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『彼』(仮題)  作者: ちくわ
1/5

私の日常。

御閲覧頂きありがとうございます。


本作品を読む際の注意事項です。

本作には過度なラブコメ、ハーレム要素

転生、超能力、異世界転送、秀逸なギャグは一切ございません。

以上の要素を御希望の読者様はページを閉じて頂きますようお願い致します。


『なろう』内には上記の要素を含んだ良作が多数ございますので、

そちらを御閲覧下さいますようお願い致します。


さて、本作は私の『なろう』初投稿作品として100%趣味で執筆したものです。

執筆の際意識したことは、通勤通学の車内で眠たい頭でも簡単に読めるようにすることです。


作品テーマは、通勤通学でよく見かける可愛い女子高生が何を考えて電車に乗っているか?!


え? ちょっと気になる?

はい、あなたの頭は健全だと思います。


長々と話しても仕方がないので、早速女子高生の頭の中を少し覗いてみましょう。


 ――――5月



 ゴールデンウィークも終わり、過ごし易かったり暑かったりを繰り返す日々。



 あと1ヶ月もしないうちに梅雨が始まる。



 嫌だな。



 雨の湿気で髪が広がりやすくなるから、梅雨の時期は憂鬱(ゆううつ)になる。



 髪、切ろうかな。



 腰近くまで伸びた髪を触りながら考える。



 でも、髪の長い子が好きかもしれないし、短くしたら取り返しつかないよね。



 そんなことを考えながら、いつものようにチラリと『彼』に目を向ける。



 朝の電車で、いつも私と同じ車両にいる『彼』。



 今年の4月に私が高校生になってから、通学の電車で毎朝会う。



 たまに見かける制服を着ているけど、どこの高校かは知らない。



 もちろん名前も知らない。



 たぶん高1か高2。



 大体いつも決まった場所に立って本を読んでいるか、スマホを触っているか。



 私と同じ駅から乗り込んで、私が降りる駅のひとつ前の駅で降りていく。



 それが私の知っている『彼』のすべて。



 それで私は充分よかった。



 だって、この気持ちが恋なのかどうかもわからない程度の気持ちだったから。



 サラサラの髪。



 鼻筋の通ったくっきりした顔立ち。



 女の子が欲しがりそうな綺麗な肌。



 ちょっとかっこいいなって思うだけ。



 なにか行動を起こすわけでもない。



 話した事もない人を好きになるなんてオカシイでしょ。



 だからこれは恋じゃない。



 『彼』が降りる駅に電車が停車する。



 電車から降りていく『彼』にチラリと目を向ける。



 ホームの階段に向かう『彼』の後姿を見送る。



 今日も『彼』を見れてよかった。



 小さな満足感を得る。



 それが、4月からの私の日常。



最後まで御読み頂きありがとうございます。


本作は基本的に、登場人物は『私』と『彼』のみです。

場面もほぼすべて朝の電車内のみ。


小説は大変想像力を掻き立てられる素晴らしいものですが

時として、その日の体調や悩み事で頭の整理がつかず、小説の内容が中々頭にイメージ出来ない事ありませんか?

え? ない? お前の想像力不足?

いや、ごもっとも。参りました。


つまり私が、自分が読みやすいように、極限まで情報を少なくしたのが本作で御座います。

読む際に頭でイメージするのは、

美少女『私』。

イケメン『彼』。

電車の車内。


この3つだけです。


また本作は完結すれば、最初から最後までを1時間から2時間程度で読み終わるような、短編になると思います。

その点は御容赦下さい。


小説に詳しい諸先輩方からすると、稚拙な文章で読みずらい場面も多々あるかと思いますが、その際は、このド素人に御教示、御鞭撻頂ければと思っております。


『私』が『彼』について考える度に迷走して行く脳内を御覧になりたい方は、次話へお進み下さい。


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