自己満足のためには、努力は惜しみません
小説が完結したとき、私がまずやること……それは印刷です。
私にとって、自分の作品を製本してやっとその作品が完成した事になるんです。
なんせ私は現在49歳、堂々たるアラフィフなのです。パソコンに明るいわけではありませんが、自分が必要な機能だけは何とか使いこなして小説を更新しています。
ただ……一番見せたい昔の物書き仲間ってば軒並みそういうのに弱くて、半分はパソコンすら持っておりません。そんなリア友たちに、今の私の勇士? を見てもらうには、頑張って印刷するっきゃないんですよ。
でも、私ってオタですから。コピーをそのまま渡すなんて失礼なことできません。きちんと製本する。そのために製本用の横ステープラー(しかし、ちょっと日和って30枚タイプ)まで買い込みました。
ここでの挿絵表示法がわからず、貼ってませんが表紙にも拘ってます。
まだ全部表示してないんですが、サイトの各作品のトップページに掲示していくつもりです。
次は、製本の仕方です。
「私の本」はA5サイズ。あまり字が小さいと、近眼ですから老眼鏡は必要ありませんが、眼鏡を外して読まなければならないし、A4を半分にすれば良い訳ですから、カットの必要がない。素人がカットした紙は揃ってなくて、紙詰まりの原因になりますから。
最初は、ブログとかポータルの配信画面を印刷していました。
そして、それを自作の白紙の本ベースに貼り付けるという方法。それだとページ繰りを考えなくていいんですよ。
でも、この方法では、かなり良いノリを使っても暖房などを使用すると貼ったはずの紙がはがれてくる。
なので、それを崩さないように両面コピーした時期もありました。ワードに製本用の印刷機能もありますが、文字ポイントを下げても文字の隙間が大きいんでしょうか。紙数が嵩むんです。
嵩むと(最初に使用していたのが10枚タイプだったのもあり)止まらないんです。
以後、30枚までOKのステープラーを買い込んだこと、某ポータルがスマフォに対応してセンタリング方式になったこと、サイト化して原稿幅が変わったことなどいろいろあって、今のワード落としとなりました。
そうしてできた本ベースに、ラベルソフトから表紙になるテンプレートを探して印刷します。普通のコピー用紙に印刷して、ラミネーターでパウチします。
このためにラミネーターも、わざわざ買いました。
実は、怒られると思っていたこの買い物、一番喜んだのは夫でした。夫も仕事柄必要で、私が買わなくても早晩買うつもりだったらしいと聞いて、正直脱力しました。
後日、私の仕事にもこのラミネーターは大活躍。無駄な買い物ではなかったと思っています。
これを90度反転させることができるステープラーで止めて出来上がります。
苦労してつくったそれは、それに値する出来映え。なので、周りの方がどんなに呆れようとも「世界で一冊の私家版」作り、たぶんこれからも止められないでしょう。