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第36話 そこそこ強いサイクロプス



 で、お次は一つ目の巨人サイクロプスが出てきたと。

 何なの、そんなに僕の邪魔したいの君ら。


 さすがにいちいち相手をしてられないので、隠れてやり過ごす事にした。


 視線の先では、歩く巨体のサイクロプスがウロウロしている。

 僕は十字路の過度に潜んで、様子見。


 このまま行先に居座るようだったら、さすがに戦わなくちゃいけなかったけど、その必要はなかったみたいだ。


 特に何の目的もなくぶらついていたらしいそいつは、適当に歩き回って満足したのか、どこかへのしのし歩いて行った。散歩でもしてたの?


 まあ、モンスターの生活習慣だの趣味だのどうでもいいか。


 足音を殺しながらその区画を通過。


 一応僕の装備には、気配を遮断する効果のある物もあるけど、それは普通に行動している状態では発揮されない。


 一定以上の音を出さないようにするのと、一定以上のスピードを出さない様に移動する必要があるのだ。


 サイクロプスがこちらを振り向く素振りを見せないのを確認しながら、僕は奥へと進んで行った。


 ここまで、それほど手ごわいモンスターと戦う事はなかったけれど、この先もそうだとは限らない。


 一撃でとんとんと終わらせられるような相手ではない限り、今みたいにやり過ごして行った方がいいだろう。



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