~黄巾の乱~飛将と陥陣営と錦がここにいるぞー!
原作殆ど知らなかったので買っちゃいました。
真・恋姫無双-革命-蒼天の覇王をプレイ始めましたが、クリアはまだまだ遠そうです。
暫くは更新速度が落ちますので御了承下さい。
さて、今日は涼州内に流賊が現れたとの事で討伐に参加することになりました。
本来お客さんな俺は参加する必要ないんだけど、討伐に参加するメンツを聞いて急遽参加を申し出ました。
朱霊です。
今回の討伐に出る面子は、
【董卓軍】
飛将・呂布奉先
陷陣営・高順子正
【馬騰軍】
錦・馬超孟起
従兄弟の馬岱
とまぁ、馬家の情報が欲しいからです。
天水を出て両軍の集合地点へ行く道中、全然会話がなかった。
恋が元々あまり喋らないのは知ってたけど、紅煉も全然喋らない。
高順。字を子正。真名を紅煉。
正史に近いというか、正史そのまんまって感じで寡黙。
真名を交換した時も、
「紅煉」
と、それだけ。
寡黙なだけで面倒見は良いし、喋らない同士で気が合うのか恋とコンビを組んでいるらしい。
でも、傍から見ると恋のお付の人って感じ。
集合場所に着いたら馬騰軍はまだ到着しておらず、こちらで陣と天幕の設置。
本来は陳宮も一緒に来るはずだったんだけど生憎と熱を出してダウン。
と言うか、あんな子供を戦場に出すつもりだったとか華雄は何考えてるのか…。
李儒も止めろよ!
さて、陣と天幕を設置する事になったのはいいんだけど、恋と紅煉は寡黙過ぎて指示は殆ど出してない。
というか、自分達で黙々と動いてるわ……。
なので俺が指示を出している状況。
一人くらい良く喋る奴がいてくれたらねぇ……。
「ここにいるぞー!」
そうそう。こんな感じで明るい子が欲しいよね。
そうすれば俺も気が楽なんだけどなぁ…。
なんて思いつつ作業続行。
「あれー?たんぽぽって無視されてる?」
ん?誰か来たのか?
そう思い振り返ると栗色の髪をポニテにしたオレンジ色の服の女の子が立ってた。
「えっと?あ!もしかして馬騰軍の子かな?」
「そだよー。たんぽぽは馬岱って言うんだ!」
一人称が真名なんだろうなぁ…。
名前と真名を両方教える感じになってるんだが良いのだろうかと思ってしまう。
「俺は朱霊。董卓軍に世話になってる客だ。えっと…志牙って呼んでくれて良いよ」
「ほいほーい!私のことも蒲公英って呼んでね~!」
最近思う。
真名の扱いって思った以上に軽い。
元が現代人で真名という風習がなかった俺はともかく、食い物に釣られちゃったり初見で預けちゃったりと神聖味が薄いのは気のせいかな?
まぁ、ここら辺は個人の価値観によるんだろうけど。
「おい!蒲公英!勝手に先に行くなって言っただろ」
と真名を交換していたら茶色い髪のポニテの女の子が蒲公英を叱りつけるように声をかけてきた。
こっちのオレンジの服の子が馬岱と言っていたからこの子が馬超だろう。
「すまなかったな。あたしは馬超。字は孟起。ウチのが五月蝿くなかったか?」
「俺は朱霊。字は文博だ。別に迷惑な事は何も無いよ。ちょうど賑やかな子が一人居たら良いなーと思ってたし」
「でしょでしょ?お姉さまってば硬すぎるんだよねぇ」
さっきまでは黙々と作業していたのが一気に賑やかになった。
やっぱり黙って作業するよりワイワイ作業する方が俺には合ってるなぁ。
到着した馬騰軍も加わり陣幕の設営あっと言う間に終わり、今度は賊討伐の作戦会議の為に全将集合。
「恋、紅煉。久しぶり」
「…ん」
「うむ。翠殿と蒲公英殿も変わりなく」
会話から察するに翠と言うのが馬超の真名だろう。
「…?」
しかし、真名を交換する程の交流があるとなると反董卓連合が組まれた時に馬騰軍は敵に回る可能性が高い。
「…牙~?」
まあ、月が暴君になるとは思えないし、反董卓連合が組まれない可能性もある。
「志~牙~?」
もし、反董卓連合が組まれるとしたら謀略に嵌ったと考えるのが妥当だろうな。
「むー!」
そしたら冀州袁家を筆頭に俺と繋がりのある面子全員説得して反董卓連合に敵対するのもアリか?
「ご主人様きいてるー!?」
「へ?蒲公英!?」
なんか蒲公英がとんでもない事を言いながら飛び着いて来た。
ご主人様ってなんやねん!?
「あれ~?さっきまでいくら呼んでも反応無かったのにご主人様で反応しちゃうんだ~?もしかしてそう言う趣味があるのかなー?」
にやにやしながらからかって来やがった!
「うわぁ…朱霊、お前そんな趣味があったのか…」
あぁぁぁ…、馬超がめっちゃ引いてる…。
「そんな趣味ねーよ!?」
慌てて否定するも若干距離を取られたまま。
考え事してた俺が悪いんだけどさ。
それから作戦会議が終わるまで俺は馬超に引かれたまま、蒲公英からずっとご主人様と言われ続けた。
勘弁してくれ…。
さて、作戦会議が終わり出陣。
作戦に関しては彼らのいつものやり方で行くとの事でお手並み拝見。
賊の数は約4500。
よくもまぁこんなに集まったもんだ。
こちらは2000。
倍以上の戦力差があるが、賈詡や李儒が問題無いと言っていたから大丈夫だと思いたい。
作戦は高順隊700が正面から当たり、馬超隊500と馬岱隊500が撹乱と逃走経路の誘導。
飛将呂布が単騎で待ち受ける道の細い場所で殲滅。
俺は300を率いて恋の後方に待機。
恋を無視して抜けて来た賊の逃げ道を塞ぎ掃討。
こんな感じ。
いくらなんでも恋一人で賊を殲滅は無理だろ……とか思ってたんだけど…。
結果はめちゃくちゃ凄かった。
賊が歩兵のみに対してこちらは騎兵のみというのもあったが、各隊が強過ぎた。
騎馬とはいえ人が文字通り飛び散る。
現代で言えば人の群れに車が何台も猛スピードで突っ込んで行く感じと言えば分かりやすいか?
涼州の騎馬隊はやべえ…。
アレと当たったら訓練された兵でも蹴散らされるだろうなぁ…。
そして飛将呂布。
彼女の武は最早人のそれじゃない。
恋に向かって行った賊は悉くただの肉塊に変えられた。
その数凡そ2000弱。
何故彼女が単騎なのかと思っていたが、彼女の側には兵は置けないと理解した。
迂闊に近くに配置してしまうと味方に被害が出るだろう。
戟の範囲が広いのもあるが、振るわれた戟が鋭過ぎる為に広範囲に真空波みたいなのが出てた。
一振りで軽く2~30人は斬られていた様に思える。
賊は恋を抜けず、躊躇した者達は騎馬隊に蹂躙されるという有様だった。
恋の後方に待機していた俺と300の兵は出番が来なかったよ。
「あー、お疲れ。じゃあな」
「ご主人様まったねー!」
討伐が終わって解散する事になったが、最後まで馬超には引かれたままで、別れ際まで蒲公英にはご主人様呼ばわりされてた。
ホント勘弁して欲しい…。
馬超には嫌われたかもしれん。
泣いても良いかな…?
それはさておき。
涼州騎馬隊の強さと恋のヤバさ、馬超、馬岱と知り合えた事で情報集めの成果はじゅうぶんなんだけど、どうしたものか。
正直頭が痛い。
この先俺が得た情報が役立つ事は間違いないだろうが、どう活かせるかはまだ分からない。
暫くは保留だな。
そう結論付けて天水への帰路に着いた。
次回は李儒、華雄、陳宮のお話です。




