表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界放浪 〜僕の家って何処ですか?〜  作者: 礫(レキ)
第2章 地下編
37/53

ep9-8 〜思い出〜前精霊王の最期〜そして空へ

俺と八大精霊は、精霊王を守りながら、魔を一掃する為の岬に向かっていた。

ただ、精霊王を守るという戦いだったが、多くの精霊が死んでいった。

特に風の精霊は絶滅に近いくらい死んでいった。

風の八大精霊もまた俺と同じくらいに忠誠が強い奴だった。

岬に着くと、男の精霊王の手の中には赤ん坊がいた、あれがミナ様が言っていた娘なのかもしれない。

男は大声で

「俺も一緒に闘う!ミナ止めるんだ。」

と言った、その後男は術で飛ばされ、俺達は封印され、魔がミナ様の中に取り込まれ、ミナ様は魔に内側からあらゆる箇所を食いちぎられたが、魔を放すことなく冥界へ引き摺りこんだ。

俺は封印の中で泣き叫んだ。

「ミナ様、俺も連れて行ってくれー!!」

と、そのミナ様が今ニコニコしながら俺の隣にいるからちょっと調子が狂う。

『でも、ライト。ありがとう、あなたは約束を守ってくれたわ。』

…。

「ちょっと待ってくれ。またあんなこと起きないよな。ミナ様の子があんなことになるくらいなら俺や八大精霊の命使ってくれ。」

ミナは頸を振り、

『それは、あの子たち次第。多分、いなくなるのは男の子の方だけど、怖いのは暴走…絶望したあの子は世界を破壊するかもしれない、その時は遠慮なくあの子を倒しなさい、あなたの手で。』

光の精霊は頭を抱えた。

なんてことを言い出すんだ。

同じ顔をしている娘を殺せだって?出来るわけないだろ、無理難題過ぎだよ。

「ミナ様、それはムリ。」

ミナはニコニコしながら、

『万が一よ。私の願いなんだから何とかしなさい。』

「万が一ということは、可能性は低いのですか?」

『う〜ん。そうね、一度止めてるけどその時留めたのが彼だから…やっぱり彼次第かな。』

やだな。ミナ様、そっくりだし、あの目されるときっと動けなくなる。

『うちの旦那も、奔走してるから最悪のシナリオにはきっとならないでしょ。』

「あ、あの男。大丈夫ですか?」

ミナはニコっと笑って、

『ま、イザって時は意外と役に立つのよ、彼は。』

本当、頼むよ。

光の精霊は拝まないでは居られなかった。

コースケ達は、アームの中で地震の揺れに耐えていた。

ジルが叫んだ。

「これが収まったら急浮上するぞ。コースケとミオは収まったら出発しろ、後は俺達がなんとかする。」

地震が収まってきた。

ミオが心配そうな顔をしながら、

「みんな!すぐ戻ってくるから。絶対にムリさないで!みんな生きて合うんだからね」

目に涙一杯ためて、ユニコーンに乗込み飛び立った。

続いて、僕も黒龍に乗込んだ。

ジルが、

「勝手に死んだら絶対に許さねぇぞ!生きて戻れ。」

と、凄い睨みつけてきた。

僕はただ頷いて黒龍と飛び立った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ