表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔女の探し物 in 明治  作者: 小伊俊紀
明治東京編
5/16

帰り道の雑談

タイトル通り今回は雑談です

椿樹(つばき)と彼女は旅館に向かっていた

「外国の人で女性の方って珍しいですね、いつも見かけるのは、写真館にあるカメラに似てて横ついてるレバーを回してる人が多いのに」

ムービーカメラのこと

「確かに日本に来る外国人は外交官か映画会社から派遣されたカメラマンとかが多いもんね」

アメリカ、フランスのリュミエール協会が当時日本を含め世界各国にカメラマンを派遣し、映像を撮影させていた さらに日本最古の映像は1897年に撮影された映像 諸説あり

「あ!」

ニコルズは思い出した様に言った

「そういえばまだ名前を言ってなかったわね」

「あ、本当だ」

「私はシャーロット、アン、ニコルズて言うの」

「私は宮下(みらした)椿樹(つばき)って、言います 」

「よろしくね、ツバキちゃん」

ニコルズはにっこりと笑顔を見せる

「はい!こちらこそ」

椿樹も同じように笑顔で返す

「ところでシャーロットさんはどうして日本に来られたんですか?」

と、椿樹はニコルズに聞いた

「ある物を探しに日本に来たの、その前は香港(ほんこん)にいたの」

当時イギリス領

二人はそうこう話してるうちにニコルズが宿泊している旅館(りょかん)に着いた

「ありがとう、あなたのおかげで辿(たど)りつけたわ」

ニコルズは椿樹にお礼を言うと少し恥ずかしそうに言う

「あとー、もう一つお願いがあるんだけど」

「なんでしょう」

「もし予定が空いてたら明日、東京を案内してもらえない?東京に来て一週間くらい経つのだけど道に迷ってばっかりでだからお願い!」

椿樹(つばき)は少し考えると

「うーん、わかりましたお昼からなら大丈夫ですよ」

ニコルズは嬉しいそうに椿樹(つばき)の顔を見た

「本当に、ありがとうそれじゃあ、明日のお昼過ぎに新橋駅の前で待ち合わせましょ」

「はい」

そう言うと椿樹(つばき)は、家へ帰っていった

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ