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28日〜30日
『
28日
通信で授業を受けた後『彼』と会った。
今、信頼できる人は彼だけだった。
彼は優しかった。
29日
空が青い。
『彼』は今隣にいないが、私は前向きにそこにいれた。
日差しの眩しい日、これからの生活を想像して、教室の扉に手を伸ばした。
私についての話し声、それも過去についての、が聞こえた。
私は恐怖した。
逃げてしまった。
30日
『彼』と共に、恐る恐る教室に入った。
意外にも、皆が明るく迎えてくれた。
変な時期の編入だが、なんとかなりそうだった。
そよ風が吹いている。
私の人生が、ようやく開けた気がした。
』
付記 津野翔太
発見:律暦四九六年/西暦二〇一九年三月
この日記を見つけた時、順番はバラバラになっていた。数字で並べてみたが、これで正しい順番なのか、よく分からない。タイトルも相まって、余計に。




