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真・恋姫†夢想~朱霊伝~「六人目の大将軍」  作者: 羅貫厨
1章・志牙文博+転生=朱霊
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~冀州袁家~番外篇 袁家の日々その2

没ネタ再編継続です。

やっつけ仕事なので駄文なのはお許し下さい。

 今日は平原方面に賊が出たとの事で討伐に来ております。


 実はコレが初陣でもうガクブルが止まりません。


 朱霊です。



 いや、何がってね。


 俺が戦ってる分には良いんだけど今日率いているのは貸し与えられた袁家の兵。


 その数300人。


 人の命預かるってこんなに重いのかと戦々恐々です。


 一応補佐として顔良、文醜、田豊の三人が付いてくれてますが、なんとこの子達も初陣。


 なんでこんな事になったかというと、文醜のせい。



「あたいらだけで十分でしょ」



 なんて言っちゃったから。


 みんなが初陣だからダメだって言ってたのを押し通しやがりましたよ。


 おバカなのはわかったからどっかの幻想郷に帰って良いぞ。


 そして、その総大将に据えられちゃったのが俺だったんだなぁ…。


 一人くらい経験者が欲しかった。



「賊って何人くらいだっけ?」


「200人程だそうですね」



 こっちより少ない様だけど指揮官がぺーぺーな俺らだと手こずるかもしれないなぁ。



「あたい一人でぶっ飛ばせるから大丈夫!」



 そういう問題じゃねえ。


 逃がしたらどうすんだ?



「ごめんなさい!ごめんなさい!文ちゃんが本当にごめんなさい!」



 そして何故かひたすら謝る顔良。



「…さ、作戦はどうしましょうか?」



 と、おずおず聞いてくる田豊。



 全然纏りがねえな。うん。


 すぅっと息を吸い込み



「ぅお前ら良いからちょっとそこに直れぇぇぇぇ!!!」



 と一括。



「うひぃ!?」


「ひゃあ!?」


「はぃぃ!?」



 ビクーンと俺の前で直立不動になる三人。



「あのさ、俺ら兵の皆さんの命預かってる訳ね。もうちっとしゃんと出来ねえのかお前ら!?」



 舞い上がっていたであろう文醜は大人しくなり、ひたすら謝ってた顔良も落ち着き、田豊は怒る必要なかったかもしれん。


 取り敢えず作戦決めておかないとな。うん。


 俺らが率いてる兵の陣容は


 騎兵50、歩兵150、弓兵100。



「田豊。何か良い作戦あるか?」


「あ、は、はいぃ…えっとこの先に賊が根城にしている廃砦があるのですが、正直かなり古いものでして防御力は皆無です。

 この先残しておく意味は無いので火矢射掛けて焼き払い、炙り出されて来た賊を殲滅していくだけでいいかと思います。」


「よし、それで行こうか。騎兵は俺が率いるから文醜に歩兵100、顔良に歩兵50、弓兵50、田豊に弓兵50で分けよう。

 文醜は焼け出された賊に正面から当たれ。

 顔良は火矢を放った後に歩兵を率いて文醜隊の援護。弓兵は田豊に回せ。

 田豊は火矢を放った後、賊と文醜隊がぶつかるまでにありったけの矢を打ち込んでやれ。顔良隊の弓兵を回収したら剣に持ち替え残敵の掃討に回って欲しい。

 俺は騎兵を率いて遊撃と掃討に回る」



 こんなもんかね。



「んじゃ、行こうか」


「「「応!」」」

 そして眼前に廃砦。


 賊もこちらに気付いているのか内部が慌ただしい。


 ま、相手の準備が整うのを待ってやる義理はないので作戦決行。



「田豊!手筈通りに行くぞ!」


「はい!弓兵構え!!!」



 田豊の合図で火矢を構える弓兵達。



「放て!!!」



 一斉に放たれる火矢の群れ。



「第二射構え!!!!」


「放て!!!」



 次々に打ち込まれる火矢。


 廃砦が燃え上がる程の火力は無いが所々煙が上がり始めている。


 恐らく寝床にしていた藁にでも引火したんだろう。



「文醜隊前へ!」


「応!」



 文醜へ合図を出す。


 そろそろ出てくるだろう。



「弓兵!構え!!!」



 既に廃砦内部からはかなりの火の手が上がっている。


 と、廃砦に打ち付けられていた門が開き賊が吐き出されてくる。


 黄色、黄色、黄色…。


 俺は理解した。


 既に黄巾の序章は始まっていると――。



「放て!!!!」



 文醜隊と賊がぶつかる直前に放たれた矢が賊を貫いていく。



「田豊。此処は任せた。俺も動く」


「はい!お任せ下さい!」



 騎兵50を率いて散り散りに逃げようと惑う賊を斬り伏せていく。


 賊と正面から当たった文醜と援護に回った顔良は……、



「はぁっ!?」



 超無双してた。


 振るわれる大剣と大槌。


 ひと振りで4~5人吹っ飛んでる気がするんだが……。


 まるで打ち上げ花火か、黒ひげ危機一発みたいにポンポン飛んでいく賊。


 どこの無双武将だよ!?


 と思いたくなる様な光景だった。


 文醜があたい一人で十分と言っていた意味がなんとなくわかった。

 顔良と文醜の無双もあってか賊はあっという間に潰走。


 これを追撃して散々にぶちのめした。



「いやー、アニキの指揮は凄く戦いやすかったなー!」



 といつの間にかアニキ呼ばわりされてたが、ホント俺の指揮とか関係なく文醜だけでなんとかなっちゃいそうな勢いだった。


 顔良もやばかったけどな。


 田豊も頑張ってくれたみたいだし成果は上々。


 胸を張って帰れそうです。



 ただ、既に黄巾の予兆が出始めている。


 あまりゆっくりしてる暇は無さそうだ。




 尚、今回の任務で親しくなった顔良、文醜、田豊と真名を交換した。


今日もお酒が美味い。

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