占いはお好きですか? (前世の異物2)
続けて「過去の恥は書き捨て」いきます……
「タロットカードに……」
私って本当に三点リーダが好きです。タイトルに冠されている事はさすがに少ないのですが、サブタイトルではかなりついていると思います。
ま、内容は高校生の恋愛話。
主人公は高校二年生の女の子。たまたま入った自宅近くの喫茶店で中学の時の同級生(男の子)を見かける。聞けばそこは彼の伯母さんがやっている店で、手伝っているらしい。
何となくその店の雰囲気が気に入って通っていた主人公は、ひょんな事から同じように来ている高校生のお客さんを持っているタロットカードで占う事になる。(どういう経緯で占いを始めたのか、完全に忘れてます)
で、それがよく当たるということが評判になり、店の隅っこに占いコーナーなんて設置してもらったりして……主人公毎日通うことになります。
毎日通う中で、主人公同級生に惚れてしまうのですが、この男、ものすごくイケメンでどの子にも優しい(大体客商売ですから、嫌な顔できないっしょ、ふつう)
自分がどう思われているのか知りたいけど、直接きけなくて、主人公は自分のためにカードを繰ります。
そして結果は最悪……
その後、すごく美人の女の子が現れてすったもんだがあり……
タロットカードって、正逆が運命を分けるので、利き腕側に倒すのがルールなんです。
そして、主人公矯正された左利きで、成長した彼女は自分が左利きであったことを忘れていて、占いの結果が真逆だったというオチでした。
最後は初夏の雨音を聞きながら相手の男の子がコクってハッピーエンド。
この時、たすくはクリスチャンになったばかり。しかも中学時代はマジで占い師になろうとか考えていたところからの180度転換でしたから。
実は中学生の時、私の一番仲の良かった友達が占いで悪いモノに取り憑かれてしまい、修学旅行の長崎で買った、彼女とおそろいのロザリオを引きちぎられそうになってしまうということがありました。その様子がまるで聖書に登場する悪霊と同じだったので、そんな悪霊に従う生き方は止めようと、占いから足を洗ってクリスチャンに……
そんなわけで、逆に占いの矛盾点を突きたかった……可愛い青春モノにそんな裏も含んでおりました。
皆さん、占いはお好きですか? ラッキーカラーなどで日々の生活に潤いを与えるものには害はないと思いますが、くれぐれもそれに振り回されませんように。
-すいません、まだつづきます-