大きなミス
東京観光を楽しんだ二人はニコルズの泊まっている旅館の前についた
「ありがとう、今日はとても楽しかったわ」
「いえ、こちらこそ」
「そうだ私の泊まってる部屋で少し休んでかない案内のお礼もしたいし」
「いいんですか、ならお言葉に甘えさしてもらいます」
二人は旅館の中へ入っていった
旅館に入ってすぐニコルズは旅館の女将に呼び止められた
「ごめんツバキちょっとまってて」
女将に何やら言われていた
「お客様のご宿泊は一週間と伺っておりましたので」
「あれ?でも私は一ヶ月と予約したのだけど」
女将はニコルズが宿泊の際に書いた紙を見せると確かにそこには一週間と書いてあった
「ホント、私書き間違えてる、はぁーやってしまったわ」
「お荷物の方は別室にまとめてさせていただきましたので」
ニコルズは渋々、荷物をもち旅館を出た、そして落ち込んだ様子で
「これから新しい旅館を探なくちゃ」
「それなら、よかったらうちに来ますか?、旅館ほど豪華で余り広くないですけどおばあちゃんに頼んだら許してくれると思います」
「でもツバキの迷惑にならないかしら」
「困った時はお互い様ですよ、ほら行きましょ」
椿樹はニコルズの手を引き自宅へと連ていった家に着くと椿樹はニコルズに
「すぐ話をつけて来るので少し待っててください」
そう言うと椿樹は急いで家に入っていった家に入ると椿樹は急いで祖母のいる部屋に駆け込んだ
「おばあちゃん、一つ頼みがあるの」
「どうしたのそんなに慌てて」
椿樹は祖母に事情を話した
「おばあちゃんお願い!、少しの間だけニコルズさんをうちに泊めてあげられないかな」
おばあちゃんはため息をつき
「大体の事情はわかったわ、少しの間でなら泊めてあげてもいいわ、部屋は春樹が使っていた部屋を貸してあげなさい」
「おばあちゃんありがとう!」
「ただし花嫁修業はいつも通り続けますからね」
「はい!」
椿樹は急いで外で待っているニコルズにOKが出たことを伝えにいった
「なんとか承認を貰いました」
「本当に!」
椿樹はニコルズを部屋に案内したその部屋は少し狭かったが綺麗にされており
「この部屋を使ってください、元々弟が使っていた部屋なので少し狭いかも知れませんが」
「そんなことはないわ、有り難く使わせて貰うわ」
ニコルズは部屋に持っていた荷物を置き始めた
ちょっと無理があったかな