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オンラインゲームがデスゲームになったので、すすんで引きこもる  作者: 仲仁へび
第8章

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第68話 一か月後の日常



 珍妙な治癒魔法使いシロナが一人でフィールドをさまよっていて、ピンチに陥っていたのを助けてから約一か月経った。


 色々あって、一時的に引きこもりを忘れたような状態にもなったけど、あれはトラブルが重なった故のでき事だったからしょうがない。

 ただの『状態異常:外出』だったんだよ。


 あの後は、特に変わった事なんてない。


 特に進化を遂げるでも、前向きに前進するでもなく、僕は引きこもり生活に戻っていた。


 布団の中でまどろみながらあくびをしていると、人の気配が近づいてくる。

 部屋の扉閉めてなかったっけ?


「ふぁーあ」

「ニルバさん、寝すぎは体に良くないですよ。もうお昼です」

「ふぁ、ほう」訳(あ、そう)


 声をかけて来たのはシロナだ。

 プレイヤーホームの中を中心に行動してる日常に戻ったはずなんだけど、何でか彼女はよく僕の家にやってくるようになった。

 で、僕の生活見ては、あれこれ言ってきて煩いんだよね。


 そりゃ、最初はちょっとドキドキしたよ?


 シロナ、見た目は可愛いし。それに悪い奴じゃないし。

 女の子が僕のプライベート空間に入って来ることなんて……つまり家に来る事なんて、今までなかったわけだし。


 でもさ。

 でもね。

 悲しいかな。


 人間って慣れるんだよね。


「じゃ、おやすみ」


 起こしに来たシロナに半目になって、会話を強制終了。

 僕は、まどろみにひきずられるようにして、布団にダイブした。


「駄目ですってば」なんて言ってるシロナの言葉は、すでに言葉じゃなくてただのBGMだ。



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