旅路Ⅱ-17
作成依頼をしていたアイテム類全てが完成したとの報告がライルから入った。
イベント開始5日前の事だ。
頼んだアイテム類は現状のライルの腕ならば直ぐにでも作り上げられる物ばかりだが、時間が懸かったのには訳がある。
何故ならば、アイテム1つとっても数が多い事に他ならない。
1スタック99個として10~40スタックもの量を注文した為に此処まで時間が懸かった次第。
また、ライル自身の拘りもありより品質の高い物を用意したいという願いも含めた為に時間を擁したいう事もある。
イベントに向けて、俺が現実で培った能力をこのVR世界で存分に使う為の道具も作成アイテムの内容物にある訳だ。
そのアイテムを使い俺本来の能力を出し切れば、恐らくほぼ全ての人々の思惑を覆せるのは間違いない。
このゲーム内でステータスを割り振ってロールプレイで忍者っぽい事をしているプレイヤーもいるだろう。が・・・本物とロールプレイの違いを知って貰う事に彼らはなる事だろう。
結果としてその差に「絶望」するのか「奮起」するのかは俺の知った事ではない。
しかしながら俺は元来、現役の忍でありその技を正式に受け継ぐ一人である。
ただその技を振るう機会が現代の情勢に措いて今まであまり無かった訳だ。
忍者プレイをしているプレイヤーには悪いが、俺はそういった人達に負けるつもりは毛頭無い。
現実とゲーム世界で培った技能をどう使うか?
運営や他のプレイヤーには、悪いと思うが今その回ばかりは此方の思惑で踊って貰う。
思惑の内容への質問はあえて拒否させて貰う。
中身は素人が聞けば「何故?」と思ってしまう内容であるのは確実だろう。
俺が今回このイベントに参加する目的・・・
敢て述べるなら「運営の思惑をP・Sで軽々と超えていく
プレイヤー」がいると運営(イベント計画者)へと知らしめるのが目的の一つでもある。
他にも多々目的はあるのだが・・・
先程、技を振るう機会があまりなかったと述べたが・・・何事にも裏や闇があるとだけ言っておく。
諺に「好奇心、猫を殺す」や「知らぬが仏」といったものがあり。
また、「被疑者死亡で解決(捜査終了)をみた重大犯罪」というのが幾つも存在するとだけ言わせて貰う。
決して世の中には「黒か?白か?」だけでは答えの出ない案件というのが確実に存在し、且つ忍び(シノビ)と呼ばれた存在が密かに世代を受け継ぎつつ在り続けているのだから
本文、修正及び加筆完了




