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最強はやはり僕に相応しい  作者: 高槻琴葉
1/1

第一話・凍死で転生!?

死因は凍死!?

一人暮らしで引きこもり。SNSで上手く生計を立てながら生活していた七瀬渚(21)。

お酒に酔ったままベットに倒れ込み謝ってクーラーのリモコンを長押し、極寒の真冬に16度のクーラー。寝たまま凍死してしまう。目が覚めたらそこは異世界!?最強ファンタジー物語を連載中!!!


西暦1400年 3人の勇者によって魔王は滅ぼされ

平和な世が訪れたと誰もが思っていた。だがそれは

ほんの一瞬の出来事だった。


西暦1500年 大陸上から5つの帝国と1つの小国が

消滅する。



奇跡とは思った以上に簡単に起きる


僕は七瀬渚(21)歳にして彼女もいない天涯孤独。

ただ小さい頃からアニメとラノベが大好きなオタクなのだ。高3の頃くらいから段々と仕事が面倒になり始めた僕は、とりあえずSNSを使ってお金を稼ぐ方法を色々試した。もちろん犯罪はしていないぞ!?そして時が経ち高校卒業、なぜかその頃の僕はすでに生活には困らないくらいのお金を貯めれていたのでとりあえず一人暮らしをすることにした。「いやなんで成功できてるんだよ」頭の中で驚きが隠せなかったがとりあえず一人暮らし開始!それから約3年が経ち現在、相変わらずSNSでうまく整形を立てながら優雅な引きこもり生活を送っている。別にニートではないからな?「ていうか多分僕周りの働いてる友達より稼いでるぞ、これ」

むしろ怖くなってくるレベルに奇跡的な事だと思うんだが、、、、。

朝がくる。今日もいつも通り9時くらいにゆっくりと目が覚める。そこからまたゆ〜っくりと朝食を食べパソコンのあるデスクに座りようやく作業を始める。パソコンをカタカタ打っていると気づけば夕方。「んー、疲れた〜。もうこんな時間か」作業もあらかじめ終わった事だしここからどうするか、少し眠気もあったもののまだちょっと寝る気分でもないのでデスクの隣にあった本棚から本を取り出しデスクの前の椅子で読み出した。最初は疲れからか、何故かあまり真剣に読めていなかったが話数が進むに連れて徐々に世界感に入り込み真剣になっていた。読んでいた本はそれはもう誰もが一度は憧れるであろう、王道ファンタジーの様な物語を書いた作品だった。部屋へと差し込むオレンジ色の夕暮れの日差しはあっという間に暗い夜へと変わっていた。渚はというと、すでに小説は5巻目に入っていてなぜかお酒も6本目に入っていた。かなり物語の中盤まで入ってきたころ、渚はふと時計をみる。その時すでに23時半を回っていた。体はかなり疲れ切っていた。「僕も魔法がつかえたらな、ていうか僕なら絶対最強になれるだろ!こんな天才だし、、、」缶のお酒がすでに6本体内に吸収されている渚は酔っている勢いで完全発散ナルシスト状態になってしまった

完全に泥酔状態の渚は素早く椅子から立ち上がりふらふらしながら完全発散状態を繰り返してしまう。「そもそも僕は一切就職せずにオタ活しながら回りの人よりもお金稼げてるし、もう、もう僕が最強だろ!僕が、、僕こそが、、この世界の、、、さいきょーぅぅぅ、、」

大声で言葉を放ちながらそのままベッドに倒れ込んでしまった。

朝になり目が覚める。部屋へと差し込む明るい日差し。いつもならあれだけお酒を飲むと朝には頭痛がすごいはずなのに全く痛くない、というか僕の部屋ってカーテン開けてなかった気がする。重たい瞼をゆっくりと開く、するとそこは明らかにいつもとは違う天井。慌てて起き上がるとそこは全く違う部屋だった。「え、は、、、、えぇぇぇぇ!?」

「ここどこ?てか本当にどこだよ!」目が覚めたらそこは知らない部屋、しかも知らないベッド。明らかに怪しすぎるだろ、、。曖昧だが頭の中に微かな記憶がある。確か昨日は自分の部屋でかなりお酒に酔っていて、そのままベッドに倒れ込んだのか、、、その間の気勢は意味わかんないけど。「ん?ここからは何だ?」知らない記憶だ。その後爆睡した僕は、ベッドに置きっぱなしになっていたクーラーのリモコンを肘で押してしまい長押し。ちょうど季節が真冬だったこともあり無事見事に寝たまま凍死したわけか。「いや、僕魚かよ!?、思いっきり冷凍されちゃってんじゃんか!」なるほど、つまりここって異世界、、なのか?いやほんとどういうことだよ。まぁ、そんなこと言っててもなんも分からないしまずは状況把握からしよう。体はそうだな、大体年齢は4歳くらいで性別は男か。「どうせなら女が良かったな」それは一旦置いといて「これは何だ?えっと魔力数値、、、魔力数値!?」魔力数値とは名前の通りファンタジーに出てくる自分や他人の魔力を見る数値のことなのだ「えっと僕の魔力数値は3と、、、3!?えどゆことどゆこと、、、300とかじゃなくて3なの?」まだこの世界に来て一切人とは会っていないが自分がそこまで強くないと言う事だけは大体わかる。にしても3って、絶対少ないだろ。


1話ご閲覧頂きありがとうございました。

今回は分かりやすく短文での1話とさせて頂きました。

2話以降からは長編でどんどん投稿して行きますのでよろしくお願いします。

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