~黄巾の乱~朱霊軍団
馬休さんの真名の漢字が出てこねえ…
るぉ以外の読み方がわかりません。
誰か助けてー…
~前回のあらすじ~
竹馬の誓いの竹はメンマ。
1日で妹が三人も増えました。
風さんにしばかれそうで怖いんだけど。
朱霊です。
さて、妹が増え、白蓮と趙雲が義姉妹になった所で義勇軍はどうしようかという話になりまして。
「良かったら私たちも志牙の義勇軍に入れてくれないか?」
と白蓮さんからお願いされました。
「それはむしろこちらからお願いしたいくらいなんだけど…」
気になるのは白蓮さんと公孫度の関係。
「えっと、白蓮。公孫度って白蓮と関係ある?」
親子だったら義勇軍に参加させる事の了承を得なければならない。
「あー、系譜が全然違うな。私は庶人だし、両親は既に死んでる。この家だって桃香の親から借りてるものだしな」
公孫度は関係なかった。
が、今度は別の問題が。
「桃香の親って…?」
「劉虞さまだけど」
「……は?」
この世界の劉備は正史や演義の様に胡散臭い存在ではなく、れっきとしたお嬢様らしい。
「俺会ったことないんだけど?」
「えっと、合わせない様にしてたから…」
「なぜに?」
「それがしがお会いしたときは桃香タンハァハァ、桃香タンぺろぺろ、桃香タンクンカクンカとさてれましたな…」
「星ちゃん言わないでぇぇぇ!?」
「……………」
理解。
そりゃ会わせようとは思わないわな。
そういや、歴史だと劉虞って自分は質素倹約しながら妻や妾にはお洒落させて楽しんでた変態だったらしい…。
俺が思うに現代のコスプレみたいなやつを着せてたんだと思う。
かなり際どい衣装だったんじゃなかろうか?
だって民衆から『本性を疑われた程』だったらしいからね。
それがこの世界だと妻や妾が対象じゃなくて娘に向いたって事だろう。
ただの変態だわ。
取り敢えず、桃香の頭の中のお花畑には地雷が埋まっているらしい。
触れないでおこう。
「大体理解したからもういいわ。白蓮と趙雲はウチに参加で良いよな?」
「ああ、頼む」
烈火くんが喜ぶな。
それ以上に風さんのご機嫌取りが大変そうだ…。
そんな事を考えながらみんなを連れて南皮へ。
屋敷に着いて出迎えてくれたのは烈火くん。
「おかえりー!って、ぱ、白蓮?」
「あ、よ、よぅ…、烈火…」
なんかお互いにモジモジしてる。
どうやら俺が涼州へ行ってる間に烈火くんと白蓮さんの仲が色々面白いことになっていたようです。
いいぞ!もっとやれ!
「ほほう…。これはこれは…」
そしてニヤニヤしてる趙雲。
揶揄う気満々といったご様子。
面白そうなのでほっとこう。
みんなを連れて居間へ。
顔合わせしとかないとね。
居間の中には森羅と元黄色い三バカ、そして見知らぬ女の子が二人。
「む。志牙、戻ったか」
「「「おかえりなさい(な、なんだな)旦那!」」」
「ああ、ただいま。その子達は?」
「「!!」」
俺の視線に気付いたのかササッと森羅の後ろに隠れてしまった。
若干傷ついたのは内緒だ…。
「ああ、俺の独断で朱家に入れてしまったんだが、この二人は諸葛亮と鳳統と言ってな。俺を慕ってわざわざ訪ねてきてくれたのだ」
「…は?」
諸葛亮に鳳統!?
え?ちょ!?どうなってんの!?
諸葛亮。字を孔明。
臥竜。
三顧の礼を以て劉備に仕えた軍師。
策謀家より政治家に向いてた人。
現代ではスーパー軍師扱いされてたけど軍略は並みだったんじゃないかなぁ?
鳳統。字を士元。
鳳雛。
劉備に仕えてすぐ死んじゃった軍略の天才。
彼が存命だったら歴史は大きく変わってたかもしれない。
「今まで二度ほど訪ねて来てくれてたらしいのだが、どうやらお互いに間が悪かったらしくてな。
このまま帰してしまうには惜しい才を持っていたが故に陣営に加わって貰うことにした」
「そ、そうなのか…別に良いんだけどね」
三顧の礼の逆パターンかよ。
このことは『三顧の嫁』として流布しておこう。
それはさておき。
取り敢えず、全員を居間に集めて挨拶回し。
白蓮と趙雲も正式に朱家入りになり、趙雲から真名を預かった。
尚、諸葛亮と鳳統は森羅以外の男には真名を預けないとの事でした。
人数が一気に増えたので指揮系統の調整。
ウチの陣容がやばい事になってるなぁ…。
【朱霊軍大将】
朱霊
【参謀】
司馬懿、程昱、荀攸、諸葛亮、鳳統
【武将】
高覧、関羽、張飛、趙雲、公孫賛、鄧艾、羊祜、杜預
【その他】
劉備
うん、名前だけ見たら豪華だ。
三バカを武将枠に入れて良いのかはわからないけどね。
桃香の立ち位置はマスコットってことにしておこう。
募兵に関しては順調だったらしく、
『義勇兵7000』、并州袁家から引っ張ってきた『元高覧隊3000』
という義勇軍とは言えない数に。
軍資金と兵糧は冀州袁家から支援があったらしい。
尚、袁逢様が、
「兵を集めてるのでしたらコチラから二万程お出ししましょうか?」
とか言い出したらしく断るのが大変だったと烈火くん。
冀州袁家の力ってスゲエな…。
さて、編成された軍団は以下の通り。
【第一軍団】
朱霊、程昱、劉備
軍師には玉蘭を置こうとしたんだけど風の熱望により風が軍師に。
桃香はオマケ。
【第二軍団】
司馬懿、鄧艾、羊祜、杜預
将としても軍師としても超一流の森羅に三バカのセット。
三バカの成長に期待したい。
【第三軍団】
高覧、公孫賛、荀攸
お熱い仲の二人を敢えてセッティング。
連携に期待したい。
玉蘭が二人の手綱を握ってくれれば問題ないと思う。
本来は風が適役だと思ってたんだけどね。
【第四軍団】
趙雲、諸葛亮
歴史に倣っての配置。
臨機応変に活躍して貰おう。
【第五軍団】
関羽、張飛、鳳統
超攻撃力特化の軍団。
正面から当たらせたらほぼ無敵なんじゃなかろうか?
攻撃力高すぎて防御には不安があるけど鳳統が頑張ってくれる事に期待。
この各軍団に2000で兵を振り分け調練に力を入れて貰う。
もう、いつ各地で戦端が開かれてもおかしくはない。
河北には黒山黄巾の他に黄巾の主力が二つ入って来ているとの情報が入ってる。
狙いは冀并の両袁家だろうな。
不気味なのは小競り合いになるどころか、邑や街を襲ったり略奪が行われているといった情報がまったくない事。
つまり、完全に統制された軍隊ってことになる。
厳しい戦いになりそうだな…。
まぁ、并州袁家は知らないが、冀州袁家は孫家と共にあるので黄巾に遅れをとるなんて事はないだろう。
方針も固まりやる事が明確になったのでみんな慌ただしく居間を出ていく。
それを眺めながら今後の動きを考える。
「………」
そんな中、俺を黙って見つめている風がいた…。
次回は風さんの視点になります




