の八柱

異世界の存在を封じ込める監獄群。


カオリが眉をひそめる。


カオリ

「……想像以上だわ。」


アウレリアが歯ぎしりする。


アウレリア

「帝国って、殺戮の機械なのね。」


リリアナは頷いた。


リリアナ

「すべては繋がっています。」

「皇帝はすべての王国を滅ぼし……

その後、“神”を覚醒させるつもりです。」


モモチが小首を傾げる。


モモチ

「神? 効率悪そうだけど。」


リリアナ

「本当に存在します。

首都の真下に封じられています。」


全員が息を呑んだ。


◆ 2.最も危険な真実:ハルトの“元”クラスメイト


リリアナは深く息を吸った。


リリアナ

「……そして、あなたのクラスメイトのことも話さなければなりません。」


ハルトは目を細める。


ハルト

「言え。」


もう帝国の話ではない。

もっと残酷な何か。


リリアナ

「全員が死んだわけではない。

消えたわけでもない。」

「……一部は帝国に捕らえられました。」


室内が凍りついた。


リリアナ

「ですが……

自ら志願した者もいます。」


カオリが剣に手を添える。


カオリ

「……なんですって?」


リリアナは目を伏せた。


リリアナ

「帝国は彼らに“力”と“地位”を与えると約束しました。

世界。自由。無制限の権力……。」


アウレリアが低く唸った。


アウレリア

「裏切り者どもが……!」


リリアナは首を横に振る。


リリアナ

「彼らは裏切りだと思っていません。

“生き残るため”だと信じています。」


ハルトは沈黙していたが、

黄金の瞳がゆっくりと燃え上がる。


リリアナ

「三人の名前を知っています。」


全員が固まった。


リリアナ

「一人目──シュン・タカハラ。」

「帝国の上級戦略家。

神罰ゴルゴタの計画を立案した男。」


アイリスが叫ぶ。


アイリス

「嘘……あの子頭はいいけど優しかったのに!」


リリアナ

「二人目──メイ・アリサカ。」

「セラフィム計画で人工英雄に改造されました。」


クララが震える。


クララ

「メイちゃん……どうして……?」


リリアナは息を飲み、告げた。


リリアナ

「三人目──カズマ・セキ。」

「ハルト、あなたに嫉妬し続けていた男。」


カオリが前に出る。


カオリ

「アイツ……ずっとあなたを妬んでた。」

「だから……帝国につくなんて当然……!」


リリアナは最後の爆弾を落とす。


リリアナ

「カズマは今……

“異界狩猟隊”の隊長です。」


室内が完全に静まり返った。


◆ 3.嵐の前の静寂


ハルトは拳を握りしめる。


ハルト

「……そうか。」


リリアナが申し訳なさそうに見つめた。


リリアナ

「ごめんなさい……

彼らはもう、敵です。」


ハルトは一瞬だけ目を伏せ──

顔を上げたその時、カオリが前へ出た。


◆ 4.告白その1:カオリ


カオリは深呼吸した。


カオリ

「ハルト……

あの人たちにもう苦しまないでほしい。」


ハルトが彼女を見る。


カオリの頬が赤く染まる。


カオリ

「私は……ずっとあなたの味方。」

「命令じゃない。」

「儀式のせいでもない。」

「あなたが……私の“王”だから。」

「……そして、好きだから。」


室内の全員が固まった。


マグノリア

「ちょっ……カオリ!?!?」


◆ 5.告白その2:アウレリア


アウレリアが舌打ちする。


アウレリア

「ふん。

カオリが言うなら私も言うわ。」


視線が一斉に集まる。


アウレリア

「私は……あなたが初めて“殺したくない”と思った人間。」

「それが、全部よ。」

「……好きよ、ハルト。」


◆ 6.告白その3:マグノリア


マグノリアは腕を組んで歩み寄る。


マグノリア

「もう、言うしかないじゃない。」

「私も……好きよ。」

「最初に助けてくれた時から。」


◆ 7.告白その4:モモチ


気づけば、モモチがハルトの真後ろに立っていた。


モモチ

「私も。」

「あなたが世界を変えていく姿……

そして、たまに私を見るあの目……好きよ。」


マグノリア

「なにその時!?!?!?」


◆ 8.次々と告白


アイリスが控えめに手を上げた。


アイリス

「わ、私も……気持ち、ある……」


クララは真っ赤になって叫ぶ。


クララ

「す、すき……です……!」


エリーズは優雅に微笑む。


エリーズ

「私もですわ、ハルト。ずっと。」


フロストは耳をぴんと立てた。


フロスト

「私も!

あなたの子ども欲しい!」


全員

「なっ……!?」


大賢者まで俯く。


大賢者

「……否定はしません。」


◆ 9.リリアナの気持ち


リリアナが一歩進む。


リリアナ

「ハルト……

私も……

壊されて……救われて……

あなたに触れられて……

初めて感じた……この気持ち……」


彼女は頬を赤らめ、目を伏せた。


リリアナ

「……私も……あなたが好き。」


◆ 10.PV特攻:暁のハーレム


全員がハルトの周りに集まり、

言い合い、張り合い、睨み合い──


カオリ

「ハルトは私の!」


アウレリア

「私の方が先よ!」


マグノリア

「勝負ならとっくに勝ってる!」


モモチ

「全員寝てる間に刺せるけど?」


全員

「ぜったいダメ!!」


ハルトは頭を押さえた。


ハルト

「……本当に、全員……俺を……?」


全員

「もちろん!!!」

ハルトはリリアナを見つめ、

次に周囲に集まった仲間たち全員へと視線を移した。


そして──

室内の空気を凍らせる言葉を告げた。


ハルト

「なら……

みんながそう感じているのなら……」

「……俺も、決めなければならないことがある。」


黄金のランプが揺れ、

影が震える。


少女たちは一斉に息を呑んだ。


ハルト

「決断は……明日、伝える。」


――つづく――

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