表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
仲間に裏切られたガチャ中毒の俺、異世界で無限召喚スキルを手に入れ、最強の軍勢で世界を征服する  作者: ジャクロの精霊


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

175/373

名前の代償

闇を歩む者が、すべて被害者とは限らない。

光から来た者もいる──

自分だけの輝きを、見つけるために。


モモチは、残った志願者たちを呼び集めた。


モモチ:

──これが第三の試練だ。

速さも、静けさも意味を持たぬ。


今日は、それぞれが「象徴」を差し出す日。

かつての自分を表す何かを。


そしてそれを通して、

新たな自分になる覚悟を示せ。


過去に縛られる者に──

“消える”資格はない。


カイレン・ダル、16歳。

農民の息子。魔力なし。訓練歴もなし。

だが、その顔には決意があり、手には無数の傷があった。


カイレン(周囲の好奇の視線を受けながら):

──俺は城から来たわけじゃない。

帝国から逃げてきたわけでもない。

戦い方は知らない…でも、学び方なら知ってる。


俺が持ってるのは──これだけだ。


差し出したのは、錆びついた半分に折れた鍬だった。


カイレン:

──7歳の時から、これで働いてた。

手を切って、指を折った。


でもそれが、俺を強くしてくれた。憎しみでじゃない。

“渇望”で。


俺は…もっと先へ行きたいんだ。


リリアンは視線を伏せ、

ロシャは拳を握りしめ、

イリスは後方で目を細める。


イリス(小さく):

──彼は償いを求めてるわけでも、

復讐を望んでるわけでもない。

ただ──成長したいだけ。


モモチ(鍬を丁寧に手に取る):

──かつての世界を象徴する、唯一のものを手放したな。


忘れるためではなく、

新たに築くために。


──認可する。


✦ カイレン・ダル──“暁の眼”の一員として、正式に認められる。

その夜、他の者たちが眠る中、カイレンはひとりで隠密の練習をしていた。


イリスは腕を組み、窓から彼の姿を見下ろしている。


イリス:

──魔力もない。技術もない。

なのに、なぜそこまで必死なの?


カイレン(動きを止めずに):

──ハルトのような偉大な男が世界を変えられるなら…

せめて俺は、その影の中を歩くに値する人間になりたいんだ。


面白かったら、ブックマークと評価 の応援をお願いします!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ