表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界放浪 〜僕の家って何処ですか?〜  作者: 礫(レキ)
第3章 天界編
44/53

ep10-7 渦の異次元

『いたいた。』

ミナは、ミオが砂地のところで気絶しているところを発見した。

ミナは辺りを見回し、

『なにも起こらなければいいが…。』

ミオを担ぎ上げて、宙に浮き、元来た空間のひずみの穴に向かおうとした時砂地の向こうに沼みたいなものが見えた。

『底なしか…あそこからまた別の次元に行くな…まさかそんなところには嵌まらないだろう。』

しきし、沼のなかから手がみえて、近くにはカマの翼が見えた。

『…見なかったことにしよう。さぁ行こう。』

コースケ達はジワジワ沈んでいく…。

空間のひずみの近く迄来たところで、ミオが目を覚ました。

「え?ここは?」

『戻るぞ、こんなとこに長居したら帰れなくなる。』

コースケが、完全に沼に飲み込まれようとした瞬間に精霊の指輪が光って共鳴した。

『チッ。つまらん機能がついてる。』

ミナが思わず舌打ちした。

「あ、アレ、コースケだよ!行く!」

ミオがジタバタし始めたから、仕方なくミナは底なし沼の近くまでいくことにした。

『いいか、暴れるとお前まで落ちるぞ。大人しくしてろ。』

底なし沼の真上まで来たが、コースケの姿はなく、ただ、棒切れのようなものが沼の中心に向かって流れていた。

ミナはため息をついて、

『手が汚れるのは嫌だが仕方ない。』

ミナはその流れていた棒切れを空中まで浮かび上がらせ掴んだ。

その棒切れは、棒切れではなくカマのシッポだった。

カマは目を回していて、意識はないようだった。

ミナは、カマの姿を一瞥すると、砂地に投げ捨てた。

『全く、主人を掴んでないとは役立たずの精獣だな。』

「え?投げ捨てなくても…。」

沼は、水面が落ち着き何もなかったような状態になっていた。

ミオがミナをチラッと見ると、

『いくの?』

「もちろん!そのために来たんだから。」

自信満々のミオの目をみると、流石に無理矢理引き返す気になれず、渋々行くことにした。

『光のオーラは纏えるな?』 

「こうかな?」

ミオは言われるがまま、やると全身が光に包まれ眩く光りだした。

『上等だ。』

ミナも同じ様に光のオーラに包まれると手を繋いだ状態で、頭から底なし沼に突入した。

沼状態は、10mくらい続いたが、その先は夜のように暗かったが、上空には星の様なものが見えている、時折流れ星のようなものが流れるから空なのかもしれない。

「なにここ?なんか綺麗だね?」

『確かに、我等の世界とは違う空の様だ。星が流れるのは初めて見たな。それに星がよく見える。』

男がこちらに向かって歩いてきた。

「僕がこどもの頃、育った場所の夜空はこうだった。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ