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実録「切り取られた青空」

このタイトル付けると何かお月様に行かないといけない文章になってしまいそうです。


ご安心ください、全年齢大丈夫ですから。


「切り取られた青空」


大抵は作品の方が先というか、タイトルが決まらず、なかなか出せないものもあったりしたんですが、これはタイトルの方が先にありました。元々、ダイブロで昔話をした時の記事のタイトルをそのまま流用したので。。


その内容は決してアブナイ恋愛事情ではなく、自身の拒過食症の話。もう25年くらい前の話ですが、私は、ある時から他人の前で食事ができなくなってしまったのです。


理由は簡単、食べるとデブになる。食べるからデブになるんだわと思われている……そういう思いに捉われてしまったのです。


職場ではコンビニの半分のおにぎりまでが限度。それでも全く食べないわけにもいかず、約二年間それを続けました。


だけど、それではお腹が空いてくる。でも、人前では食べられない。


なので、仕事を終えてから私は、テイクアウトのお弁当屋さんでお弁当などを買い、そのお弁当屋さんのある雑居ビルの屋上(勝手に入れたのです、今考えれば不法侵入です。ビルの管理人さんごめんなさい)で食べるのが常に。ビルとビルとの隙間からちょっぴりだけ見える、抜けるような青空を見ながら、泣きながらお弁当を食べた日々を綴ったものでした。


あの時小さな空間からなかなか抜け出せなかった私と、結局パソコンから抜け出してリアルにできなかった加奈子を重ね合わせてのネーミングでした。





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