網の上にも三年
本日、(10月30日)たすくはめでたく?? ネット物書き三年を迎えました。
「青空」と「いと」を書き終えたとき、しばらく書かないっ! って思いました。「いと」のラスト直前に職場で倒れて、「このままじゃ寿命縮まっちゃう」って正直思いましたから。
ま、大体拾った命ですから、またすぐに落っことしそうなんですけどね。
とりあえず、頭にあった「旋律」だけ書き終えてって、すごいスピード(12日)で書き終えたら、「満月」の構想が……
しかし、ノリノリで「満月」を書き終えた私は、執筆直後に高広の名前が大量に高弘になっているという事件(私には事件です)が起きて、ずーんと落ち込み。約一ヶ月、それらの推敲だけで過ごしました。
だけど、「満月」を書き終える頃には、「パラレル」のビジョンがすでに私の頭を席捲していたんです。
で、「やっぱり書きたい」と思えた1ヶ月後、「パラレル」を開始。以降、「指輪の記憶」(最初は別物としてカテゴリー分けされていました)「my precious」「precious dream」「ハムケ」(これは事情でシリーズには入れてないんですが、関連はあります)「Futere」と、次々書き続け、なんと約8ヶ月も「パラレル」シリーズに浸かり込んで、気がついたらその年ももう終わりになっていました。
で、「パラレル」シリーズでさすがのたすくも力石戦のジョーの様に燃え尽きるか? と思いきや、完結直前にある方から「SF短編賞」のお誘いがあり、お祭り女たすく、浅慮なので受けてしまいます。
受けてから、後悔しました。SFなんて経験ゼロ。元々往年の「少年ドラマシリーズ」は大好きでしたが、科学的知識なんてまるでありません。
それでも、慣れないSFと言う世界に汗をかきながら、誘ってくださった方々に報いるべく、「赤い涙」が生まれました。
同時期に某ポータルでの自主イベントもあり、「赤い涙」で「パラレル」以外のキャラも書けるんだと、ちょっと自信を取り戻した私、初稿では高広ショックで書けなかった「旋律」の続編を書くことができ、それを参加作品に致しました。
そのあと、「旋律」のその後など、怒濤のように溢れる続き妄想。実は「バニシング・ポイント」もある作品のスピンオフだったりするのですが。旧作との接点部分がすごーく少しなので、全く別物として読んで頂いて一向構いませんけど、知ってると「ああ、この人たち」とニヤリと笑えるはず。
その「バニシング・ポイント」も、今回別視点が出てしまって、どこまで芋づる式にするんやと自分でも少々呆れ気味ではあります。
そして、いよいよネタが切れる? と思ったとき、ある方が名前を入れるとオススメのプロットを作ってくれるソフト、「プロットつくったー」を紹介してくださったんです。で、出てきた
『S男が弟子を従えて冒険する異世界ファンタジー』
と言う言葉にたすくはいたく反応してしまいました。
で、魔法分かんない。世界観なんて作れないとうなりつつ、書いたのが「道の先には……」でした。
そこから出てくる出てくる各キャラのサイドストーリーは、もはやお決まり事かも。私のブログではもはや有名人のリア友雫ちゃんに、
「たっちゃんの脳はどんな構造になっとんのやろうね。私には想像つかんに」
と半ば呆れられている昨今です。
そんなわけで、幸か不幸かまだ私の妄想は丸三年たった今も枯渇しておりません。
これからもそんな妄想の垂れ流しにお付き合いくだされば幸いです。