表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
真・恋姫†夢想~朱霊伝~「六人目の大将軍」  作者: 羅貫厨
2章・歌姫+黄巾=乱
70/268

~黄巾の乱~予想外過ぎる事実・1

なんか凄い勢いで仕上がったので投稿します。

駄文ですがお付き合い下さい。


 波才率いる黄巾軍本隊との戦闘経過。


 盧稙率いる官軍を後詰とし、朱霊率いる義勇軍は黄巾本隊へ横撃を仕掛けた孫堅軍と連携、背後から奇襲した。


 この攻勢を好機と捉えた皇甫嵩は各諸侯の軍を動かし黄巾軍を三方から攻め打ち破ろうとした。


 だが、黄巾軍の防御は固く消耗戦に突入。


 後方から攻め寄せた義勇軍と横撃を仕掛けた孫堅軍が戦果を上げたものの決定打にはならず、一時的に互いに軍を退く結果となった。


 ―――――――――――――――――――――――――――――


 黄巾軍本隊ともなると精兵揃いでとても強いです。


 こいつらを叩けば残すは張角、張宝、張梁を残すのみ。


 どこにいるのかわかんないんだけどね。


 朱霊です。



 互いに軍を退き睨み合う形となっている今、決め手に欠けるとの事で諸将が集まり作戦会議中です。


 会議には森羅、玉蘭、風、諸葛亮、龐統を出席させて俺は孫堅軍の陣へ。


 俺は参加しないのかって?


 俺より頭の良い軍師達が出てるんだから問題ないっしょ!


 まぁ、しばらく姿を見てなかった雪蓮とまだ見ぬ孫家の家臣団の方が気になるだけなんだけど。


 孫堅軍の陣の近くまで来た所で微かに鈴の音が聞こえたと思った瞬間、



「動くな。貴様どこの者だ」



 という言葉と共に背後から首筋に刃が添えられてました。


 こえーよ。



「俺は朱霊。孫策の友人だ。お前さんは?」


「…甘寧。貴様の様な奴が孫策さまの友人とは思えんな」


「まぁ、初対面じゃ信じられないのも無理ないわな」


「……」



 何かを考えてるのか甘寧から言葉は無い。


 背後を取られてるので容姿は分からないが甘寧も女の子かぁ…。


 黄巾の頃は益州にいるはずなんだけど、もう孫家に仕官してるらしい。


 諸葛亮や龐統の例もあるし、ここら辺はもう俺の知識は役に立たないな。



 甘寧、字は興覇。


 鈴の甘寧という通り名を持つ猛将。


 演義では錦帆賊という江賊の棟梁だったとされている。



「…孫策さまの所へ連れて行く。だが、妙な真似をすれば命は無い物と思え」


「ああ、わかった」



 首筋に刃を添えられたまま雪蓮の元へ案内される事に。


 陣中にある一つの天幕の前まで来ると



「孫策さま。朱霊と名乗る者が面会を希望しております」



 甘寧が天幕に向かって声を掛けると



「え?志牙が来てるの?入って貰っていいわよー」


 と気の抜けた声が飛んできた。


 雪蓮が俺の真名を知っていた事に驚いたのか、甘寧の身体が一瞬硬直したのが伝わって来てチクリと首に僅かな痛みが走る。


 硬直した弾みに力が入り僅かに刃が首の薄皮を裂いたのだろう。



「す、すまない…」



 謝罪と共に首筋から刃が離され、チリンと鈴の音が鳴った。



「ん、気にしなくて良いぞ。甘寧の対応は間違ってないからな」



 首筋を擦りながら甘寧と共に天幕の中へ。


 雪蓮はなんというか、いつも通りというかだらしなく寝そべったまま酒をのんでいた。


 これが後の小覇王なんだから困ったものである。



「ったく、お前はこんな時でも酒飲んでるのな」


「あら、別にいいでしょー?誰かに迷惑掛けてるわけでもないんだし」


「麗羽や蓮華がいたら大目玉を喰らうぞ?」


「ナイショにしといて♪」


「はいはい」


「…………」



 俺達の軽いノリに着いて来れないらしく、甘寧が変な顔をしている。



「ねぇ志牙ー。首なんか抑えてどうかしたの?」


「!?」



 雪蓮の言葉に甘寧が石化。


 その様子を見た雪蓮は全てを察した様で



「あー、思春がやったのね。まぁ、悪気は無かったと思うから許してあげて」



 と苦笑。



「別に気にしてないさ。甘寧の行動は正しかった」



 雪蓮の徳利を奪って一口煽る。



「で、家臣はどれくらい戻ってきたんだ?」


「諜報に出てる何人かはそのままだけど、半数以上は連れてきたわよ」



 雪蓮の話を聞いた所、戻って来たのは


『周瑜、太史慈、黄蓋、程普、祖茂、韓当、甘寧、周泰、陸遜、魯粛、張昭、張紘、顧雍、凌操、凌統、賀斉』



 戻って来ていないのは


『諸葛瑾、董襲、丁奉、蒋欽、朱治、朱然、潘璋、徐盛、宋謙、闞沢』



 めっちゃ豪華なメンバーだった…。


 だが、呂蒙の名前がない事が気になる。


 まだ孫家に仕官していないということだろうか?



「結構集まったんだな。袁成に騙されて劉繇に奪われた孫呉の地を取り戻せる日も近いんじゃないか?」


「どうなのかしらね?母様がどう考えてるのかにもよるんだろうけど」



 俺の手から徳利を奪い返しクピクピと喉を鳴らす。



「そんなことよりさー。私の親友も戻ってきてるし、ね?」


「ん?親友?」



 周瑜の事だな。


 断金の交わりの片割れだ。



「周瑜って堅物なんだけどさ。志牙は私の婿候補なんだし、私と結婚する時はアレも一緒に貰ってやって欲しいなーって思ってるのよね。じゃないとアイツは行き遅れる可能性高いし」


「…は?」


「貰われるかどうかは周瑜次第だろ」


「大丈夫よ。私が気に入ったんだしアレも志牙の事は気に入る事間違いなし!」


「…あの、孫策さま!」


「「ん?」」



 甘寧の声に俺と雪蓮の視線が甘寧に注がれる。


 なんか冷や汗掻いてないか?



「いえ、その、婿候補という言葉が聞こえたのですがお二人は友人関係だったのでは…?」


「「あー」」



 その疑問はごもっとも。



「母様が決めた事なのよ。まぁ、私だけじゃなくて蓮華、小蓮、麗羽、美羽もだけどね。志牙の事はみんな気に入ってるから候補ってよりは確定事項なんだろうけど」


「俺の意思はそっちのけで決まったもんなぁ…」



 甘寧にとって予想外過ぎる事だったのか、青い顔のまま完全に石化している。


 甘寧の石化を解くのにめっちゃ苦労したよ。



 その後、孫堅軍の陣を後にする時に甘寧から真名を預けられた。


 孫家の三姉妹の婿なら自分の主君も同じだそうなので俺も真名を預けた。



 次に孫家に顔を出す時は他の将達にも会いたいもんだな。

次回の分もほぼ書き上がってるので今日中か明日には投稿します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ