ダイヤモンド鉱山
ダイヤモンド鉱山の売上が落ちた。
真理子は、労働者を疑い。
カイチューを誘い。鉱山へと向かった。
カイチューは、労働者を脱がせて。尻穴まで確認した。
私は、ダイヤモンド鉱山の売上が、落ちた事に疑問に思った。
最初の頃に比べて、5割を切った。
材木は、森で切るにしても。労働力はいる。
建築も知らなければ、銭湯の配置を知っているだけで。
私は、温泉を町に引く事しか出来なかった。
町では、労働者がいて。鉱山には、泥棒がいる。
私は、カイチューに相談をした。
「鉱山で、労働者がダイヤモンドを盗んでいるみたいなんだけど。女の私が、男性の裸や体の中を、調べるわけには、行かないと思うの」
カイチューは、作業の途中にも関わらず。ミシンを止めた。
「でね。誰か私の代わりに、ダイヤモンドを隠しそうな所を、調べて欲しいの。勿論、何を使って調べても、問題ないと思うのよ。相手は悪党なんだから」
カイチューは、道具を片付け始めて。掃除をした。
「何処かにいないかしら、私の代わりをしてくれる方。カイチューさん、何方かご紹介していただけませんか」
カイチューは、洋服まで変えた。
「もう少し待って、私が引き受けてあげる。貴方がどうしてもと仰るから。友達のいない、貴女のために、私が一肌脱いであげる」
狼達が、嫌がりそうな香水を、大量に自分に吹きかけて。鏡を見て確認をした。
「どう。私おかしくない」
おかしくは無い。おかしいと言えば、全てがそうなる。
私は、カイチューを小舟で運び。
鍛冶場に入れた。
カイチューは、ドキドキしながら、男達を待っていた。
作業時間が過ぎ、10人の男達が出て来た。
ホコリまみれで、これから、共同浴場に向かう予定だった。
私は、1人ずつ。鍛冶場に入れて。
カイチューに、調べてもらう予定だったのだが。
最初の1人が、悲鳴を上げた。
ポケットから、ダイヤモンドが出てきたのだが。
カイチューは、力尽くで服を脱がし。お尻を調べた。
あの男、ミシンしかして無いのに。労働者に勝ってしまった。
あの速さで、ミシンのペダルを漕いでいたら、そうなるのか。
労働力は、ポケットからダイヤモンドを取り出して。私に渡した。
鍛冶場に、狼がいると思ったらしい。
『確かに、狭い空間でヴァイツと対峙したら』
『噛み付かれたりしたら』
あの悲鳴で、労働者は全てを話した。
今、地下牢を管理している。コルナム男爵の三男が、通行税と称して、労働者から、ダイヤモンドをせしめているらしい。
私は、手前にいた奴の髪の毛を奪い。
労働者のDNAを取り込み。労働者になった。
これには、労働者が驚いた。
かなりのダボ着いた服になったが。ポケットにダイヤモンドの入った革袋を入れて。
労働者の仲間に入り。地下通路を通った。
皆は、通り過ぎながら。革袋を渡して。
私は、何もせずに、通過しようとした。
「待て、待て。通行税を払え。これは私への忠義では無く。バーチ様への献上品だ。支払ったほうが身のためだぞ」
私が、出し渋っていると。
「早く出せ。いくら私とて、そんなに待てないぞ」
コルナム男爵の三男は、馬用の鞭を出し。
『ヒュン、ヒュン』と空を鳴らした。
私は、ダイヤモンドの革袋を渡した。
「それでいいんだよ。バーチ様が、この領を、統治されたら。私は、伯爵になる予定だ。バーチ様は、提督の後を継ぐ事となり。バヤナルトは、私の支柱に収まるだろう」
コルナム男爵の三男は、お花畑を描いていた。
精々頑張っても、隊長止まりだが。
お前には、二人の兄がいる事を忘れているようだ。
コルナム男爵の三男なのだよ。三男。
私は、この事をマリアに話し。
マリアに謝られたが。そんな事ではなかった。
マリアの名前で、共同浴場は盛り上がりをみせているのだが。
住人が、毎日少額で温泉に入れる。
衛生的に、街も綺麗になり。
街から糞尿を回収する。馬車が減り。
共同浴場へ行く、馬車へと変わった。
私は、そんにお金を使わないが。
バヤナルトの運営資金を、私が持っている。
マリアとビニガーが、私から宝飾品やマジックアイテムを購入して。
私の元に、資金が集まっただけだが。
ここから、共同浴場の資金が流れており。
ブルーダイヤモンドの鉱山は、閉鎖を余儀なくされて。
商人達に古い通貨を、両替してもらってい。
資金を回している。
コルナムの三男は、共同浴場と共同トイレの掃除担当に当てた。
新しく来た狼達は、リュウミーが名付けをして。
マーヤとモリーに、パメラとなり。
本人達も喜んで。お腹を大きくしている。
それに際して、小さな別荘より。
大きな犬小屋を作った。
今までは、其の辺で眠り。
雨が降ると、軒下で過ごしたのだが。
小屋が出来てからは、ケビン以外は小屋で過ごした。
私は、次の船を開けて。
ハッピービーの巣を作り。大当たりを引いた。
大樽が、563本の商船を引き当てた。
他の航海日誌を、読み解きながら。
年代を確認すると、309年物を引き当てた。
当たり年のワインで。うちのソムリエに確認してもらい。おねだりされた。
もう一人のソムリエに確認すると。
「初めて口にします。なんですかこれは。円やかだが、深みがあり。癖が少ない」
「グレム地方のワインで。今から、306年物のワインです。航海日誌には、当たり年と書かれていて。大量購入したが。こちらも、嵐で船体に穴が空き。沈んています」
私は、ビニガーに航海日誌を確認させて。306年物を勧めた。
問題が、無いわけではない。
全てが、大樽で。ボトルに詰め替えるにも、人員が必要で。
ダイヤモンド鉱山の二の舞いなりそうなので。
大樽のまま、売る予定だが。値段が決まらない。
私は、ビニガーに5樽預け。引き上げたのだが。
ビニガーはバヤナルトの名を使い。手紙を書いた。
5樽の行き先は、大都のお城で。
手紙の中には、ブルーダイヤモンドのネックレスに、毒消しのリングが埋め込まれている。
ブルーダイヤモンドのネックレスは、王妃の下へ送られて。
ワインは、1樽を開封して。王と妃。王子夫妻と宰相そして、ソムリエに毒見役が飲んだ。
王様から、金貨4000枚が届き。
『マリア・バヤナルトの願いを引き受ける。ワインは、こちらで頂き。改めて、褒美を取らす』
ビニガーは、この手紙をマリアに見せて。
『ありがとう。これでチャーリーの元へ、旅立てます。真理子には、悪いけど。バヤナルトの民の為に、尽力しないとね」
マリアは、あの事件以来、終活を進めていた。
「そうですね。真理子様には、バヤナルトの為に。グルドリア国の為に、尽力して頂きたいです」
ビニガーは、国の危機を懸念している。
真理子は、マリアとリュウミーを連れて。
ブルーダイヤモンドの鉱山へ向かった。
ケビンを、リュウミーから離して。サーシャを連れ出した。
マリアが、ダイヤモンドの洞窟で温泉に浸かりたい。マリアのわがままだが。
侍女達は、賛否に揉めたが。私が、連れ出した。




