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机は……吊るもんなんですよ

2010年1月、SFの短編賞に応募しました。


とは言え、私今までほとんどSFとは無縁。「広義の」という謳い文句に助けられて何とか応募はしましたが、あれはSFって言わないよなぁ、どっちかと言えば現代ファンタジーだよと自分でツッコミいれまくりでした。


何でそんな無謀をたすくがやったかと言うと、

「小説が上手くなるためにはやっぱ外部投稿だよっ!」

っていう物書き友人の言葉に絆されただけなんです。で、彼女らに

「あくまでも恋愛ベースで、ちょこっとSFテイストのギリSFなら書く」

と言って書いたのが「赤い涙」です。


慣れないSF、しかも主人公は高校生。自分と全くかけ離れた主人公を生き生きしゃべらせるには地元の言葉をしゃべるのが一番いいかなと、そんな短絡的な理由で物語の舞台を今住んでいる伊勢にして、伊勢弁全開のセリフ回しにしました。話の内容はともかく、地方の高校生(主人公は高校二年生)っぽさはうまく出せたんじゃないかと思います。


当然? 落ちまして、ここのラインナップを飾っております。


でね、この作品で一つだけ悔んでるのが、学校のシーンもあったのに、机吊ってないんですよ。椅子も吊ってない。(ここで爆笑するのは伊勢……三重東部にお住まいの経験がある方かも)

机を運ぶことを伊勢では吊ると言います。語尾以外のこういう面白い表現も入れたかったんですよね。


ただ、これは嫌がる方もおられるみたいです。この作品では語尾だけでしたが、

『関西弁(いや伊勢弁です)では感情移入できません』

との感想も頂きました。方言満載にすると、更に混乱される方は増えるかも知れません。


『そんなええ加減な設定さんす(する)と、ダダ崩れになるんちゃう。ホンマ、備さんって思いつきで押し切って結果オーライってこと多すぎるんさ。そんなんいつか絶対に破綻するに』この物語の主人公、根元昂ねもとたかしはそう言って今、笑ってます。


ちなみに車は混まずに積みます。

「昂が遅刻せんだら自転車積むとこ書けたのに~」

と作者が言うと、

「もう少し枚数あったら、クライマックスで自転車か自動車小分けさしたったら(壊してやれば)良かったかも」

と、一成が相づちをうってくれました。


では、この辺で。すいませんわ。(ありがとうございました)





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