タイトルについて(ネタバレ注意!!)
今回はタイトルについて。タイトルって大事ですよね。その作品の顔ですから。
ポメラちゃん使用になって、やっとダイレクトアタックを卒業したたすくですが、とは言え相変わらずストックなど存在せず取って出しなのは全く変わらない訳で、そんなたすくはいつタイトルを考えるのか。
ずばり、骨子を組み立てているときですね。私の妄想のきっかけは8割がラストシーン。そこからゼロ時間へと戻る際に気になる重要なフレーズから、オープニングにたどり着くまでにタイトルが決まります。
「切り取られた青空」:パソコン画面
「満月に焦がれて」:満月=出産、子供を産みたい
「ハムケ~オジッ ハムケ イッソ」:韓国語で一緒にいてね
「再び桜花笑う季」:もう、内容まんま!
「Future」:未来語りだから
「Love Grace」:恵実と愛実
思いっきり、ネタバレしてるやんと自分でも思います。
そこまできて、決まらなかったのが、「パラレル」と、「道の先には……」
「パラレル」はそれがために、連載スタートが一週間遅れることに。結局はあぐりんの理科の教科書を見ていて。並列つなぎから、平行線→結婚に関する男女の温度差とつながって、パラレルという英語を採用しました。
「道の先には……」はネットファンタジーにありがちな魔法・トリップ・異世界などの単語を一切使わないで付けたいと考えて、道に迷った彼らの行く先は? と結局まんまなタイトルになってしまった訳ですね。
「遠い旋律」は構想を持ったのがたぶん20年前くらい。(執筆してないのに、妄想だけしてたんだよねぇ)しかも主人公の名前は山口裕美。携帯電話もありませんでしたし、今とラストも少し違っていました。(裕美も……んです)
だけど、2人に携帯を持たせて、着信音を一緒にしたその時から、私の中でするするとストーリーがつながりだし、仕舞いには高広が名前まで三輪さくらってかってに変えてました。絶対、あの作品には何か憑いてます(悪いもんじゃないだろうからお祓いはしませんが。ん? というか、あいつが幽霊か)
皆さんのタイトル決定の参考に……なるわけないですね。失礼いたしました。