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2(後編)

その日も、翌朝の朝食を買おうと近所のコンビニに立ち寄ろうとした時、清春は道路を渡る一匹の白い猫が、トレーラーに向かって走っていくのを目にした。


「危ない!」


とっさに叫び、猫を助けようと全力で道路に飛び出した。清春に気づいたトレーラーは急ブレーキをかけたが、間に合わない。

減速しきれないまま、清春の身体は激しく弾き飛ばされ、空高く舞い上がった。

ドン!と鈍い音を立てて、反対車線に止まっていた車のフロントに叩きつけられると、ズルズルとアスファルトへ滑り落ちていく。


朦朧とする意識の中、清春に近づいてきた白い猫が「ニャーニャー」と鳴きながら、肉球で彼の頬をペチペチと叩いていた。清春は、その猫の頭をそっと撫でながら、かすれた声で呟く。

「無事で……よかった……」

そして、そのまま意識を失った。

お読みいただきありがとうございます

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