ep7-8 闇の国からの離脱
黒龍は、あっという間に、アームのいるところまで
僕等を運んで、小さくなった後に一緒にアームに乗った。
「そういえば、亀精獣って連れてこなかったけど…良かったのかな?」
黒龍がボソッと呟いた。
「多分いるはず。向こうを出る時、シッポに噛みついた奴がいるから多分そいつだ。」
暫くすると、
「いや〜置いていくなんて、酷いのぉ。ま、精霊様からあんなにやられたら無理はないが…。」
僕は、首を横に振って、
「違う。単に急いでただけだ。」
アームの中も若干揺れていた。
「アーム、すぐに出発できそうか?」
「出来ますが、貴方には権限がありません。」
そ、そうだった…。
「ミオ、頼む。」
「うん。アーム、まず浮上して。」
アームから以外な反応が返ってきた。
「出来ません。私は地面を走行することと、地中を潜ることしか出来ません。」
「わかったわ。すぐに、この危険なエリアから退避して。」
「わかりました。」
アームは動き出し、地中に潜り出した。
暫く進むと、アームは停止した。
「危険なエリアからは脱出しました。」
ミオがアームに、闇の国について聞いた。
「闇の国はどうなるの?」
「浮上します。八大精霊は、地上で再びめざめることになります。」
「どこに浮上するの?」
「わかりませんが、元の場所が最も有力かとおもわれます。」
ミラ婆が、記憶をだどりながら、
「うむ。今は誰もいない、闇の森あたりかな?」
「その辺りになります。」
ジルが、急に大声を上げた。
「ちょっとまて、光の国が浮上したらどうなる?」
「光の大地に浮上します。」
ジルとサラが青ざめた。
「結構なひとが死ぬぞ。そこには大都市が集中している、イッポン、サンホン、ヨンホンがあるのが光の大地だ。」
ミオが青ざめて、
「コースケ!みんなが。」
「一旦、戻ろう。ミオ。」
ミオは、アームに
「イッポンに向かって!」
と、指令した。
「了解しました。」
アームが、勢いよく地上に向けて動き出した。
ミオがイッポンに向うと決まったら、機嫌が良くなった。
「なんだか、久しぶりだよね、みんなに合うの。」
「心配してるかもしれないな。僕は図書館にも報告しないといけないし。」
僕は、ジルと話し、図書館のリルさんに他国の王族に連絡してもらうからそのあとの避難について手助けして貰えるように話した。
僕は、ジルと避難場所について話した。
「大量にいる、人達の避難場所って大丈夫かな?」
ジルは楽観的に、
「隣接している国が人口が少ないから平気だろう、後はどの程度の被害になるかだな。」
と言った。




