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アクロス・ノア 涙が海にとけるまで  作者: フジアキ
第三章 零れる前に
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第三十四話

 叩きつけるような勢いで、晴也の顔面に空気が当たる。

 脇腹を抱え込まれ、片腕で軽々と担がれた晴也は、エルディンにものを言わせた超人的な身体能力が生み出す圧倒的な速さに、言葉を出すことすらできなかった。

 屋根伝いにグリムシャニスの街を駆け抜け、徐々に街を囲う壁との距離が近くなっていく。

 果たしてグライダムはどこへ向かおうとしているのか。晴也は彼の唐突な行動の理由が掴めないでいた。

 しかし、原因は追ってくる青年にあることは理解できた。赤い稲妻を瞬かせ、跳ぶ度に雷が落ちたかのような音を響かせる青年。それを見れば、相手がただ者でないことは明らかだろう。

 晴也は未だ、アースターの正体に確信が持てないでいた。しかし、アースターのまとう赤い稲妻には覚えがあった。かつてエルノアが言っていた、聖槍の力。聖槍の穂先を天に向けたとき、担い手の周りで赤い雷が弾けた。その様子は、正しくアースターの姿だった。

 だが、その青年は槍のような物を手にはしていなかった。その事実が、晴也を答えから遠ざけていた。赤い稲妻をまとう、聖槍を持たない青年。そんな得体のしれない相手に、晴也は恐怖していた。

「口を閉じていろ、舌を噛むぞ」

 グライダムがそう告げると、すぐさま上からのしかかるような強い力に晴也は抑えつけられた。否、グライダムがエルディンを脚部に集約させ、限界まで身体能力や体の頑健さを向上させ、壁を飛び越えんと跳躍したのだ。

 強い荷重をいきなり浴びた晴也は、肺に貯めていた酸素を全て吐き出してしまう。視界が真っ白になり、意識を手放しかけると、僅かな浮遊感の後に、今度は逆方向からの荷重に、無理やり覚醒させられる。壁を飛び越え、自由落下しているのだ。

 もはや叫び声すら上げられない晴也は、着地の衝撃に備え、口をしっかりと閉じ、全身に力を籠める。

 ズンと全身を揺らすような衝撃と共にグライダムが地上に着地する。

 ようやく降ろされるのだろうか期待していた晴也だが、グライダムは変わらず晴也を抱えたまま平原を疾走し始めた。エルディンで強化された走力は圧倒的で、それこそ全速力の馬と同じような速さが出ていた。

「――いい加減に、しろっ!」

 どうにか聖剣の柄を手にかけ、鞘から刀身を引き抜く。太陽のような輝きが零れると、瞬間、グライダムに超人的な身体能力を与えていたエルディンが塩となり、サラサラと周囲に霧散する。

 急に体の動きが鈍重になったのを感じ、グライダムが足を止める。その隙に、人並みの腕力になった腕から抜け出した晴也は、一歩二歩とグライダムから距離を取り、聖剣を構える。

「一体何なんだよ! 事情があるなら説明してくれ!」

「……まさか、勇者シオタが彼に対してあそこまで過敏に反応するとは思わなかった。それが、エルレイクスの選別を超えた者の感覚、という奴なのだろうか」

 晴也の言葉を無視するかのように、グライダムは一人そう口走る。まるで、晴也の存在など既に見えていないかのような態度に、晴也は更に腹を立てる。

「だから、説明しろって言ってんだ! どうしてこんなことを――」

 言い終わるよりも先に、二人のすぐ横に赤い稲妻が落ちる。強烈な熱気と腹の底を揺らすほどの衝撃に、晴也は思わず顔を腕で覆ってしまう。

 土埃が晴れると、そこから現れたのはアースターだった。バチバチと余熱を持っているかのように体の周辺に赤雷を弾かせながら、彼は晴也のほうを見る。

「太陽の如き輝きを放つ剣……なるほど、それが聖剣ですか」

 そう口にすると、アースターは左腕を晴也へと向ける。すると、彼の周囲に赤雷がより一層激しく瞬く。そして、アースターの意思に従うように、その雷は晴也のほうへと襲い掛かる。

「――っ」

 迫りくる赤雷に対して、晴也は聖剣を前に構える。太陽のような輝きに引き付けられるように赤雷は刀身へと寄り集まり、刀身に触れた瞬間、大量の塩となって周囲に霧散する。その不可解な現象に、アースターは眉を顰めた。

「赤雷が白い粉……いや、塩になった? 奇妙な能力だ」

 冷静に聖剣の能力を分析するアースターに対して、晴也は自分に向けて放たれた赤雷の残骸を見て驚愕する。

 ハーロゥと共に聖剣の能力を解析した際に一つわかったことがある。魔法を塩に変える際、エルディンの量が増えると、塩の量も増えることがわかっている。そして、先ほどの赤雷を塩に変えた際に出た塩の量は、晴也の足元を一面白く塗りつぶすほどだった。

 魔法に込めるエルディンの量が多いほど、純粋に破壊力が増す。今の赤雷は、人を一瞬で黒焦げに焼き焦がすほどの威力が出ていたのだ。

 明らかに殺す気で放った攻撃。しかし、アースターを見ると、まるで様子見と言わんばかりの態度をしている。

 格が違う。晴也が戦ったあの騎士達とは、明らかに実力の差がある。

 殺気を向けられている訳でもないのに、晴也は胸を締め付けらえるような息苦しさを覚える。早鐘を打つ心臓が今にも喉から飛び出しそうなほど興奮している。

「聖剣の能力を引き出せていないということでしたが、どうやら我々の情報は古かったようですね」

「勇者シオタが聖剣の力を引き出せたのはつい最近だ。一応、影がそちらに伝えたとは思うが……」

「どれだけ迅速に連絡しようにも、どうしても誤差は出てしまう。仕方のないことです」

 アースターとグライダムは晴也の目の前でそんな会話を繰り広げる。晴也にとって明確な敵であるアースターと、味方であるグライダムが通じているその様子は、晴也には衝撃的だった。

「グライダムさんは、そいつと知り合いなのか?」

 そう訊ねると、グライダムは晴也へと視線を向ける。冷たげな視線は、何処か後ろめたさが見えていた。言いあぐねるグライダムに対して、アースターが口を挟んだ。

「この状況で隠し通せるものでもないでしょう。エルダフィート王国の騎士グライダムは、我々と通じていたということですよ。エルダフィートの勇者」

「我々……」

「鈍いですね。我々というのは、ガグランダ公国を筆頭とした、エルダフィート王国を取り囲む四つの国から成り立つ、同盟のことですよ」

 アースターの言葉を理解することが、晴也にはできなかった。

 ガグランダ公国というのが、エルダフィート王国と敵対している国であることは理解できる。その国とグライダムが通じていた。認め難いその事実を、晴也は呑み込めないでいた。

 しかし、次第に言葉の意味を理解し始めて晴也が、慌ててグライダムに問うた。

「う、嘘だよな? グライダムさんが裏切り者って」

「……」

 晴也の問いに、グライダムは何も答えず、ただ視線を逸らすだけだった。アースターの言葉を肯定するかのような態度に、思わず晴也は声を荒げる。

「嘘って言えよ! なんで黙ってるんだよ!」

「これ以上彼に嘘を吐かせるのは酷というものですよ」

 叫ぶ晴也に対して、アースターが口を挟む。そんなアースターにも晴也は噛みついた。

「あんたは黙ってろよ! いきなり出てきて、何なんだよ!」

 晴也にとって青年は、未だに得体のしれない敵だった。それを感じ取ったのか、アースターは眉間に皺を寄せる。

「まさか、完全に把握できていない?」

 奇妙なことだと考え込むようにアースターは顎に手をあてがう。その一挙手一投足がまるで馬鹿にしているように見えて、晴也の張りつめた琴線を触れた。

「……勇者シオタ」

 怒り心頭に発する。そう言った様子の晴也に対して、グライダムの静かな声はやけに響いた。グライダムのほうを見ると、彼は目を逸らすことなく、まっすぐと晴也に向けて言い放った。

「アースター殿の言っていることは真実だ。自分はガグランダ公国と通じ、エルダフィート王国を裏切り続けてきた」

 冷たく言い放たれたその言葉は、晴也の心を切り裂くようだった。

 所詮は親交の浅い相手だ。そう言い切って突き放すこともできる。敵であるならば敵として見るのが一番だ。しかし、ならばどうして。晴也は再び叫ぶ。

「なんで俺に親切にしたんだよ! 敵なら、俺なんかに優しくする必要ないだろ!?」

「言ったはずだ。打算があったと。……もっとも、こんな状況では無駄になったがな」

 それはつまり、ああいったことを積み重ねて、晴也を御そうと考えていたということだろう。それを理解して、聖剣を握る手が強くなる。

 エルノアに告げた言葉を思い出す。グライダムには気を付けろ。彼女がどういった意図でそのようなことを言ったのか晴也にはわからない。しかし、その言葉は正しかった。何せグライダムは、エルダフィートを裏切っていたのだから。

「そうか、そうかよ!」

 本当にグライダムは裏切り者なのだ。そう認めざるを得ないまでに事実を突きつけられた晴也は、怒りに任せて聖剣を一薙ぎする。瞬間、晴也の周囲の地面が塩に代わり、小さな塩の柱が隆起する。

「敵だって言うんなら、容赦しないぞ。俺はまだ聖剣の力を完全に使いこなせてないんだ。もしかしたら、殺してしまうかもしれない」

「そうか」

「――っ」

 歯牙にもかけないようなグライダムの態度は、怒りに震える晴也を前へと踏み出させた。

 裏切り者はここで捕らえるべきだ。考えの及ばない晴也とて、それくらいのことは理解できる。聖剣の力は凶悪で、使い方を誤れば容易に人を殺してしまう。しかし、それくらいのイカサマめいた力がなければ、グライダムを組み敷くことは不可能だろう。

 裂帛とした叫び声を上げながら、晴也はグライダムへと駆ける。グライダムは腰に携えた剣に手をあてがう。しかし、彼がその剣を抜くことはなかった。

 晴也とグライダムの間に、赤雷が流れる。聖剣で晴也に向かってくる赤雷を塩に変えて打ち消した晴也は、アースターのほうを睨む。

「あまり逸らないでいただきたい」

 右腕に帯電するかのように赤雷を瞬かせたその姿は、明らかに戦闘態勢と言った様子だった。

「あんたもガグランダ公国から来たってことだよな。なら、あんたも俺の敵だ」

「ええ、確かにその通りです。ですが、果たしてあなた一人で、ワタシに勝てますか? 聖剣の力も満足に使えないと言うあなたに」

「言わせておけば!」

 晴也はアースターのほうへと駆けだす。アースターは赤雷を晴也に向けて放つ。それらは全て聖剣の輝きに吸い寄せられ、刀身に触れては塩になり霧散する。

 赤雷の威力は凶悪だ。しかし、いなすことは難しくない。エルディンで構成される魔法であれば、聖剣はそれを吸い寄せることができる。

 容易にアースターに接近した晴也は、そのままアースターに斬りかかる。

 大きく振りかぶり聖剣を振り下ろそうとする晴也に対して、アースターは再び赤雷を瞬かせた。今度は自身の周囲ではなく、自身の間合いに入った、晴也の腹部に向けてだった。

 晴也の腹部で赤雷が弾ける。強烈な衝撃と熱、そしてジワリと広がる痺れに、晴也は思わず後ずさる。

「なるほど、直接叩き込めばいいのか」

 赤雷が弾けた腹部に手をあてがう晴也を見て、アースターは冷静に分析する。それは、聖剣の能力の弱点でもあった。

 聖剣の能力は強力だが、弱点も存在している。一つは、魔法でない物は光に引き寄せられないということ。そしてもう一つは、魔法の発生地点に晴也がいた場合、聖剣が引き寄せる前に晴也と魔法が衝突してしまうというものだった。

 今のは明らかに後者の弱点を突いた攻撃だった。

 不用意に接近するのは危険だ。そう感じ取った晴也は、攻め方を変えることにした。赤雷を自由な場所で起こせるのなら、最初からそうすれば晴也を圧倒することができた。しかし、それをしないということは、赤雷を起こせる間合いがあるということだろう。

 ならば、その間合いの外から攻撃をすればいいだけ。晴也は聖剣を持ち上げ、そして一気に振り下ろす。

 能動的な聖剣の力の行使――聖なる浄化(エルアトルーマ)。さながら振り下ろした聖剣が切り裂いた空間からあふれ出るように、塩の結晶がアースターへと襲い掛かる。

 全身に赤雷をまとわせ、アースターはそれを横に回避する。追うように晴也は連続でエルアトルーマを放つ。

「連発できるのか」

 アースターが回避し、晴也が追うように放つ。それが幾度と繰り返される。アースターから放たれる落雷のような音は、かすかながら晴也に残っていた冷静さをゆっくりと奪い取っていく。

 何度も聖剣を振り続ければ、自然と息が上がる。何度目かの晴也の攻撃は、その前までのものに比べれば、明らかに速さも鋭さも劣っていた。その隙をアースターは見逃さなかった。

 遅く迫りくる塩の結晶をかわしながら、そのまま高速で晴也との距離を詰め始める。迫りくるアースターに対して、晴也は近寄らせまいと地面に向けて聖剣を振るう。すると、地面は塩へと変わり、そこから塩の結晶が壁のように隆起し、晴也とアースターの間を隔する。

「甘い!」

 例え分厚い壁ができようと、晴也は既にアースターの間合いの中だった。塩の壁に触れ、アースターが赤雷を晴也へと直接放つ。

 胸元で弾ける赤雷の強烈な一撃。先ほど晴也の腹部を焼いた赤雷は、さながら小手調べの一撃であったかと思わせるほどにその一撃は強く熱かった。

 一瞬だけ晴也の意識が白む。しかし、すぐに胸元で弾ける赤雷に聖剣を触れさせ、塩へと変える。

 塩の壁に赤雷が瞬くと、壁に亀裂が走り、ゆっくりと崩れていく。全身に赤雷を瞬かせるアースターは、焼け焦げた胸を抑える晴也を見る。

「拍子抜けです」

 そう告げたアースターは失望していた。聖剣を担う勇者は、アースターにとっては敵だ。その事実は理解している。一方で、ルーフィド以外のレイクスの選別を乗り越えた、神に選ばれし者。それがどのような人間なのか興味があった。歪んだ国の中で神が見出した逸材。無意識にアースターは勇者という存在に期待していたのだ。それを裏切られた。その失望感は計り知れない。

「本来の計画では、この時点でのあなたとの戦闘は想定外です。ですが、もはや生かしておく理由もない」

 計画ではもっと後の段階で、エルダフィートが何ら対策を講じる猶予もない段階で晴也を引き付け、ガグランダ他同盟国が、一気にエルダフィートを制圧する手はずだった。しかし。そんな計画がどうでもよくなるほどに、アースターは目の前にいる不完全な選ばれし者に腹を立てていた。

「何より、この期に及んであなたはワタシのことを理解できていない」

「理解、できていない?」

 晴也にとってアースターは、未だに正体不明の強敵だった。その事実が、アースターをより苛立たせた。

「ワタシが何者か。こうすれば理解できますか?」

 そう告げた刹那、アースターを目掛けて空から赤い稲妻が落ちる。それは比喩ではなく、一瞬にして青空を暗雲で蓋をし、そこから叩きつける雷鳴が目の前で炸裂した。

 その衝撃で吹き飛ばされた晴也は、地面に転がりながら、どうにかアースターのほうを見る。

 落雷に撃たれたかのように見えたアースターは無事だった。それどころか、彼の前には一振りの槍のような物が地面に突き刺さっていた。アースターがまとっていたものや、今落ちてきた赤い稲妻と同じ赤雷をまとう、同色に色づいた槍。

 その槍を掴むと、慣れた手つきでそれを回し、そして右手に構える。

 如何に晴也がこの世界の世情に疎いとはいえ、その威容を目にすれば理解できる。その槍は、聖剣と同じものであると。

「我が名はアースター・ヴァイン。ロジェンカ教の司教であり、神の肉たるレイクスの選別を乗り越えし聖人」

 槍の穂先が晴也を捉える。その瞬間、背筋どころから体全体が凍ってしまったかのような冷たい何かに支配された。

 死の恐怖だ。いや、もはや死ぬことが確定されてしまったと、全身が見せる諦観だ。

 槍の穂先の刃は常に赤雷の如き光が輝いていた。バチバチとより勢いを増す赤雷を携えながら、アースターは晴也に告げた。

「これなるは神なる叫び。我らが神が放つ、咆哮にして勝鬨。天を創りたもうた神の両腕――聖槍・グレングルムなり」

 鮮烈なまでに突きつけられる現実に、晴也はもはや立つことも叶わなかった。地面に崩れ落ちた晴也は、うわ言のように呟いた。

「聖槍……なんで、名前なんて。いや、それよりも、どうしてここに……」

「わからないのですか? 同じ神に選ばれし者だというのに。レイクスは選んだ者の意に従う。例えこの身から幾万とはなれていようと、名を呼べばすぐにこの身の元に馳せ参ずるのです」

 同じ神に選ばれし者。聖槍を相手にするには、聖剣以外にはあり得ない。何度もそう告げられていた。しかし、そうじゃない。明らかに格が違う。神器の使い手としても、神に選ばれし者としても、晴也とアースターとでは明確な差が存在していた。

 それは、担う神器の名を知るか知らないか。

 真に神に選ばれ、選別を乗り越えた者であれば、それは自然と告げられるものだった。しかし、それを知らないとなれば、晴也はアースターやルーフィドとは違い、偽物であることに他ならない。

 アースターの周囲に赤雷が強く閃き始める。バチバチという瞬く音は次第に轟音となり、さながら嵐のように赤雷が天から地へ、地から天へと縦横無尽に駆け巡る。

 それは絶望の光景だった。何者かの怒りを表したかのようなその光景に、晴也は握っていた聖剣を、ついに手放した。

 その瞬間、アースターの失望は極まった。

「これはせめてもの慈悲です。我らが神の叫び、その神威を以て朽ち果てるがいい」

 穂先の光が、次第に槍全体を覆っていく。完全に槍を光が覆い尽くすと、槍そのものが稲妻のように瞬き始めた。

 絶え間なく轟く雷の音は、さながら人ではない、何か大いなる者が叫んでいるかのように聞こえた。それを目の前にして、晴也は完全に諦めてしまった。

「神よ、その意を叫べ――『怒る稲妻(アドーラ・グルム)』」

 そして、稲妻の槍は晴也へと向けて放たれた。


第三十四話を読んでいただきありがとうございます。


次話もよろしくお願いします。


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