白虎奪還作戦編 3.アサ・レーダー
フーリはため息をついた。
「つまり、アサをレーダーにして白虎を探し出してそこを一網打尽にすると…。いや、こいつそんなことできないっすよ」
「バカにするにゃ!!!」
「魔獣はな、本来他の魔獣と遠距離でも連絡が取れるんだよ。神獣と連絡が取れるのはごく稀だがな」
「え…もっといい方法はないんですか?」
「そのネコっ子がそのごく稀に入ってることにかけるしかない。ワカメ上司の魔獣と俺の魔獣で試したが…無理だった」
「…それもう詰んだようなもんじゃないですか」
三人でテキトーに探したところで見つかるわけがない。
「やってみるわ」
アサは深呼吸した。
「………」
「………」
「…連絡は取れなかった。だけど…強い力を西に感じる」
「でもその強い力ってのが白虎だとは限らないよな…」
西は白虎の力が強まるテリトリーだ。白虎を捕まえたやつがわざわざ西で活動するとは考えにくい。
「とりあえず何も手掛かりがない状態だ。とりあえず行ってみよう。近くの雷山村支店に協力を要請する」
「ら、…雷山村か…」
フーリは雷山村支店にトラウマがある。その理由は…後でわかることになるだろう。
「ちなみに移動は…」
「電車でしょ。風が使える俺と矢が使える先輩は空飛べんのにあのワカメ上司だけ空飛べないから…でしたよね」
「あいつのこと置いてってもいいんだが」
「俺みたいな見習いは支店長同伴じゃないと他の支店に入れてくれないんすよね。まあ…雷山村なら大丈夫なんだろうけど」
「…ちょっと羨ましいけどな」
「…」
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