醸すぞぉ~
ここでぷっと笑った方も結構いらっしゃるかも知れません。
小説家といえど人間、別人になりきったつもりでもどこかしら自分らしさがでるもんです。
私の書く女性キャラは、ド近眼で耳の良いという設定がちらほら。これは、私自身がそうだからなんです。
受話器の中から電話の相手だけでなく、その隣の部屋から叫んでいる声さえ拾ってしまうキャラがおりましたが、あれはもろ私のことです。あぐりんが小さい頃、実家に預けたときなんかは、私は電話口に出ているあぐりんに説明だけをさせて、答えは直接聞くからいいよと言い切っていたくらいですから。
それと、「旋律」で調律の悪いピアノで吐きそうになったのも私です。(もちろん高広はおりませんよ)
70年代アイドル歌手全盛期は、歌番組をほとんど見ることができませんでした。
現在は音楽を止めて久しいので、適当に耳惚けしてきたのか、昔ほどにはヤバイ歌に出会ってない気がします。それは、もしかして「日本ミキサー界の飛躍的進歩による勝利」なのかもしれませんが……
他の方の作品を見て、「あり得ねぇ~」と思ったアナタ、案外「事実は小説より奇なり」かも知れません。