表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/5

1話 戦闘開始

 「いた戸塚!」


 戸塚を探しはじめてから数分後すぐに見つけた。 

 なぜかエプロンを着て接客している。なんか変


 「やっときたか遅かったな。へえ髪の色、白にしたのか」

 「ああ、黒とか茶色だと素顔を大衆に晒すことになるから」

 

 戸塚のアバターは髪が茶髪で背が高い。

 頷きながらみてきてちょっとキモかったが、聞きたいことを聞いた。

 

 「ちなみに俺の名前は『ユウ』だからゲームではそう呼んでくれよ『レン』」

 「分かったよろしく『ユウ』」

 「よしっ、どうせレンのことだ。さっそく戦いに行くんだろ?」

 「ああ、どこに初心者向けの狩場があるか聞きたくて」

 「ここの通りを真っ直ぐ行ったら平原がある。そこは特別強いやつはいないからそこでやんな」

 「了解。ありがとう」

 「がんばってこいよ」

  

 ユウは手を振りながら応援した。俺は教えてもらった場所にスキップしたのだ。


§ § §


 

 「おりゃ!」「ふん!」


  ザシュ! バキっ!

 狼や角の生えたウサギが襲ってきても薙ぎ払いや振り下ろしで頭を素早く潰して倒していく。  けどウサギなんかは集団で来るとものすごくやりずらいし狼は大きくて簡単に倒しにくい。


「でもまあ、一匹ずつ潰していけば問題にはならないよね」


 数時間後

 レベルは6まで上がったがいまはユウの開いている店で料理を食べている。正直言ってもっとやりたかったが体力が減ったのとゲームで腹が減ったのである。ユウが作った料理はいがいと美味しい。

  

 「で、結局帰ってきたわけか。どうだったモンスターは?」

 「微妙だった。似たようなやつしか来ないし、知っている相手でも攻撃パターンを覚えれば簡単になってっきた。はむっ」

 「だろうね。俺も最初は弱いと思った、でも普通の人から見たら怖いけどね」

 「他にいいとこある?」

 「あっじゃあ迷宮に行ったら、あそこなら森より難しいしレベルも上がりやすいはず。それにレンは今レベル6なんだろ?あとレベル8でサブ職選べるじゃん」

 「あーたしかにじゃあ、そこ行ってみよ。あっこれおいしかった。ごちそうさま」

 「レベル上げがんばれー」


§ § §


 「オラオラァ!」 バキっ!

 

 俺目がけてとんでくるゴブリンの攻撃を回避しながら攻撃し返すゴブリン。一匹が小さいので狙いずらい上に武器を持っているため受け止められると面倒だ。

 狼とこのゴブリンの差は知能だろう。回避能力があったり適切なところで防御する、非常に厄介だ。

 

 「まあ、俺のほうが上なんだけどなァ!」

 「ギャッ!」

 

 十匹以上いた経験値(ゴブリン)は消えていた。レベルは14に上がっていた。結構早いなと思った。

 

 「グゲッ、グゲゲゲゲッ!」


 突然出現したモンスターは今までのとは少し違った感覚だった。そしてこの声はゴブリンに似ているが違う。そしてその姿を見ると。


 「なるほどホブゴブリンかやっと骨のある奴がきたか。」

 

 ホブゴブリンがこちらに向かって歩いてくると同時に俺もいっしょに歩く。


 「さあホブゴブリンよ大人しく俺の経験値となれぇ!」

  

 俺とホブゴブリンの死闘が始まるのであった。

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ