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真・恋姫†夢想~朱霊伝~「六人目の大将軍」  作者: 羅貫厨
3章・董卓+何進=動乱
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~洛陽動乱~五斗米道とゴットヴェイドー

11/3に投稿する予定だったのですが、遊びに行ってて書けませんでした(汗

帰って来てから速攻で作業に入りましたが、途中から何を書いてるのか自分でもわからないくらいに迷走してました。

物凄い駄文になっておりますがお付き合い下さい。

「!!なっ!?」


「審配殿如何なされましたか?」



 驚きの声を挙げた審配に楊白が声を掛けた。



「いや、まさか漢中にまで来て朱霊様の名を聞く事になるとは思っていなかったのでな」


「…朱霊様?審配殿は朱霊殿をご存知なのですか?」


「――知っているも何も、朱霊様は其れがしの主である朱儁様の御子息だ。そして其れがしは朱霊様の後見を勤めている。

 …よもや漢中まで来て朱霊様の名を聞く事になるとは思っても見なかったが」


「な…なんと。そうだったのですか。しかし、朱霊殿は随分と医療に付いてお詳しいのですね。医に携わる者として一度お話を聞いてみたい所です」


「しかし、朱霊殿は随分と医学に詳しいんだな。俺も大陸を渡っていたがこれ程の医療知識を持っている人間はあった事がない。審配殿、朱霊殿はいつから医療を修めていたんだ?」



 朱霊に興味を持ったのか、華陀が会話に加わる。



「すまぬ。其れがしも朱霊様が医療に付いて詳しいと今し方知ったばかりなのだ。恐らく我が主と私を含めた配下が交州の乱を鎮めに向かった後、幽州で学んだのだと思うのだが…」


「審配殿も朱霊殿のがいつ医を修めたのかは定かではないようですね」


「……恥ずかしながらそういう事になるな。ただ、黄巾が始まる以前に朱霊様が朱家の本邸にお帰りになられた折り、涼州で董卓殿と交友を結んだと仰っていた。医療の事に関しては何も仰ってはいなかったが、話の流れからするとこの病院の件と無関係では無いだろう」




 楊白の言葉に審配が顔を顰めるも会話を繋いでいく。


 他意は無かったのであろうが、彼の言葉は審配とって突き刺さる物があった。


 交州で乱が起きてから今まで審配は朱霊との接点はほとんど無かった。


 朱霊は幼少期から随分と大人びていた。


 それこそ審配の手を煩わせる事など殆ど無かったといっても良い。


 自らの主により子息の後見に選ばれていながら手が掛からない事を良い事に朱霊をお座成りにしていたのではないのか…。


 審配の頭にそんな自責の念が過る。



「ふぅん。審配殿でも知らないとなったらこれは直接出向いて朱霊殿に話を聞いて見た方が早いかもしれないな」



 顔を顰めたままの審配を他所に華陀は朱霊に会いに行ってみようかと零す。


 そこへ、



「朱霊という奴なら今は洛陽にいるはずだぞ」



 と、命を救う為の医療の場には似つかわしくない鎧姿の男が室内へ入って来た。



「あっ!おにぃちゃん!陽平関から帰ってきてたんだ?おかえりだよぉー!」


「おぅ!ただいま春華。んで、華陀は朱霊って奴に会いに行くのか?」



 張魯に兄と呼ばれた男が華陀へ声を掛ける。



「ああ。そうしようかと思ってる。しかし張衛殿、なんで朱霊殿が洛陽にいるってわかるんだ?」


「――それか。陽平関に洛陽から来た商人が通ってな。黄巾の本隊が官軍に負けたんだとよ。

 んで、黄巾側の総大将だった波才を討ったのは件の朱霊らしい。

 今頃は論考賞の為に討伐に参加してた将や義勇軍の者達が洛陽に凱旋してる最中じゃないか?

 恐らく朱霊って奴も洛陽に向かってるか既に着いてるだろう。

 ま、戦争は終わりって事だ」



 張衛と呼ばれた男は華陀の問いにひと呼吸の間を置いてから答えた。



「…!黄巾が破れたという事は戦争が終わったのか!こうしてはいられない!一刻も早く怪我人達がいる所へ行かなければ!!―――うごっ!?」



 戦争が終わったという張衛の言葉を聞いて華陀が慌てて室内を後にしようとしたが、張衛に襟首を掴まれ引き戻された。



「まぁ待て。お前の医者としてのその心意気を否定するつもりはないが、お前はどこに行くつもりだ?」



 華陀を文字通り引き止めた張衛が華陀に言葉を投げる。



「こほっこほっ…ど、どこにって…。決まってるだろ?患者がいる場所であれば俺は何処にでも行くぞ!」



 張衛に引かれた襟首が首を圧迫したのか若干涙を滲ませながらもはっきりとした口調で言葉を返す華陀。


 今すぐにでも室内を飛び出して行きかねない華陀に張衛は思わず苦い笑みを浮かべた。



「やれやれ…。あのなぁ、お前はその針でどうするつもりだ?

 気の流れを調整すれば怪我が治りが早くなるのは知っているが、そもそもお前の領分じゃないだろう?

 ゴットヴェイドーのお前は内気功の専門家だ。だが外傷や薬学に関しては五斗米道の領分だ。…わかるな?」


「それはそうだが…」


「戦で傷を負った者達の事はこちらに任せておけ。…それにお前は『医薬を調合しようとすると変な材料を集めだす』からな」



 体験談なのだろうか?張衛の目が据わり華陀に冷たい視線が投げつけられる。



「うっ…、薬効は凄かっただろ?」



 若干視線がが泳いた華陀。


 張衛に変な物を飲ませた自覚はあるらしい。



「ああ。確かに効果はあった。だがな、風邪を引いただけで『あんな物』を飲まされる羽目になったんだ。戦場帰りの者達にお前が何をやらかすか分かったものではない」



 張衛も口に出すのが憚られるのか、材料は口に出さず『あんな物』と口を濁している。



「はぁ…。仕方無い。戦で負傷した者達は五斗米道のみんなに任せる。審配殿は朱霊殿の後見なんだよな?いきなり会ってくれと言っても門前払いにされる可能性があるし一筆頼んでも良いだろうか?」



 張衛を前にして不利を悟ったのか、溜息を吐いた華陀。


 先ず朱霊会う事を決めた様だ。



「ああ、構わないとも。張魯殿、申し訳ありませんが筆をお借りしても?」


「どぞどぞ~あ、こちらの卓を使って良いですよぉ~」



 張魯から筆を借りた審配。



(さて、如何したものか…。志牙様に文を書くというのも久方振り。無様な物を書いて呆れさせてしまわないか心配であるな。審配だけに)



 頭の中で寒いギャグを飛ばしつつ筆を採った審配。



 余談だが、この後彼は自らが納得のいく物を仕上げる為に貴重な紙を何枚も駄目にした様である。


実は審配の漢中での話は87部の投稿が終わった後に唐突に思いついたので書いてみただけっていう見切り発車なお話です。


本来のシナリオ構成に思いついたままを無理やりねじ込んでる状況なので話として纏まりがありません。


こんな羅貫厨ですがお許し下さい。


次回は11/8に投稿予定です。

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