ep7-7 呪精霊の封印
僕はまだ腹の虫が収まらなかった。
「亀精獣になんであんなことを言わせたんだ。」
「お前、闇と呪いのハイブリッドを使っただろ。あれが大問題なんだよ…しかも身体乗っ取られるし。」
僕は声を荒らげて、
「あれは、ああするしか仕方なかったんだ!」
アミは頭を掻きながら、
「あのさ、ミオちゃんとそこのお兄ちゃんが居なかったら、闇精霊と私でアンタを殺しに行く一歩手前だたんだからね。」
アミは僕を指差し、
「私らは、表の精霊が出来そうにないけど秩序を守るための汚れ仕事を担ってるんだよ。私は、コースケでもふざけた真似するんだったら躊躇なく殺すよ。」
コースケはため息をつき、
「悪かった。あの件はみんなに色々言われて反省してるんだ。それよりも、僕と呪精霊が合うと問題が起こるって亀精獣が言っていたのはなんだったんだ。」
アミは、目をこすりながら
「わからないかい?もう起きてるそれは。」
「どういうことだ。」
「自分の姿を見なよ。」
僕があのチキでの闘いで闇の力を借りて身体が引きちぎられた時の姿になっている。
「これがあなたなの。もう終わろう、見たくないんだよ、弟の無惨な姿は。私が葬ってあげる。」
落ち着け、落ち着け。
僕は確かにミオに救われた、そしてジルに新しい腕を貰った。
こんなところで、やられるわけにはいかない。
「姉さん、そんな手にはかからない。僕にはやらなきゃいけないことがある。そのために封印されてくれ。」
「わかるのは、お前の方だ。地に帰りな亡霊が。」
不味い、身体が崩れていく絶えられそうない…、ここまでなのか?
そんな時、ミラ婆に言われた言葉が脳裏を掠めた。
僕が終わったら、ミオも世界も終わる…世界はともかくミオを苦しめるわけには行かない。
『全精獣に次ぐ我の前に集いて、目の前の八大精霊を倒せ。』
僕は操られたように言葉を発し、精獣たちもいつもとは違う動きを見せ、呪精霊を圧倒した。
呪精霊が意識を失っている今しかチャンスはない。
「ミオ!封印するぞ。」
僕は、贄を置き、ミオと背中合わせなり、祈りを捧げた。
その最中に、姉さんは意識を取り戻したが、時既に遅く、封印は完了した。
封印と同時に大地が軋みだした。
ジルが、辺りを見回し、
「八大精霊が居なくなって抑えが効かなくなってなっているのかもしれない、早く此処から逃げて、アームのところまで行かないと。」
黒龍が巨大化し、
「ならば我に乗れ!早く。」
全員、黒龍に乗りその場を離脱した。




