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ヒーラーとは?

やぁ、久しく書くよ

ワクワクが止まらない俺はヒーラーについて調べることにした。


ヒーラー…回復が出来る職業。回復においてはエキスパートであり、バフや多少の攻撃魔法も覚える。

魔法使い、魔剣士、魔剣聖など魔法が使える職にはない特別な魔法も覚え、ヒーラーというだけで精神異常系の攻撃にも強くなる傾向があり、更には状態異常にも強い。ただし、物理には弱くはないが強くもないため、無理はしてはいけない(前線でバリバリ戦うとか)。

ヒーラーには実は隠された職業の派生が存在するらしいが、文献に細かいことが残ってないため、近年そのような派生先の職業があるかは真偽が疑われている。が、あると言われている。


ふむ、調べると意外に知らんことがあるな。

ヒーラーには隠された職業派生があるなんて聞いたことがない。それもそうか、あの頃の俺は自分の職業で手一杯だったためわかるかけがない。

俺はとりあえず、ヒーラーとしての訓練を開始することにした。


戦士はやることはシンプルに筋トレや技の訓練をすればよかった。ので、戦士の技術関係のトレーニングは問題ない。

が、ヒーラーはわからんため、教会に駆け込んでいった。


「おや?アーガイン君じゃないか?どうしたんだね?」


そう話すのはシュトラール神父である。


「すいません、ヒーラーはどのような訓練をすれば回復魔法とか鍛えることができますか?」


「うーん、一番いいのは治療するのに限るけど、常に出来るわけじゃないだろうから回復魔法を体の中で循環させるのがいいんじゃないかな。」


「回復魔法を循環させる?」


「例えば、初級回復魔法のヒールを自分に使って回復魔法の原理をなんとなく体で理解するんだ。何回もね。するとね、実際に使ったときに治りが早くなったり、発動が早くなるんだ。更に極めつけはヒールを常時発動出来るようになるんだ。」


「ヒールを常時発動?…それはすごいですね。」


「だろう?できるようになったときは最初は魔力消費が辛いと思うけど、出来るようになれば大怪我しても隙を晒すことなく回復して次の行動へ移れるよ。それに魔力量や回復量も増えるしね。現に自分も無理がないように今もしてるよ。そう、ヒールの回復量や魔力消費量もコントロールできるようになるわけだよ。今では詠唱なしで常時発動ヒールしてるおかげで毎日が体調がいいよ。」


アーガインからすると目から鱗が出る話である。


「そんな貴重お話、自分にしてもいいんですか?」


「ヒーラーになっても常時発動ヒール出来るようになる人は少ないからね。なにせほとんどの人は辛いから辞めてしまうんだよ。だから、これからのヒーラーには有益な情報を伝えて、数を増やしたいんだ。」


「シュトラール神父…ありがとうございます!」


「いえいえ、お気にせず。」


俺はその場を離れ、言われた方法を実践することにした。


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