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それでは上がりませんよ

それまで書いていたモノでも結構ふしぎ話が多いたすくですが、異世界ファンタジーを書くのは「道の先には……」が初めて。


ギャグで乗り切っていることも多いですが、それなりに世界観はちゃんとしていないといけないからと、ファンタジー作品を読む機会が以前よりずっと増えました。


……というより、それぞれの作家様が自分にはない発想で紡がれていくのを感心して見てるってだけなんですけれど。


その中で、最近気になることというか、非常に残念なことが一つ。


ここしばらくランキングサイトのファンタジー上位の方が相次いでここでの更新を中止されているということです。


ご自分のサイトを作られてそこに落ち着かれた方はまだ良いのですが、ここだけでの活動のかたもいらっしゃる。続きが見られないのはファンとして非常に寂しいです。


で、その方々の活報を見ていると、一様に「感想に感想ではない辛辣な攻撃文を書かれて疲れました」と書かれてありました。


私は、活報で見つけた「現実味のない文章」という一文に(お一方じゃないんです、複数の方に全く同じ言い回しを見つけました)申し訳ないんですが思わず笑ってしまいました。もちろん、作者様ではなく、感想もどきを送りつけた輩にです。


現実味なくて当たり前じゃないですか、ファンタジーですもん。科学的な根拠を(偽でも)付けられたらそれはもう、ファンタジーじゃなくてSFでしょ。


特に異世界ファンタジーは世界から作っていかなければならない。そんなカスタマイズされた世界に、地球の常識をごり押しすることからして、もうナンセンス。


それで、この感想者が何のためにこんな感想を書いているのかなって思ったとき、私の頭を過ぎったのが、『この人がランキングにいて、なぜ私がいないのだ』って声。


狙われているのは、軒並みお気に入り登録を4桁で持っているような方ばかり。上を落としちゃえば、自分が今度は浮上する?


……んな訳ないじゃないですか。たぶん次の作家様が彗星の如く現れて、その方は相変わらず沈んだままだと思いますよ。で、また上位攻撃を……その繰り返し。


こんな深海魚のエッセイなんて、読んでらっしゃらないでしょうが、もしこの文章が目にとまったら、そういう書き込みはもう止めた方が良いと思いますよ。


言葉は凶器です。使い方を間違えると、わずかな物でも死に至らしめる劇薬です。リアルにぶつけられる罵声も高ダメージですが、こうやって形に残る文章は、更にダメージが持続します。


ネットでは消えるだけですから、書いた本人に余り罪悪感を感じさせないのも問題です。書かれた本人は、体調を崩すぐらい悩んでいるというのに。


そういう書き込みはある意味作者様の『物書き』という面を殺す……部分的な殺人に匹敵すると私は考えるのですが、これは極論でしょうか。


ま、そういう口幅ったいことはともかくとして、お願いですからたくさんのファンの楽しみを奪うことはしないでくださいな。


老婆の老婆心なお願いでした。

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