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高度悪の正体

 ケイケーキ達が担当している異世界食堂の営業問題を一通り片付けさせた後ガズル達は魔境課と言う場所に来ていた。


 そこに到着するとガズルは背伸びをするような素振りをすると特徴的なくせ毛がある長身の人間の男の姿から本来の真の姿に変身をした。


「あー!ようやくかたっ苦しい人間種の姿から本来の姿に戻れる。」


 ガズル・ノケールの本来の姿は何と分かりやすく言えばいろんな色のカラフルなガラクタの集まりや塊でできた歪な異形の獣人であった。


 それに頭の口は顎が下ではなく上に付いているうえに二つに開いて動いていた。


 いびつなガラクタのパーツの塊の片手にはマーブル模様の鎌みたいな刃が付いておりその鎌を収納するように腕の中に引っ込めた。


 獣人である身体つきのため足は爪先立つ歩行、しかし地面に接する部分の足の裏はちゃんと幅広で長く歪な爪が二種類しっかりついているうえに踵の方にも親指みたいなものが二本付いていた。


 何よりその本来の姿の大きさは身長は240mのサイズだった、すぐに体の大きさを百分の一の2m40のサイズに小さく縮めたがやはり凄まじいギャップの姿には変わりなかった。


「じゃあ俺っちも本来の姿になりますか!」


 次はチューバファイパが本来の姿にに変身をした。


 チューバファイパの本来の姿は1mの球体に真っ黒なチューブ状のホースの触手がもじゃもじゃと生えた長毛のマリモに一本の長いパイプが串団子のように斜めに突き刺さったような姿であった。


 フワフワと浮いている状態であると思いきや体に生えている黒いチューブ状の触手を四束纏めた状態で伸ばし二足歩行の足のようにして地面に立ちもう二束の触手を両腕のように使っていた。


 二人共異形の姿であった。


「さて、誰もいない広い場所の魔境は?」


 すぐに二人は空間に穴を開けて別の魔境に移動した、そこは広い原っぱがある丘で丘の下にはうっそうとした森が広がっていた。


「ここでいいか。」


「さて、()()()()()()()()に目を付けられた新しい表世界は?」


 チューバファイパが自分の手に使っているチューブ状の触手の一本から黒い小さな玉のようなものを出したらそれが空中でモニターのように広がり更にそのモニターから大量の線が伸びてきてその先端から更に大量のモニター画面が現れた。


 モニターには様々な異世界の文字が図形と一緒に描かれていた。


「やっぱり、最近は不自然に女尊男卑な世界や魔物が吸血鬼だけが優遇されている世界、世界の制作者が無責任なリサーチ不足で設計した完成度の低い世界が狙われてんのが多いな。」


 ガズルはチューバファイパが出した一番最初のモニターを見た、そしてカラフルなガラクタの集まりの獣人形体なので分かりにくいが呆れた表情でため息を付いている。


「そういう世界はどうしても、偏りから発生する高度悪が出ちまうし完成度が低い世界は連中がすぐに手を出せる条件が整いやすくなっちまうしなー。

 でもそれだけじゃないっすよ兄貴ー、異世界召喚や、転生による影響でそれぞれの世界に高度悪に対する耐久性にほころびが出来たり、互いの世界の高度悪が共鳴増強され高度悪で強き物共が進行し易くなってるのも増えてきてますよ。」


 普通に見たらいろんな異世界の文字のせいで読みづらいが、二人は無教神話世界の最上位種としての超高次元世界の能力で簡単に情報を読み取ることが出来た。


 ほかにもとある世界で物語の世界を無意味と判断してその物語の世界を破壊して回っていた世界の勢力が自分たちの世界も物語として制作された世界であったことと、自分たちが物語の世界に無敵の力を発揮できたのも所詮自分達を物語りとして制作した製作者の許された範囲までしかできなかったこと。


 そして逆に自分達に無敵の力を発揮できる異世界交流管理局の局員にその真実を見せつけられ絶望したが、彼らの忠告を無視し改心しないで無意味や無駄から学ぶことをしなかったり、救済処置を拒んだために高度悪で強き者共に侵攻されてしまい、いっそのこと滅ぼしてもらった方がマシな地獄を味わらせてしまった愚かな世界。




 極端に認識などによって簡単に楽をしてあらゆる物や概念をを即死させたり切ったり奪ったり出来るチート能力を持つ世界の住人が異世界でその能力を軽々しく自分達のエゴで乱用してしまったせいでそのチート能力が全然通用しない無教神話の住人の犯罪者や高度悪で強き者共に侵攻されたり。


 また信仰される前に自分たちが住んでいた世界や異世界やその世界の神々ごとすべてがより高度な次元の無に自浄作用の為飲み込まれてしまいそうになった為に。


 大急ぎで異世界交流管理局がそのチート能力を持っている住人に対して警告をしに行った物があった。


 ガズルはその報告書の情報を少しばかし真剣に目を通した。


「ここの3つの世界の対応に言ったのはお前じゃないのか?」


「ショタっ子魔王軍団の水のドラグイーターの魔王ワルと病原の魔王ヴァイーパに行かせたよ、最後の一つの世界にはイキナリなんでも切れる面世界の住人を意地悪がってら仕事の手伝いに行きたいと沖島底近の本体イノギリとフマリーの意地悪兄妹が強引に引き受けやがったよ。」


「はあっ!神族以上を除いて無教神話一の意地悪な性格の序列99番の矛盾凶帝イノギリとその腹違いの妹のあの二人がか?」


「まともな仕事を使っての意地悪だからこっちには迷惑は掛からないと思けど、正当性があるからこそタチが悪い意地悪だよまったく。」


 以前二人が言っていたイノギリと言う男はこう言う問題児だったのである。


 ちなみに序列99番とは無教神話世界の()()()()()()()()()()()()種族の種類や人口の数を考慮するととんでもない上位のランクである。


 ちなみにチューバファイパは序列1000番である。


「まあいい、結果はどうだった?」


「何でも認識だけで奪える切れるの二つの表世界の二人は精神的に自分達がやっていたことの禁忌と高度悪に絶望してすぐに改心して軽々しくそのチート能力を使わないことにしたり、チート能力を処分してくれるようにこっちに頼んでそうしてもらったんだけどよー。


 最後の何でも認識だけで極端に楽して即死させるチート能力を持っている奴は改心しようとしないでしつこく忠告をしてきたワルの奴を自分の即死チートで即死させようとしてきやがったからワルに返り討ちにされてやもえず刑罰を与えたってよ。」


 このようなチート能力を持っている異世界の住人をいとも簡単に返り討ちに出来るなど流石すべての異世界の中で最も完成度が高く最強と言われる超高次元の無教神話世界の住民達であった。


 当然と言えば当然である。


 こんなことが簡単にホイホイ出来なければどこの異世界でどんなチート能力を持った住人や危険が有るか分からないというのに異世界交流管理局という異世界の公務員のような仕事は出来ないだろう。




 この後の二人の会話からその世界の即死チート能力を持っていた青年は異世界召喚され異世界の連中から正当防衛だとか言って自分に敵意を持った相手の感知能力で軽々しく異世界の住人や種族、命の無い物体、挙句の果てには事象や現象までも自分のエゴで即死させまくっていたらしい。


 そこに異世界交流管理局から水のドラグイーター魔王ワル・ソルベルト・スターニン・ギフテットと言う名の局員が派遣された。


 ワルは彼に即死チート能力と言う死を直接自分のエゴで極端に簡単に使用する能力は軽々しく死者蘇生する能力よりも遥かに高度悪で禁忌な力だと警告をした。


 ただ殺す解決しかできないことは、過ちから物事を学んで成長するチャンスや世界の憩い多種多様な活動、更には死の正しい役割や多様性を悪い方向にぶち壊しかねないこと。


 自分がやっていることが正当防衛ではなく不当保身と言う高度悪であり自分の成長を妨げる弊害にもなっていること。


 もっと慎重に考えて傍にいる仲間と協力して行動すれば軽々しく即死させていた相手もちゃんと生きて正しく導き助けられていたこと。


 世界の事象やその世界の活動によっての必要悪で逆にこの異世界が結果的に良くなっていたのを即死チートでぶち壊していたことを詳しく説明していた。


 しかし即死チートを持っていた青年は持っていた能力に頼って深く考えることをすっかり止めてしまっていた。


 保身、独善、盲目、盲信、現実逃避、弊害、立場、状況、怠慢、欺瞞これらの難しい問題の高度な悪にすっかりと染まってしまっていたのだ。


 又これらの自分の高度悪事を今まで自分から認識出来()い、ワルに説明されても認識仕様としなかったのだ。


 挙句の果てにあんまりにも何日もワルが彼に付きまくって警告をするもんだから遂にウザイと腹を立ててワルを即死チートで認識して即死させようとしたのだ。


 しかしワルは彼から見て超高次元世界の住民、チートブレイカーやチートスレイヤー、同次元のチート能力同士の戦い方のベテランスペシャリストだ。


 そして彼がワルに直接武力で手を出してしまったためにワルが彼に直接厳罰を与える権限を経てしまった。


 最初自分の即死チート能力が効かない事に驚いた、その直後彼はワルの持っている無教神話世界の超高次元の能力に囚われ即死と本来彼の世界ではありえ()即々(そくそく)死と言う次元違いの死の概念の間で想像絶する未知の苦痛を味わい続ける羽目になった。


 いくら認識して即死させようとしても自分で悟って認識できず大事なことを認識できていた他人の口から教えられて今更認識しても手遅れだとされ、認識に直接干渉されたり、自分が今まで使っていた即死の死がより高次元の正しい死の役割を認識させられて(もう彼の個人のエゴの認識の言いなりにはならない)と自我を持たされて反逆されることになった。


 無教神話世界の超高次元世界では一方的な概念攻撃に対して防衛手段として自分の概念を鍛え上げられることが出来き、例え()()()()()()()()()()()()()でも概念攻撃に干渉して受け流したり防御力で防いだりする手段が存在するため簡単に即死チートを破ることが出来た。


 また概念にも相性が存在していた、死と言う概念は定義と言う概念には勝てず、死よりも消滅の方が強く消滅より無の方が強いとされている。


 この決まりごとは辻褄が自然にあっているエゴであり個人の我が儘のエゴではどうにもならない完成度の高い決まりになっている。


 これらの概念の決まりを理解している超高次元世界の住民のワルは自分の死の定義を色々と選び固定防御することで、彼の個人的なエゴの認識による即死チート能力を撥ね退けていたのだ。


 そして即死チートと言う極端な能力を個人のエゴだけで認識で楽して使用する能力は無教神話世界ではとんでもない欠陥能力だ。

 まず楽をしている分認識やエゴにその分簡単に干渉して漬け込むことが出来る。


 そして破られた時のリバウントのツケも楽して極端に払わすことも可能で更に破った側の判断で取り返しのつかないほどの莫大な利息と言う代償を簡単に楽して払わすことも可能だ。


 ワルの能力はカウンター系の流れをコントロールする能力でその利息を増強させることによって彼に重い厳罰を与えたのだ。


 自分が即死チートで殺した相手が洗脳支配されていたことを知ってすぐに殺さず洗脳支配だけを即死させて助け出していれば、そして助けた相手とかけがえのない親友になった別の未来線の自分が軽々しくその親友になった相手を即死させたこっちの歴史の自分をひどく恨んで即死チート能力同士で独り相撲の殺し合いをさせられたり。


 元の世界で軽率に自分の能力を使いまくったら一人ぼっちになることを恐れていたくせにいつの間にか自分の能力を軽率に使いまくるようになっていたために、昔の自分と同じように殺し合いさせられたりなどほかにも様々な悪夢を見せられた後自分がやってきたことの罪を自覚させられた後彼は即死と即々死の狭間の地獄に落とされた。


 彼の傍にいた仲間は彼を助けるように頼んだがワルに断られ、いつになったら彼が即々死して苦しみから解放されるのか聞いたら(住んでいた世界とこの世界の寿命)×(不当保身で殺した相手や藻の事象の数の二乗)の期間、気が狂って心と思考が壊れることも慣れることも出来ずに苦しみ続けることになると言う真実を話した。


 更に彼が今まで不当保身で軽率に殺してきた相手や物や事象の即死もみーんな無かったことになって善悪問わずに生き返ることになった。


 ただし彼に即死チートで殺されたりどういう能力で殺されたと言う記憶だけは与えておくことになった。


 普通は魂まで即死チートで殺されれば蘇生不可能だが無教神話の住民の力なら魂も簡単に蘇生出来るみたいだ。


 ワルはそのあとも自分が居なかったら死んでいたその異世界の相手の面倒を色々と厳しく対応してやった。


 ただし即死チートのような極端なやり方に頼らないで。




「まあ仕方がないか、以前こいつ等と似た様な能力を持った表世界の住人を様子見のためにほったらかしにしたせいで幾つもの世界が高度悪で強き者共が進行する前に崩壊しちまって、高度悪で強き者共の本隊やその主が無教神話世界の住民の中で必要悪と判断する高度悪を犯す連中のいくつかを自浄作用としてほったらかしにするこを認めちまう事態におなっちまったんだから。」


「普通は俺達無教神話世界の住民も高度悪を蔑ろにして犯しまくったら連中が目を付けて直接手を出せる事態になるはずが、お陰でその事態に陥らない大義名分を経た奴らが表世界に高度悪の独善対応を取る事態になってしまいましたからっすね。

 こっちもその失敗をもう取らないようにしないとまずいっすから。」


 ガズルとチューバファイパはしみじみと警告を無視して厳罰を受けることになった即死チート使いの件を少しばかり印象に持った。


「所で本部のお方達は高度悪で強き者共がその活動許可を出したことはどうお考えなんすか。」


「本部の神族が直接動くのはまずいってさ。

 たとえ無教神話世界の住民がで表世界の連中に独善で活動してもこんな事態になったのは慎重になり過ぎて極端な力を楽して軽率に使う表世界のチート能力者のような連中をほったらかしにし過ぎたこっちが悪いんだからすぐに自分達が対処したら高度悪で強き者共が少しばかり本隊も力を貸して妨害行為する条件が出来る可能性があるらしい。」


「面倒な戦いが大きくなる可能性が出てくるか、ここの世界の神族が封印の外に出ている高度悪で強き者共に勝てるのは一番弱い連中だからに過ぎないからなー。」


 どうやら異世界交流管理局の本部とやらは無教神話世界の神族達で構成されているみたいだ。


 実際は無教神話世界には神族よりも更に上の種族が実質的に纏めている。


「それより兄貴ー、今一番問題になっているのはこの世界だぜ。」


 チューバファイパがモニターに表示されているとある異世界にチューブの束で構成された手で指を指すように一本の触手を伸ばして指示した。


「ああ、元の世界で無差別殺人犯に殺されて異世界転生して魔王になった奴が手に入れたチート能力で元の世界の事件直後にタイムスリップして殺された自分を蘇生させる禁忌を犯したせいで二つの世界が高度悪で強き者共に目を付けられて危険なレッドゾーンに突入しちまったこの異世界か、まだ連中直接手を出せないみたいだが。

 何考えてんだこの馬鹿が⁉」


「けどよー!引き金を引いたのはこいつでも、もっと問題なのは危険な弾を大量に込め続けていたこの異世界の別の魔王とそれに仕えている異世界召喚者のこの女だぜー!

 こんな高度悪の塊のような女なんて今まで見たことがないぜ。」


 二人はとある異世界の異世界召喚されていたある女性に大呆れした。


 自分が元々住んでいた世界では自分のミスで会社を倒産させてから狂いだした父親が妻と娘をDVし出したために自分の父親を事故に見せかけ殺し、それが原因で狂った母親が訳分からん宗教に盲信して娘を蔑ろにし出した矢先に異世界召喚されたらしい。


 問題はその後だ、自分が自分から勝手に捨てたくせに他人から奪われてばかりだとか自分はは違っていないと考えて異世界召喚された後手に入れたチート能力を持つことで増長し出してしまったのだ。


 自分が強くなっていくことに自分の正しさを感じ仕えている女魔王に心酔しお互いを支えあうどころか甘やかし合ってどんどん知らないうちにお互い腐ってしまったのだ。


 仕えている女魔王は異常なレズビアン趣味を持っており自分自身を偽りの神として人間たちに崇めさせ宗教の力で国と権力をまとめさせていた。


 どんなにいい宗教も信仰も権力や戦いの道具の大義名分に使用すればあっという間に腐りきった邪教同然になるというのに、よって無教神話世界の神族は例え自分を崇めている信者も信仰を権力や戦いの道具に利用した瞬間真っ先に神罰を直接与えに行くことになっている。


 それほど宗教や信仰を権力や戦いの道具に結び付けるのは盲信、盲目、独善、執着、依存、弊害といった高度悪の中でタチが悪い禁忌となっている。


 これは無教神話に限ったことではないどの世界も信仰と権力が結び付いた時点で碌なことになっていない、そして元の世界で自分の母親が訳分からん宗教にハマって自分を蔑ろにされた経験があるくせにこの女は学習もせずに自分の主の魔王の宗教に盲信するというあまりにも滑稽な過ちを犯していることに気付こうともしないのだ。


 きっとお互い歪んだ愛や心酔行為による弊害で自分たちの都合のいいことしか見ようとしないで改善しなければならない悪い部分が盲目的になってしまったのだ。


 その結果様々な不祥事をお互い起こしまくっていた。


 女魔王の方は人間と自分たちの種族の違いによる問題をいつの間にか忘れ蔑ろにし出し、同じような人間の部下の不祥事を引き起こし、自分も悪い癖に一方的に罰を与えたり、部下が恐れ多いからと自分が起こした不祥事に気付いても弊害によって報告、連絡、相談が簡単にできない環境を作ってしまった。


 異世界から召喚された女は一方的な自分の感情で話も聞かずに相手を殺しにかかったり、自分が仕えている主のレズビアン趣味で嫌な目にあってもその責任を悪くない他人のせいにしたり、少しでも自分の悪いところを指摘されると(喧嘩なら買うわよ)と相手を脅し全く成長しようとしない。


 普通の人間だったらあまり問題にならないが彼女たちは人の上に立つ責任を持つ立場だ、事実これらの身勝手な行為で大きな被害が周りに広い範囲で起こりまくっている。


 高度悪の種類は盲信、盲目、執着、依存、独善、弊害、滑稽、保身、立場、自分本意、大義、狂愛、欺瞞、堕落、極論、状況、逃避、怠慢、緩慢、差別、放置、蔑ろ、虚栄、虚構、増長、などなど他にも数えきれないほどの高度悪を犯して被害を広めているのだ、周りもこのことに気付こうともしない。


 これだけのことを仕出かしてこの異世界がこの程度の被害で済んでるのはこの()()()()()()()()()とやらのおかげだろう。


 確かに高度悪の塊と言っていい。


 無論この異世界が高度悪で強き者共と言う連中に目を付けられたのはこいつ等だけのせいではないがかなり係わっていることは間違いない。


 「この世界の管理の担当は誰になるんだ?」


 「調査をした亜人の大魔王ロニアさんになるかと思う。」


 「こう言う奴が一番周りより強い力を持つべきじゃないな、喧嘩を買うのの禁止させろ!」


 「言われなくてもロニアさんはとっくにやってるみたい。ついでに自分がどんなに高度悪なのかトラウマを植え付けるまで矯正、調教したみたいだよ。」


 「詳しいことは、この後の表異世界の住民共に説明会する時に本人からこっそりテレパシーで聞くとするか………!」


 ガズルとチューバファイパはそうして一息ついた。

 

 すると二人の近くの空間が歪み中から桜色のショートカットの髪型をした星型の瞳を持った和服かチャイニーズ服姿っぽい高校生ぐらいの女の子が出てきた。


 「叔父さーん!帰って来て私の魔境に来てるんなら私の所にかおみせてよー!」


 するとガズルは彼女の頭を引っ掴んで彼女の頭のこめかみを両手で脳天と顎の下を膝と顎で四方固めにして四か所をグリグリし出した。


 「キャー!イタタタタタ—………‼」


 「その呼び方はやめろと言ってるだろうが、お前の方が俺より年上のくせに#。」


 どうやらこの二人かなり複雑な関係のようだ。


 「ううう...。でも先代魔境皇のお祖母ちゃんが寿命で死ぬ死に場所を選んでいた時、叔父さんが自然発生で産まれる現場に立ち会って色々細工した後自分の亡骸を母体にして産まれたのが叔父さんでしょ、だから叔父さんはそんなに強く強力な潜在力を持っていたんでしょう。

 おかげで最近強くなった時今や神族以上を除いて無教神話世界序列ナンバー1になったんでしょ。」


 確かにこの出生ならガズルは彼女の叔父にあたるだろう。


 無教神話世界の種族同士では簡単に年上の姪っ子や甥っ子が出来るのだからややこしい種族関係である。


 「実家で落ちこぼれだったせいでお兄ちゃんやお姉ちゃん達にいじめられていた私を引き取って仕事与えて受け入れてくれたガズル叔父さんのこと大好きに思ってんだから、もうちょっと可愛い姪っ子のことかまってくれてもいいじゃない♪」


 「ユーミカッカ、お前の弟だけははお前になついていただろー!

 まあいい魔境の魔王ユーミカッカもう少ししたら新しく増えた管理表世界の住民共に説明会をするからお前も一緒に来て立ち会え。」


 「ハーイ♪」


 何やら微笑ましい光景だった。

 そんな二人の様子を見ていたチューバファイパはと言うと。


 「あーあ、もし俺と兄貴の新しい同族が生まれたら今度は女の子の妹が欲しいな、今の俺達は二人とも男として生まれちまったし。」


 なんだかんだ言って二人は彼女のおかげでシリアスな雰囲気から解放されてこのあと少しの休息は気が休まったのであった。


 


 




 










 



姿形から分かるようにチューバファイパの名前の由来はチューブ・ファイバー・パイプの三つから取って付けました。

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