俺、神になる??
今日もいつもと変わらぬ冴えない朝をむかえた。
「沓君今日雨降るから傘持ってきなさいよ」
「その呼び方すんじゃねえよ、、」
俺は母にボソッとつぶやき家を出る。高校へはかなり距離があるため電車通学をしている。電車内では基本下を向くか目を閉じていることが多い。たまに耳にするでかい声で話すクソ陽キャにイライラするが、知らない奴が多いため電車は嫌いではない。ついた駅からはさほど学校が遠くないためさっさと門を通る。そして忌まわしき教室に入りすぐさま朝の地獄の始まりまで寝たふりをする。
「アイツまた寝てんぞ笑笑」
「うわー、陰キャじゃんきも〜い笑」
また、ゴミ共がキーキー騒いでやがる。さっさと死ねばいいのに。考えだけはいっちょ前なのに言葉にはしない。いや、できないのである。なんせ陰キャだからな!!!それはさておきいよいよ地獄の始まりだ。俺は重い瞼を開けて今日も地獄に耐えるのであった,,,,,,,,,,,,,。
「キーンコーンカーンコーン。」
それはまるで天使が奏でる演奏のように気高い音色である。これを聞くと天国にいる気分になる。もう、ここにいなくていい解放感とともにさっそうと教室でていき、学校からさよならバイバイ♪する。ピ○チュウと聞こえてきそうだがまあいいだろう。
「はぁ、今日も散々な一日だったぜ」
「そうじゃよな!」
「うんうん!まったくだ,,,,!?」
「急にどうしたんじゃ????」
「どどどどど、どななたででしょしょうか、、、」
「ん?なにを言っておるのじゃ、わしは神じゃぞ。お主に会いに来たんじゃ」
「なっなぜ,,,,,」
「そりゃ、主はわしの跡継ぎじゃからな!!!!!」
何を言いているのかわからなかった俺は、まさか本当に神になるなんてこの時は想像すらできなかった,,,,,,,。
まだまだ話が発展していきますので楽しみにしていてください。
次回は明後日に投稿します!お楽しみに!