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第一話 序章:神さまとタロウ君

みなさま、日々の生活お疲れ様です。


この度はこの作品に立ち寄って頂きましてありがとうございます。


そこまで長い作品にはならないと思いますので、のんびりお付き合いいただけると嬉しく思います。



では、どうぞ――。



 世界には『英雄』が必要である。



 世界を成長させるためには幾つか方法があるが、基本的にはとある特殊な刺激を与えることによって成長させることが出来る。

 神とは世界の成長を管理するものであった。





 とある刺激とは何か。

 それは、『英雄が紡ぐ物語』である。



 神は英雄の行動を観測し記憶することによって世界を成長させる。

 ――なぜ?という疑問も浮ぼう。だが、それが全ての世界において根幹にある。

 神とは永久に物語を見続ける存在だとも言えた。





 世界は『数多』に存在する。


 そもそも神は一人に非ず。

 最早数えきることなど出来ないほどの神が世界には存在する。

 それはそのまま世界の数とほぼ等しいとも言えるだろう。

 だが、例外により力の強い神は複数の世界を司っていることもあった。




 そしてここにも、とある一柱の神がいた。




 彼女にはまだ名はない。

 だが、力のある聖なる神である。

 

 神のランクとしては中級位の下部に位置し、最近ようやく初級位の成長率が完全になるまで育てあげて、自身の世界を中級位に成長させたばかりであった。



 『また0%から育てなきゃいけないのね。上級神への道はまだまだ遠いなぁ……。でも、中級神になったから出来る事も増えたし、このままコツコツと積み上げて、いずれは私も――』



 明確な名が無い為、早く上級神となり名を得たい。

 自分の力を高めたいと望む彼女の様な神は沢山存在する。

 そして、彼女等は不滅のまま、ただひたすらに世界を育てあげるのだ。



 神々は自分が思うように世界を創造し、それぞれが終わらない夢を楽しむ。

 それが果して、幸福なのか、はたまた呪いなのか、どちらに捉えるのかは神によって異なる。



 ──だが、どうせならステキな物語を見続けていたいと、その神は望んだ。

 


 『私の英雄達よ、どうか世界を鮮やかに彩って』と。



 神が異世界に『転生者』や『転移者』を呼び込むのもその理由が大きい。

 自分の頭の内だけでは話を紡ぎ続けるのにもいずれ限界がくる。

 だから、神は新しい英雄を得ることで世界は大きく成長させる様に促しているのだ。




 ──時に問う。

 

 『神はどんな物語を好むのだろうか?』と。



 その神はこう答えた。


 『どんな物語が好きか?んー、普通なのはもう嫌だなぁ。……え、なんでって?だってそんなのつまらないでしょ?妄想なんて叶って当然。そんな夢ならば下位神の時に見尽くしたよ。……ご都合主義、王道の展開、ハッピーエンド?そんなのはもう正直お腹いっぱい。だから私は今、世界に真新しさを求めているんだ。例えそれがどんなに小さな変化でもいいから。まだ私が見たことがないそんな新しくていっぱいの刺激がある物語が良い。……それが私の求めるもの』




 だから、次からは世界を彩る『英雄』は少し変な位で丁度いいのかもしれないと神は考えた。

 その方が世界はきっと成長してくれるだろう。そんな気がする、と。



 『あら、噂をすればなんとやら!面白い人を発見っ!』



 神が見ているその人物はどうやら夜中に一人、剣を素振りするかのような様な動きで何かを振り回すと、その度に「エクスカリバァァァァァァ!!」と叫んでいた。



 ……おやおや、あれは相当に痛い。

 体にザクザクと突き刺さった剣が何故痛いのかもわからないままでいる様なものである。

 それか、血が出ているのに嬉々として踊って辺りに撒き散らして生きているようなイメージだ。

 個人的には雪山で裸でいるよりも狂気に満ちて見える。


 それに、壁からは『ドンッ!ドンッ!』と激しい応援も聞こえていた。

 ご近所にも迷惑この上ない事だろう。近隣は激おこだ。



 『なになに……30手前の成人男性?大事な人は居なくて、今まで彼女が出来た試しもないのね。きっとそのまま完走しそう。うんっ、私にとっては理想的な塩梅かも』



 その神は彼についての情報を流し読みにしながら、ふみふみと頷きつつ、何かを確認し続けている。



 『……うん。今回は"これ"にしよう。なんか面白い事になりそうな気がする。さてさて、どうか、出来るだけ私を楽しませてね。私が望むのはそれだけだから』



 神は微笑むと、パンパンと何度か柏手を打って、この空間に響きを与えた。

 そして、音が十分に広がった所で、神は目の前の空間に片手をズボっと差し込んでいく。



 『──さぁ、おいで。私の新たな暇潰し(英雄よ)。貴方を私の世界に導こう』





★★★

 




「──どわっっち!?え、な、何!?……え、何処ここ?」



 な、何が起こったかわからないが、俺は今、突然真っ白な空間にいる。

 さっきまで家にいた筈なのに、今は360度見渡す限り真っ白だ。

 地平線の先まで白一色で、遠近感がおかしい。

 距離感がさっぱりつかめない。てか、本気でどこ……。



 ……え?夢を見ているんじゃないかって?……はは、瞬きの一瞬前まで日課のトレーニング(?)で、体を鍛えていたんだ。

 クンクン……だから今だってとんでもなく両脇が臭いし、間違いなくこれが夢ではないとはっきり言える。


 年々変化していくバスタオルの変色具合と体臭はいつだって俺に残酷かつリアリティを与えてくれるんだ。嬉しくないけど。



 あっ、もしかしたら日頃のハードトレーニング(?)の影響で俺は急死したのではないだろうか?

 ……もしそうだとしたなら、これはとんでもない事態だ。


 死ぬ前までに整理(隠蔽)しとかなきゃいけないものが、全国の男の子たちには数えきれないくらい沢山あるっていうのに、俺にはそれが全く出来てない。

 てか、死神さまってやつはなんて無慈悲なんだ。

 せめて1時間だけでも猶予が欲しかった……。




 どこまでも広く、ただ真っ白い空間で、俺は軽い現実逃避をしながら、独り言を呟いていた。




「……ぷふふふ。君はこの状況で考えることがそれなの?」


「うぉぉぉぉ!!!!」


「ふへへ、良いリアクションをどうもありがとうっ」


「と、突如頭上に幼女が御光臨なさった!や、やばいぞ。俺は遂に頭がおかしくなったのかっ(自覚)!!」



 突然の笑い声。

 それもまさかこんな近くに誰かがいるとは思わなかったので、(タロウ)は思いのほか腰を抜かした。


 それと同時に、子供の頃遊園地のお化け屋敷で盛大に粗相をし、辺り一面に水害をまき散らしたことを思い出す。

 今はもういい大人になったので、どうにか数滴で我慢できた。

 被害を被ったのは水玉のトランクスだけである。セーフ、ギリセーフ。

 大人としての面目は保ったと言えるだろう。



 ……さて、だがよくよく見てみると、その空中に浮かぶ一人の幼女様。とても神秘的である。

 この空間と同じくらい肌も髪も瞳も何もかも真っ白くて、凄く可愛い女の子であった。

 永遠に見続けていたい。

 その存在感から、疑いようもなく彼女が特別な存在だと俺にはわかる。



「やぁ!君を呼び出したのは私だよ。分かり易く呼ぶなら『神』だよ。びっくりしたかな?崇めてくれていいからねっ!……ん?……あれ?ちゃんと聞こえてる?視点が合ってないけど平気?まだ混乱してるの?もしもーし。もしもーし。見えてますかー?」


「………」



 俺はぽーっと見惚れていた。

 幼女の神様は俺の目の前でパタパタと手を振っている。かわいい。

 これは俺、惚れてしまったかもしれない。

 可愛いって正義だけど、なんて罪なんだ。



「……おやおや。口が開きっぱなしだよ?私の可愛さに驚くのはいいけど、そこまで熱い視線を送られると照れちゃうなぁ。……あっ、もしや君はロリコンだな?危ない人はちょっとお断りなんだけどなー……」


「なっ!俺がロリコン!?ひ、人聞きが悪い!!」


「正気に戻った?えへへ、ごめんね?違った?危なくない?近寄っても平気な人?」


「も、もちろんですとも。俺は極めて安心な人ですからね。俺の辞書の『安心』を調べると警察署の番号が隣に書いてありますから。ついでに個人情報も載っているぐらいです。これは完全に『安心』でしょう。そしてこの俺を表すなら『安心』の代名詞とも言える清く正しい『紳士』こそが最も相応しい──」


「ダウトーーッ!その過剰な反応はクロな人だッ!きっと真っ黒だよっ!」


「ち、違うんだ!『俺は悪くねぇ』!!ただ俺は、ストライクゾーンが少し広いだけなんです!!幼女も好きですが、熟女も好きなんです!!美人は勿論の事ですが、おブスな子も大好きです!!性格が良ければ言うことありませんし、例え性格最悪でも愛せる自信が大いにあります!!俺っ娘ボクっ娘なんて超常現象よりドンと来いですし、どんなコンプレックスがあろうと欠点だろうと、全部ひっくるめて抱きしめてあげたい。そんなありふれた唯の『紳士』なんです!だから決して、ロリコンとは一緒にしないでいただきたい!俺にとってそれは、一ジャンルでしかない!それに俺は、無理やりとか、束縛なんてものが大っ嫌いです!やっぱそこには愛がなきゃいけないって思うんですよね、愛が。だから、幸せになれるなら『愛に歳の差は関係ない』ってのが俺の恋愛的座右の銘で、平等に愛せるならハーレムも逆ハーレムも俺は推奨します!出来れば俺もそうなりたいって、小五の時から夢に見て来ました!だがしかし、未だどうやら悪夢に迷い込んでしまっているようで、一人も彼女は出来たことがありません。現実はいつだって残酷ですね。あ、それと男女間での友情が成立するのかについても言及させて欲しいのですが……って、あれ。俺はいったいなんの話をしてたんでしたっけ。……あー、あの、誠に恐縮ではございますが、そんな感じです」


「(途中までただの女好きかと思ったけど、着陸地点を完全にブン投げたね。これは思ってた通り『変な』人選が出来たことに私も『安心』した。ふふ、君の辞書に偽りは無さそうだねっ)」


「あ、あのー(マズかったか?思わず変なスイッチが入って語っちゃった。そして幼女が無言で見つめてくるこの感じ、どうしよう。ここは脱いだ方が良いかな。……それで身の潔白を証明。……いや、今は慎重になるべきか、焦りは禁物だもんな。第一印象が悪くなってしまう恐れがある)」


「ふむー。わかった。君はロリコンではない、君はただの変態だったのね(この人でいこう。間違いなく合格。)」


「うぐ……す、少しは、その自覚はありますが。ごめんなさい」


「謝れるんだっ!?ふふ、まぁ素直でよろしいです。それに私は個人の趣味にまで口出ししませんからね。安心してください。っと、それよりも、ここにお招きした理由等の話を進めましょうか。んー、先ずは自己紹介からかな。」


「は、はい」


「ごほん!では早速私から。私は、神です!世界の創造と管理をしてます……」



 目の前の幼女は慎ましやかな胸を張り、キリリと決め顔を二秒保持している。

 そのお顔は「次は君の番だよ!」と流し目で促していた。



「(え!終わりですか?短かッ!?)あ、はい!俺の名前はタロウ!ニートをしてます!」



 自己紹介は決め顔で、みたいなルールがあるのだろうか。良く分からないけどここは素直にタロウもドヤァと決め顔で返した。



「はい。ニートのタロウ君よろしく。記憶は平気かな?」


「よ、よろしくお願いします。記憶はえっとー、あー……ん?ありゃ。な、なんでか自分の苗字が思い出せないですね。でも、それ以外は普通に色々と記憶はあるんで、日常生活は大丈夫だとは思いますけど。……てか、いっそ忘れたい黒歴史の方がいっぱい残ってます」


「ほうほう。苗字ですか(転移での消失はそのくらいでおさまったかな?黒歴史については自己責任ってことで無視します)なら特に大きな問題はなさそうだね。顔色も良さそうだけど、体が痛かったり気分が悪かったりもしない?」


「ええ。平気みたいです。てか、急に現われた美幼女様のインパクトで流されてましたけど、ここって不思議空間ですよね。地平線の先まで真っ白だし。なんか急に怖くなってきました。俺、もしかして死んじゃいました?美幼女様は死神様?」


「ぷふふ、美幼女様って初めて呼ばれた。言い難くない?私省エネの為に今は小さい姿をしているだけで、常に小さい姿ってわけじゃないから。普通に"神様"って呼んで貰えたら嬉しいなぁ。あ、もちろん死神ではないから安心してね。あと、君は死んでもいないよ。ここに呼んだのは私が君に特別にお願いがあって来てもらったの。……突然のことで、驚かせてごめんね。」


「あー、平気ですよ。特に予定もないですから。」


「仕事もしてないもんね。」


「うぐ……ええ。そうです(神様意外と辛辣……でもこの感じ、嫌いじゃない)。やっぱ神様は色々とご存じなんですよね。この歳にもなってくると、職と年収と毛髪等々の話題に敏感になってくるんで、出来るだけオブラートに包んでくれると嬉しいです神さま」


「ふふふ、わかった気を付けるね。――さて、そろそろ本題について話そっか」


「はい(てか神様、改めてよく見るとほんとに可愛い。そこらのアイドルがフリーザにしか見えなくなる。目の輝きとかオーラとか半端なくキラキラしてて綺麗。宗教とか全く興味ないけど、これは祈りたくなるのも納得)」


「えへへ。ありがとう。そんなに可愛い?キラキラ?」


「ぎゃああ!え!?なんで!!……え、俺……今、声出てました?え、出してない筈……ですよね?…まさか、こ、ここ、心とかって読めちゃう感じだったり?」


「はい。もちろん、読心出来ちゃう感じです。」


「ごふッ!……俺は、すでに致命傷的な心声を何度漏らして――」


「この瞬間がたまりませんね。ニヤニヤします(弄り甲斐があるね。赤くなってて面白い)」


「いやぁあああ。メッチャ笑ってる!!さささ、神様本題進めて進めて!!」



「はいはい(ふふ、まだ顔真っ赤だよ。少し間を空けましょうかね)。…………では、私が君をここに呼んだ理由とこれからについてお話しますね。――ごほん!タロウ君。あなたは、英雄です」


 タロウの照れ顔が治まるのを待って告げられたその言葉は、一瞬で身体を突き貫いていく。


「………」


 ドクン。


 英雄。その言葉に、自ずと心臓が高く強い鼓動を打った。神さまの柔らかく優しい声は耳ではなく直接心臓に響いているかのように、その声は強く残る。


「君は私が探し求めていた英雄。」


「………」


「今はまだ、特別ではない存在である君は、私の世界で英雄となる。これまでの生活では発揮しきれなかったその隠された力を、是非とも私の世界で発揮して欲しい。どうかな?君も救世主になってくれないかな?」


「……あ、はい(なんだろう……陳腐な誘い文句だってわかってるのに、神様が言うと凄い響く……胸が熱い。ドキドキする)……あ、あの英雄ってその。魔王を倒したりするやつとかですか?」


「そう!まさにそれ。剣と魔法。ドラゴンや魔王を倒し世界を救って欲しいんだ。」


「ゲームや小説の中に入っちゃう感じですね。」


「嫌いかな?」


「いえ、逆に大好物です。こんな年齢ですけど、死ぬまで少年の心は忘れたくないと思ってるんで、英雄なんて言われると正直ワクワクします。……これって異世界転移とかってやつですよね。まだトラックに轢かれたわけでもないけど、いいんですよね。……でも、ほんとに夢みたいだ。これで夢オチだったら、また新しい黒歴史が増えるとこです」


 ふむ、掴みは上々かな。興味は引けたみたいだ。神々しさモリモリにして『勇者様のお力をどうかお貸しください』とか、別バージョンも考えていたけど、今回の場合は少し砕けたこの口調で正解だったかな。いい感じで伝わっている気がする。変だけど悪い人じゃなさそうだし。このまま一気に進めちゃいましょう。


「タロウさん、私の世界に行ってくれますか?」


「も、勿論ですとも!」


「ありがとうございます。」


「いえ、こちらこそ礼を言いたいくらいですからお気になさらず。……あ、でも一つだけ質問したいんですけど、いいですかね。やっぱ、アレはありますか?」


「アレ、とはなんです?」


「こういうのにお約束的な、チート能力があるのかどうかを……」


「ちーと……?」


「あー、分かり易く言えば……英雄ってだけじゃよく分からなかったんで……向こうに行くにあたり通常では考えられないような特殊な力を使えるようになるとか、強力な魔法が使えたりだとか、レベルアップで人間ではありえないような急成長ができたりするのかとか……ですかね。何も聞かないままだと不安なので、最初に聞いておこうかと」


「あー!はいはい。なるほど。納得しました。じゃあそうしましょう!さらにご褒美も付けちゃいます」


「え?――"じゃあ"って、ってことは今まではなかったってことですか?」


「あ――いえ。ありますよ。ありますって!そのくらいならば、もう簡単ですから。任せてください。」


「あ、はい(大丈夫かな……言わなかったら絶対になかった気がする。危ぶなかった。……てか、神様って今更だけど本物なのか?ほんとは悪魔ちゃんとか?可愛いからどっちでもおkではあるけど)」


「あれ……どこからか失礼な思考が聞こえてきますね?気のせいですか?誰が悪魔――」


「気のせいです!!神様は完璧で素晴らしい美少女様です」


「ならよろしい。では、さっそく行きましょうか」


「ほぇ?……説明は?」


「向こうに着いたら多分説明しますね。ここで説明しても伝わりにくいことも有るでしょうから」


「え、あ、はい。了解しました。」


「では、英雄よ。貴方の力に期待しております。世界をよろしくお願いしますね。」



「はい……あ……ぁぁぁ……」



 神の柔らかな微笑みに勢いよく返事をするタロウ。だが、その瞬間からタロウの存在は一気に薄くなり、光の粒となって瞬く間にこの空間から消えていなくなってしまった。




 神は光の粒が向かう先を眺める。 

 



 ――さぁ、新たなる物語を始めましょう――




★★★


 

またのお越しをお待ちしております。

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