表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/100

スキー三昧

駅前の池ではほうきで氷上を必死で掃きながら、

円盤型の重そうなおもしを滑らせている。


さて初心者二人、オサムともう一人、

着いたばかりの中年カメラマン、は一日千円の

インストラクターを雇って3日間特訓をやった。


マメタンたちは何人かで初級ゲレンデをすいすい

と滑っている。くそっ、そう簡単にはうまくなら

ないのがいやなんだよな、これが・・・・。


4日目から腰掛リフトを使う。これがまた難しい。

どうしても尻餅をついてしまう。Tバーのほうが

まだましだ。毎日くたくたで死にそう。それでも


1週間もすれば十分初級ゲレンデをボーゲンで

二人とも何とか滑れるようになった。こうなって

くると面白い。普通のリフトにもチャレンジして


上の上まで行く。もうがむしゃらスキーだ。

ごてごてになりながら家族ゲレンデに戻ってきた。

アメリカ人の老夫婦がレッスンを受けている。


恐らく一生に一度のスイス旅行なのだろう。

いでたちはアメリカの国旗をもじった派手な

ウエアだが、さすがにゆとり、ひょろひょろと


わずか数10センチすべるだけで、ほほえましく

支えあいキャーキャーと歓声を上げて、十分に

楽しんで見えた。


そうだここはスイスのグリンデルワルド。

がむしゃらはやめてゆとりを持って、

優雅に滑ろう。


もう一人早稲田の山男が加わって4人で

ツアスキーの企画を立ち上げた。

半日コースのフィルストにまずチャレンジだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ