04:力
更新を再開しました。けれど、昔みたいな書き方は無理です。
どうしてもエキセンっぽくなる(苦笑
まぁ、之も……進歩という事で♪
少女は森を駆ける。
追っ手から逃れるために。
[Gatling E.Ball]
後ろから幾度となく放たれる。
緑色の塊。
――エネルギーの玉、だ。
森の中、それが不幸中の幸い。
上手く木々を利用して攻撃を避ける事が出来るからだ。
「これで仕留めるっ」
――爆撃――
少女の足元に撃たれた玉が爆発を起こした。
爆風によりバランスを崩し、横に倒れる。
追っ手のフクロウ型のプロモンは、チャンスを逃さない。
「終わりだっ!」
[Power E.Bullet]
――銃鳴っ!――
口から力強く放たれた。
攻撃に特化した一撃のエネルギーの弾が。
動くことが出来ぬ少女に向けて。
「こ、こんな所で……っ」
「アホかァァァァ!」
[Defense Ball and Counter Attack]
――衝撃っ!――
これまでか、と諦めた少女の傍から。
二つの風が横切った。
片方の風は、少女を守るように前に出る。
気合という名前の叫び声を上げ、攻撃を弾き返た。
誰が?
――黄のプロストーンを持つ、犬型。テッラが。
誰に?
――緑のプロストーンを持つ、梟型のプロモンに。
梟型のプロモンは突然の出来事に驚くが。
直ぐに我に帰り、戻ってくる自身の攻撃を飛翔する事で交わした。
「な、何だ……あの犬はっ!?」
自分を地から見据える犬型のプロモン。
何故だ。あり得ない。
梟型のプロモンは思う、
(この辺り周辺には"結界"がある、故に森林以外のヤツは入れないはずっ!)
「ひゅぅぅうう、戦闘中に考え事かよ? 余裕じゃねぇか」
「っ!」
――刹那――
――気配――
後ろから感じるプロモンの気配と、ソレの”殺気”。
いつの間にっ! と振り向く暇が無かった。
「きゃははぁっ! そんな君にプレゼントだぁ!」
[E.Attack Plus Crow]
―打撃っ!ー
突如現れた、もう片方の風。
後ろから"エネルギーにより攻撃強化された"前脚で、目標を地面に叩き落す。
「ぐはっ……!」
誰が?
――緑のプロストーンを持つ、ハイエナ型。クリーンが。
誰に?
――同じ緑のプロストーンを持つ、梟型のプロモンに。
「き、貴様らは一体……っ!」
「僕達は自由という名の旗を掲げ! 武器を持ち争うモノに対して武力による介入で平和を求めるモノ! 我々の名はソレス」
ひょっこ現れた黒髪金瞳の少年は、最後まで言う事はない。
何故か?
「アホかァァァァァァ!」
「噛むのはダメです! 痛いですから! 暴力反対ィィィィ」
「おい、人型……先と言っている事が違うんじゃねぇか?」
フクロウ型は目を見開いた。
まさか、"人型"が"砂漠の王"以外にいたとは。
(でもっ! 犬型は森林でハイエナは砂漠! コイツらは何処に所属しているっ!?)
考えれば。考えるほど深まる疑問。
でも一つ言えることは。理解できることは。
この三体は"女の人型"が自分に襲われていると思い込んで助けた。という事だ。
稀に梟型のプロモンは、"心の目"と呼ばれる能力を持つモノがいる。
その能力とは"心を読む(みる)"。
(コイツらに早くっ! 一刻も早く知らせねばっ! 出ないと、殺され……)
――殺気――
それだけで梟型のプロモンは思考ごと意識を刈り取られた。
三人はそれを知らずに少女に近づく。




