ep6-8 地下世界って行って大丈夫ですか?
「ミオ!ミオ、ミオ!」
僕はミオに何度も声を掛けるがミオの意識は戻らなかった。
「ミラ婆、これはいったい何が…、」
ミラ婆は、頸を振りながら
「封印失敗といいたいところだけど、違うね。自らを封印したというのが正解だね。」
「どういうことですか?」
「封印はね。雑念が入っちゃダメなんだよ。」
「恐らく、アンタがいなくなるそんな世界には居たくない…感じじゃないかい?アンタが悪いんだよ。」
「僕はどうすれば。」
「迎えに行くしかないだろ、このボケナス。」
そうか、そうだよな。行けばいいだけじゃないか。
あの遺跡でミオだけを考えて祈ればきっと行ける。
僕は祈った、ミオだけを考えて。
砂漠の様な場所に出た。
ミオはノームと一緒だった。
ノームに押し出されるように僕の方に走ってきた。
目に涙一杯にして…また、泣かせちゃったな。
「ゴメン、また泣かせちゃったね。」
「私、強くなろうとしたんだけどやっぱり、コースケいないって考えたらだめなの、耐えられないんだ。」
「そうか。僕も自分の人生がどうなるかわからないけど抗ってミオと長く入れるようにするよ。」
今、僕が言える全てだ。
僕とミオはまた強い絆で結ばれた気がする。
僕等はこの後みんなのところへ無事に戻れた。
アームに戻り、全員デッキに集まった。
ミオに耳打ちし、号令をお願いした。
「地下の国への入口迄行って。」
『畏まりました。』
アームが止まると、僕とミオだけで外に出て地下への扉の鍵をあけた。
強い光が辺りを包んだ。
僕等は急いで、アームに乗った。
『御主人様、御命令を』
「コースケ!」
う〜ん。本来ならイッポンに戻って色々報告しないといけないけど時間もないから行くしかないだろ。
「行こう。地下の世界へ!」
「行って、地下世界へ!」
『Error 情報がみつかりません。』
ミオが、僕を睨む。
おっかしいな。
「じゃ、聞くけど地下世界に光と闇の八大精霊はいないということ?」
『いえ、光と闇は異なる空間にあるので指定して頂けないと…あなたはマスターじゃないのでダメですが。』
いちいちうるさいヤツだな。
「ミオ!闇か光かどちらかを選択してくれ。」
これまでは僕が選んできたけど、これからの道のりを考えるとミオが主導したほうがいいだろう。
ミオは少し考え込んで、
「コースケ!闇へ行こう。闇の呪縛を取り払わないと前には進めないよ。」
「アーム、闇の世界へ行って。」
『畏まりました。闇の世界はエルフ族は外に出れませんので、注意してください』




