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12月12日

ある年の瀬の出来事。

今日はクリスマスリースづくり。


まず剪定した葡萄の枝で、土台となる輪を作り、

その上に飾りつけしていく。


私は庭を歩きまわって、使えそうな素材を集めてみた。


今年は南天の実が少ない。

近くにはムクドリの群れがいるようだし。

その他の鳥も庭に遊びにくる。


お正月飾りに使うには残念な様子の南天の実や、バラの実なんかもリースの材料。

イチイの葉、月桂樹の葉、いろんな葉っぱ。

庭にあるものは全部材料!


今年はこんな材料を使って仕上げてみた。


庭の栗鼠が遊びに来た。

“リースの下に私のごはんを置いていい?”


いいよ。


栗鼠は自分のごはんを置き、話を続ける。

“まだリースは完成してないんだね。

なんだか飾りつけがさみしい。


リースの中にいい場所があったので、座ってみた。

私も飾りをいくつか準備しよう“

確かに、クリスマス飾りが足りない気がするけど…

なんだか親切な栗鼠だ。


“気が向いたら森に行ってくる。

今年は…私のごはんも少ない気がする“

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