熱が出たときに見た夢「歯車」
みなさんは熱を出したとき、奇妙な夢を見ることはありませんか?
私が前回熱を出したのは5年ほど前のことで、さらにその前となるとあまり覚えてはいませんが、少年の頃、熱を出したときにほぼ毎回奇妙な夢を見たことは覚えています
私は熱を出したときには必ず、額に熱さまシートを貼り氷枕をして眠ります
前回熱を出したときもそのようにして眠りました
前々回も、さらにその前も、その奇妙な夢を見た時も
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それはもう奇妙としか言いようがない夢でした
夢の中で、私は現実世界同様布団に入っており、その周りを夥しい数の歯車が、激しい音を立てながら回っていました
その歯車は一つ一つが私よりも大きく、高架下から聞こえる電車の通行音よりもうるさい轟音を立てながら回っていました
私は思うように動くことができず、ただただ大量の歯車を見ることしかできません
自分と、布団と、歯車以外何もない真っ白な空間の中にいて、私は暫く歯車を見ていると、その巨大な歯車が気のせいか動いているように感じられました
ゆっくりと 私の方に向かって 動いているように
私は考えていました
巨大で回転する歯車がぶつかればどうなるか
私はぶつかると同時に目が覚めるのだろうと考えていました
巨大で回転する歯車はゆっくりと私に向かって迫ってきていました
ゆっくりと 激しい音を立てながら
ッ!?
突然、浮遊感と寒気を感じ、鳥肌が立ちました
ジェットコースターで急降下したような浮遊感と、暖かい部屋から寒い外へ出て体をブルッとふるわせるような寒気を、同時に感じました
ふと気がつけば、巨大な歯車たちは初め見た場所に戻っていました
それと同時に、私は夢から覚めました
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私がこの奇妙な夢を見たのは、未就学児、小学生、中学生の頃でした
この奇妙な夢から目覚めた私は、未就学児の頃には恐怖し怯え、小学生の頃には怯えながらも変な高揚感めいたものを感じ、中学生の頃にはあの浮遊感と寒気を楽しんでいました
今あの夢を思い返してみれば、何が何やら、ずいぶんとまぁ不思議な、変な、奇妙な夢だと感じます
なぜあのような夢を見たのか考えることもありますが、皆目見当がつきません
幼い頃に歯車に関するトラウマでもあるのか、それとも歯車に強い興味を抱いていたのかわかりませんが、私はこんな奇妙な夢を、熱を出した日に見ていました




