表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
仲間に裏切られたガチャ中毒の俺、異世界で無限召喚スキルを手に入れ、最強の軍勢で世界を征服する  作者: ジャクロの精霊


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

164/378

教室の残響 ― 同盟の代償

召喚された者たちのすべてが――

陣営を選んだわけではなかった。

中には、影の中で時を待ち、

歴史の中に「自分の居場所」を交渉しようとした者たちもいた。



その朝、すべての魔法都市、王国、そして要塞が同時にそれを感じた。


魔法通信網に干渉が発生したのだ。


投影魔法が強制的に起動。

全域に向けた“同時送信”。


柔らかな、女性の声。


「やっほー、ハルト。

…会いたかった?」


映像が安定する。


そこに映し出されたのは、制服を着た四人の人物。


佐藤アヤネ:紫の髪、優雅な立ち姿。残酷な笑み。


中村ケンタ:眼鏡をかけ、冷たい視線。手には本。


黒沢ハジメ:筋肉質で無口、白い鎧に身を包む。


藍野ユリ:微笑みを浮かべるが、瞳には空虚さが宿る。


アヤネ:

「私たちは、忘れられた存在じゃない。

被害者でもない。

自分の意志で“道”を選んだのよ」


ケンタ:

「帝国にも…お前にも、つく気はない」


ハジメ:

「お前たちは秩序を求める。

俺たちは、それを壊すことを望む」


アヤネ(カメラを見つめながら):

「でも、あなたの敵が誰かは知ってる。

帝国、セレスティーヌ、そして隠された“契約”」


ユリ:

「だから――力を貸してあげてもいいよ。

でもね、条件があるの」


提示された“三つの条件”:


ハルトとの“個別対面” ― 護衛なしで。


α等級のガチャ遺物へのアクセス権。


永久契約書 ― 「輪廻王国」の内政には一切干渉しないと誓うこと。


アヤネ(甘い声で):

「そんなに難しいことじゃないでしょ?

ちょっとした…昔の仲間とのおしゃべりよ」


通信は、唐突に切れた。



教室の空気が一気に張り詰める。


カオリ(怒りをあらわに):

「罠よ!一対一の会談?うちの遺物まで渡せって?ふざけないで!」


エリーズ:

「でも…あの情報。

もし本物なら、戦争を終わらせる鍵になるかもしれない」


マグノリア:

「逆に…ハルトが討たれたら、それで終わりよ」


ハルト(静かに):

「簡単には受け入れない。

だが、応じる“価値”はある」


モモチ(くないを研ぎながら):

「どうするつもり?」


ハルト:

「“対案”を出す。

奴らが――自ら影から出てくるような、取引をな」

その夜、ハルトは一通の手紙を書いた。

金の封蝋で封じられ、直接魔法で送信された。


「会談を受け入れる。

だが――独りでは行かない。

そして、お前たちの“地”でもない。

未来を語りたいのなら……

“暁”に来い。

すべてが始まった場所で。」



その瞬間、戦いは単なる国家間の争いではなくなった。


それは――

思想と覚悟の、ぶつかり合いとなった。



面白かったら、ブックマークと評価 の応援をお願いします!

更新の励みになります!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ