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真・恋姫†夢想~朱霊伝~「六人目の大将軍」  作者: 羅貫厨
2章・歌姫+黄巾=乱
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〜黄巾の乱〜Re:朱家本邸 前編

ぺヤングの超超超大盛りGIGAMAXを買って食べてみました。

食べきれないというより、途中で食べ飽きました。

あれを全部ペロッと食べられる人はいるんですかね~?

再び朱家本邸を訪れる事になりました。


 朱霊です。



「来ちゃったなぁ…」


「来ちゃいましたねー」



 眼前にそびえるは朱家本邸の門。


 前回は異界に繋がっていた様で変なものを見ました。


 今回は何処に繋がってるのでしょう?


 願わくば朱家本邸に繋がっています様に!


 恐る恐る門に手を掛け力を込める。


 ギギギ…と鈍い音を立てて門が開かれた。



「…今回は大丈夫っぽいな」


「そですねー。ちょっと拍子抜けです」



 何故かつまらなさそうな風さん。


 何を期待してたし…!?


 とりあえず中の様子を伺ってみたが人の姿は見当たらない。


 よし。いざ突入!



「この広い中華でお兄さんに拐かされ散っていった多くの女性達の為に、朱家本邸よー。風は帰ってきたなのですよー」



 なんでそのネタを知ってるんだ!?


 てか、俺は誰も拐かしてないし散らせてもいないんですが!?


 だってチェリーなんだもの!



「ちょ!?おいこら!誰が聞いてるかわからんのに誤解を招くような事言うなよ!ペロキャンへし折るぞ!?」


「ぐー」


「寝るな!」


「おお!?」



 そんなやりとりをしつつ門を潜り本邸の玄関口へ。


 取っ手に手を掛け開けようとした瞬間、



『バーン‼︎』ガッツン!!



 と勢いよく扉が開かれ俺の顔を直撃。


 風の放ったアトミック砲が今俺の顔面で炸裂した模様。



「ぬお!?」


「!?お兄さん大丈夫ですかー?」


「…ぉ…ぉぉ…ぉ…?」



 筋ちゃんと慌てる風の声が聞こえるが俺は今それどころじゃない!


 余りの痛みに顔を押さえ踞る。


 手に感じるヌルっとした感触は鼻血だろうなぁ…。



「あー、出ちゃってますねー。お兄さん、とんとんしますよ。とんとーん」



 よもやとんとーんされる事になるとは思わなかったわ。


 風さんアリガト!


 筋ちゃん許すまじ!



「…風。ありがとう…」


「いえいえー」


「んんーん…???」



 どうやら筋ちゃんは顔を押さえているからか、俺が誰だかわからないらしい。



「修ぅぅぅぅう…羅ぁぁぁぁぁ…!!!」


「んがっ!!?わ、若!?」



 どうやらようやく気付いたらしい。



「ふ…、ふふふ…、ふっふっ…」


「わ、若…もうし「ゆ・る・さ・ん!」」


「若ぁぁ!お許しをーー!!??」



 と、謝りながら脱兎の如く逃げ出す筋肉。


 逃すわきゃねーだろ!



「逃げんなゴラァァァァ!!」



 猛追を開始する俺。


 筋肉を追い回していたら、



「五月蝿いですよ修羅!静かにしないと昼餉を抜きま……若様?」



 舜水登場。



「あ、舜水ただいまー。ちょっと筋肉をシメるからまた後で!」


「ははっ!…ではなく、修羅!まさか貴方はまた扉を勢いよく開けたのですね!?しかも若様を犠牲にするとは!」



 鼻血ブーな俺が筋肉を追い回している状況を理解したのかブチ切れる舜水。


 一緒になって筋肉に追い込みを掛ける。


 おっしゃ!これで絶対に逃がさん!


 そしてあっけなく御用になった筋肉。



「若様、如何なさいましょうか!?」


「筋ちゃんの今日の昼餉、肉抜き!」


「ははっ!承知致しました!」


「んが!?わ、若!どうかそれだけはご勘弁を~~~!?」



 筋肉の今日の昼餉から肉が消える事になった。


 っていうか消してやった。



「おやおや。賑やかですねー。風は存在を忘れてしまわれたのではないかと心配なのですよー」


「「「…………」」」



 女の子の声にピタッと動きを止める野郎共。(俺を含む)


 全員の視線が風に集中。



「若様、此方の方は…?」


「あ、ああ。この子は程昱。新しく「お兄さんのお嫁さんですかねー」」


「「「………」」」



 ちょっと風さん。


 何言ってはりますの!?


 風が投げた爆弾をしっかりと受け止めちゃったであろう筋ちゃんと舜水。



「舜水!」


「心得ました」



 少し顔を見合わせたと思ったら一瞬で意志の疎通を図ったらしくわずかな言葉で動き出しやがった!


 物凄い勢いで屋敷に駆け込んでいく筋ちゃん。



「殿おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!若がああああああああ!!!!!!」



 と物凄く声を張り上げてる。



「若様。私は宴の準備がありますのでこれにて失礼致します」



 舜水も直ぐに屋敷の厨房へ飛んでいってしまった。


 屋敷の奥の方から、



「どうした修羅!?志牙が来ておるのか?」


「殿おおおお!!!若がああああああ!!!お嫁さんをお連れになっております!!!!!!」


「なんと志牙様が!?なんとめでたい!!」


「なんだと!?いかん!この格好では志牙の嫁の前に出れぬ!!聖歩!見栄えの良い物を見繕ってくれ!!」


「あらあら、まあまあ…♪少しお待ちくださいな」



 と偉い騒ぎになっている。


 これってどう収拾つければ良いんだろう?



「風…。この状況どうすんの?」


「…風はお昼のお肉が食べられなくなくなっちゃいそうだった筋肉さんが可哀想だったので、お肉が食べられるように助けてあげただけなのですよ?」



 何故か目を逸らし『やっちゃった!てへぺろ♪』感を醸し出してる風さん。


 筋ちゃんのお肉の為だけに朱家を混乱に陥れるのはやめて!?


 風…。なんて恐ろしい子なんでしょう!?


 屋敷の内部はてんやわんやといった感じで只でさえ入り辛かったのに更に入り辛くなっちゃったよ。


 一気に騒がしくなった朱家本邸。


 玄関口に筋ちゃんがじぃと一緒に戻ってきて、



「志牙様!お久しゅうございます!この審配、再会を心待ちにしておりましたが、よもや奥方様にまでお会いになれるとは感激の至!!」



 めっちゃ嬉しそうにしてるじぃ。


 もうこれって違うって言えない雰囲気になってね?



「ささ、若!奥方様!どうぞこちらへ!!」



 じぃと筋ちゃんに誘われるままに本邸の居間に案内される中、



(なぁ、風。このまま誤解されたままだと不味くないか?)


(そうですかー?風は別に困りませんよ?)


(え!?マジかよ…)


(ふふふー)



 悪戯っぽく笑う風に翻弄されてました。


 これは覚悟を決めるしかないのか…。




 さて、案内された居間には白兎がいて、



「志牙。お久しぶりです。約四年ぶりですね」



 と笑顔で迎えてくれた。


 見た感じかなり鍛えられたようで体付きががっしりしている。



「久しぶりだな。随分逞しくなったんじゃないか?」


「はは。修羅さんに鍛えられましたからね」



 ポリポリと頭を掻きながら苦笑する白兎。



「うわぁ…頼むから筋ちゃんみたいな筋肉命にはならないでくれよ?」



 白兎が筋肉ダルマにならないか心配する俺。



「ちょ!?若!筋肉は人生の友ですぞ!?」



 何故か筋肉を擁護する筋ちゃん。


 存在が筋肉だから仕方ないか。



「はっはっは!筋肉を友にしているのは修羅だけであろうよ」



 それを見て笑うじぃ。


 舜水は今頃は調理場で奮闘してるんだろう。



「ふふふー。朱家の皆さんは面白い方ばかりですねー」



 風も楽しそうだ。


 ガチャッという音がしたと思うとオヤジが入ってきた。



「志牙!息災であったか?今日は嫁も一緒らしいな!?よくやった!」



 とか言いながら俺の背中をバシバシ叩いてくる。


 まだ嫁じゃねーよ。



「「「…あ…」」」



 という三つの呟き。


 声がした方を向くと固まってらっしゃる母らしき人と妹達らしき女の子二人。



『天に変わってお仕置きよ』



 を見てしまった側の俺と風。


 見られてしまった側の母娘三人。


 何とも言えない沈黙が周りの空気を凍りつかせていく。




 俺と風と母娘達。


 この場の空気は最悪だ…。


次回は後編です。

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