表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔女の探し物 in 明治  作者: 小伊俊紀
明治東京編
12/16

写真館

過去の話が長くなってしまった

椿樹はさっきのショックが大きくご飯の味をあまり感じられなかった

「それで連れて行きたい場所なんだけど」

「どこなの?」

「写真館だよ」

椿樹は謎だった

「どうして写真館なの、写真でもとるの?」

「正解、家には戻らないけどでも写真を撮って持って帰ってお袋に見せりゃ俺が元気にやってる事ぐらいまあ、わかるだろ」

椿樹に少し笑顔が戻った

「じゃあ行こう、写真館はこの近くだから」

北島(きたじま)写真館という名前の写真館に着いた

「ここだ、さっそく入るか」

二人は写真館に入った

「北さん居る?」

「なんじゃ宮下(みやした)のボウズじゃねえか」

奥のドアから初老(しょろう)の男性が出てきた

「なんしに来たんや女連れてよ」

椿樹はお辞儀(じぎ)をする

北島も軽くお辞儀を返す

「いや写真を撮ってもらいたくてさ」

「写真を撮るんはええけど、お前持ち合わせあんのか?」

「残念ながら今持ち合わせが無くて、だからツケてもらえない」

「ここは居酒屋じゃあねぇんだぞ」

「分かってるて帰って来たら必ず払うからさ」

北島はある事に気付いた

「帰って来たら?もしかしてお前征くんか」

「ああ、明日の朝にな」

北島はため息をついた

「はぁ、しょうがのぉ今回は特別にツケといてやるけぇ、じゃが、絶対帰ってこいよ死んで未払いは許さんけぇの」

「ああ、(きも)に命じとくよ」

椿樹は椅子に座り春樹はその横に立ち写真を撮った

綺麗(きれい)に写ってるわね」

「ありがと、北さんこのツケは帰って来たら必ず払うから」

春樹が写真館を出ようとすると

「おい待ちんさい」

春樹は北島に呼び止められた

「絶対に帰ってこいよ」

と、念を押された

写真館を出ると春樹が

「俺はそろそろ戻るよ」

「待って!明日何時から出るの」

「朝の七時頃に司令部を出る半頃には宇品港(うじなこう)に着くと思う」

「分かった、見に行くから」

「後 旅館まで戻れるか?なんなら送って行くけど」

「いや、大丈夫それにさっき北島さんから広島市の地図貰ったから」

「いつの間に、なら大丈夫だな、じゃあな」

そういうと春樹は走って戻っていった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ